2015年7月28日火曜日

きもちい!おいしい!の夏のある日。

2歳児クラス 保育活動報告

プール遊びが始める前のある日のこと、園庭に遊びに出た子どもたちは園庭に設置されている大きなプールを発見!先生と一緒に近くに見に行くと、「わ~プールだ!大きい~、早く入りたい!」と大きなプールに感動の子どもたち。

先生が「りす組(2歳児)もこの大きなプールに入れるんだよ、楽しみだね」と伝えると「やったー」と再び喜んぶ、プール開きが待ちきれない子どもたちは洋服を着たまま水の入っていないプールの淵に足を乗せ、はやく入りたいとばかりに大はしゃぎしていました。

そして待ちに待ったプール開きの日。
お部屋で自分のロッカーからプールバックを持ってきて、水着を着てから幼児クラスのお友だちと一緒にプール遊びのお約束の話を聞きました。子どもたちは、水着が着られることがうれしかったのかいつもより早くお着替えをし、自分の水着をお友達や先生に見せびらかしていました。



いざプール遊びが始まると、プールの中をぐるぐるとワニのポーズで歩き回ってみたり、先生とシャワーで雨を降らせ、上から降ってくる水をからだいっぱいに浴びたり、プールの中に沈んでいる貝や魚の玩具を拾い集めたりと待ちに待ったプール遊びをおもいきり楽しみました。

  プールが終了した後は、お部屋でとうもろこしの皮むきをしました。子どもたちは無心になって何層にも重なっているとうもろこしの皮をむき、全部はがれるととうもろこしの匂いをかいだり、中にはおいしそうに見えたのかとうもろこしを食べようとする姿も見られました。剝き終わったとうもろこしは早速、焼きとうもろこしになっておやつに出てきました。



2歳児クラスの子どもたちの楽しく、美味しいある夏の一日でした。
                                      (オベリン保育園 北村侑磨)




夏の風物詩!!流しそうめんを楽しみました。

幼児クラス 保育活動報告
今年も幼児クラスのみんなで流しそうめんを楽しみました。
流しそうめんを食べるだけでなく、竹や食材の準備も自分たちでしたんです!!


竹は、やすりを使ってツルツルに磨き、節をなめらかにしました。
「節があるとそうめんが上手に流れないから、ツルツルにね」っと言われると、手で何度も確かめながら力いっぱい磨き、「よし!!これでそうめんがよく流れそうだ。」っと一生懸命取り組んでいました。



そして、流しそうめんのつゆはぞうぐみが、つゆにいれるすりごまはきりんぐみが、具材のなめこはひつじぐみがクッキングをし、準備しました。




みんなの力が集まり、美味しく、楽しく、流しそうめんをすることが出来ました。
箸やフォークをスタンバイし、流れてくるそうめんをキャッチ!!
そうめんだけでなく、ぞうぐみが型抜きをした人参や、ひつじぐみが洗ったミニトマトや、とうもろこし、ブロッコリー、ぶどうも流れてきて、大盛り上がりでした。
おなかがポンポンになるまでそうめんを食べ、大満足の子どもたちでした。



                                    (オベリン保育園 矢崎遥奈)

2015年7月21日火曜日

ザリガニ 釣れるかな?

今年度3回目「あそびのもり」の実施報告
あそびのもりはる・なつの第三回目は、雨上がりのなか小山田緑地に行ってきました!

ネイチャービンゴや保育リーダーと遊ぶこと、ザリガニや虫などの色んな生き物を見つけることを楽しみにしていた子どもたち。足取りも軽く広場に向かいました。


広場に着くと、早速虫探しや木の実を拾ったりして散策を楽しんでいました。バッタやカマキリ、クワガタを見つけて、友だちと見せあっては夢中で探していました。

ザリガニ釣りチームは、さきいかを枝につけて、池にそうっと入れて釣りを始めました。「釣れるのかなー?」と、ドキドキした様子の子ども達。しばらく待つとザリガニが餌に食い付き見事に釣れました!「大きいね!」「ハサミがあるね」「触ってみたい!」と釣れたザリガニを観察したり、「自分も釣ってみたい」と大盛り上がり。



結局一匹しか釣れず、「釣りたかったな、悔しいな」と話していましたが、大人も子どももいつの間にかザリガニ釣りに熱中して遊ぶ姿が印象的でした。

次回の活動は9月です。ぜひ参加してみたいという方は保育園までご連絡ください。

(オベリン保育園 鶴見 菜穂)



ちょうちょかな?

乳児クラス 雨の日の感触あそび 報告

雨が降るある日、お部屋で過ごす子どもたちをひらひらひら~とちょうちょが遊びにきてくれました!
「わー!ちょうちょだー!」と大喜びの子どもたち。上からゆっくりと降りてくる色とりどりのちょうちょを捕まえてみると、その正体は『お花紙』でした!ふわふわと落ちてくるお花紙を見て始めはちょっと不思議そうな顔をして「これはなにかな?」としばらく観察していた子どもたち。しかし、慣れてくるとにっこり笑顔で「ふわふわ~」とお花紙を落として遊んでいました。


しばらくするとビリビリやクシャクシャといった音が聞こえてきます。細かく破ってみたり、丸めてみたり、それぞれお花紙の感触を確かめながら思い思いに遊びます!そのうち、お部屋は色とりどりのお花紙でいっぱいになりました!落ちているお花紙をたくさん集めて上から投げたり、床に寝そべってお花紙のシャワーを浴びたり…。「ないないしてー!」とお花紙をかぶせて足や手などを隠して遊ぶ子どももいました。



たくさん遊んだあとはお片づけ…ではなく、小さいビニール袋にお花紙と空気を入れてボール遊び!!ポーンポーンと投げてみたり、シャカシャカと振ってみたり、中にはビニール袋を手で潰して出る「ムギュ!ムギュ!」という音を楽しむ子どももいました。これには先生たちもびっくり!「そんな遊び方があるんだね」と子どもの発想に驚きました。


ようやく梅雨があけましたが7月、8月も子どもの発想を大切にしながら様々な感触に触れ、楽しく元気に過ごしていきたいと思います。
(オベリン保育園 佐久間 景)

さかながいたよ。

子ども広場事業 ふれあい水族館 報告

7月15日(水)に地域活動『ふれあい水族館』を行いました。

今年度も多摩川大学からコイやなまず、カニ、カメが遊びに来てくれました。
最初にふれあい水族館でのお約束を紙芝居で見てから魚やカニ、カメがいるそれぞれのプールに移って海や川の生き物を見たり触れたりして親子で生き物ふれあい遊びを楽しみました。


「おさかなさんいたね」「カメさんのせなかかたいね」などお友だちが楽しげにしているところを見て、ドキドキして遠くから見ていた子もプールの中を覗き込んだり、チョンと触ったりできるようになっていました。

在園児の子どもたちも地域活動の前後に遊びに来て、水辺の生き物ふれあい遊びを楽しみました。プールに入ってコイやなまずに触れる大きな子どもたち。「あのさかなさわってみて!ぬるぬるしてこんにゃくみたい!」と初めて触るなまずに大興奮していました。


子どもたちは「カメのみみはどこにあるの?」と水族館の方に質問し、実際にカメを見ながら教えてもらっていました。その他にもカニのオスとメスの見分け方を教えてもらったりもしていました。


水辺の生き物との触れあいを通して、親子での楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今回の地域活動では、26組(55名)の親子が参加してくださいました。多くの皆様に参加いただき心より感謝いたします。
次回は8月21日に【絵の具あそび】を行います。参加希望の方は保育園までご連絡ください。

(オベリン保育園 和田 隆)

2015年7月16日木曜日

山ちゃんがやって来た!の巻

0.009反の田んぼ活動 報告➂

みんなが毎日の給食で食べているお米を作ってくれている「山ちゃんのお米」こと山田さんが岐阜からやってきてくれました。山田さんにはオベリン田んぼを作るにあたって、いろいろご指導をしていただいています。この日は土曜日で残念ながら土曜保育の子ども達しか会えなかったのですが、いつも山ちゃんの話を聞いている子ども達は山ちゃんの顔を見るなり「あっ!山ちゃんだ!」と大興奮。「早く~田んぼに行こうよ!」と手をつないで田んぼまで案内してくれました。


田んぼに行くと「思っていたより本格的な田んぼだね。すごいな~」と驚く山田さん。子ども達は「よく、ここまで頑張りましたね。」とほめてもらってとても嬉しそうでした。岐阜と違って相模原の気候は暖かく土からの栄養をいっぱいに吸い上げた保育園の田んぼは、ちょっと元気が良すぎるくらいのやんちゃな苗になっているそうです。しかし山ちゃんからは「もうここまでくれば大丈夫!」と太鼓判をいただき、その言葉に「月曜日にみんなに言わなきゃ!」と笑顔いっぱいの子ども達でした。.

もう少しするとお米の赤ちゃんが生まれる様子が苗の中で見えてくるそうです。「ぜひ!子ども達にその神秘的な光景を見てもらいたいので見逃さないようにね!」と最後に大きく成長する苗の楽しみと神秘さをまた一つ教えていただきました。
山田さん、遠い淵野辺まで足を運んでいただきありがとうございました。

(オベリン保育園 伊藤航也)

2015年7月11日土曜日

お米の苗すくすくと成長中の巻

0.009反の田んぼ活動 報告②


6月の田植えから1ヶ月経過した頃は、苗に元気がなくて「ちゃんと育つかな~大丈夫かな~」とみんな心配していました。月曜日の朝、田んぼを見に行くと「あれ?元気になってきた!」と少し葉っぱが増えて、色も緑色になってきました。田んぼを見ながら「お水をいっぱい飲んで元気になったんだね」と話していました。


田んぼの仕事で大切なのは水の管理です。雨が降ったら田んぼにたまった水を減らして、天気がいいと水を入れます。「水は5センチ!」「山ちゃん(給食のお米を作ってくださっている山田さんのこと)はひとりで毎日田んぼのお世話して大変だね」と子どもたちはいろんな思いをもちながら毎日田んぼのお世話を頑張っています。


水をすくっていると黒い虫が泳いでいるのを見つけて「あっ!コガネムシだ!」「こっちにもいた」と昆虫探しがはじまり、他にもトンボやバッタといろいろな生き物が田んぼの周りに集まってきています。


毎日苗を見ていると葉っぱがどんどん増えてきています。この様子のことを「分けつ」と言うそうです。今日はみんなで葉っぱを数えてみようと考えていたのですが「腕より長くなってきたよ」「腰の高さまで伸びたよ」「ぼくの身長より大きくなるかな」と長さに興味があるようなので、今回の観察テーマは「計る!」になりました!


さっそく苗の葉を計ってみると、田植えをした時の苗は15cmくらいだったのが1ヶ月で64㎝と記録更新!定規を立て葉っぱを合わせて「ろくじゅう、いち、にい、さん、しい」と真剣な顔で目もりを数える姿が見られました。


定規だけでなく時計やはかりの数字にも興味がある5歳児ぞう組。いろいろな経験から自然と数字と仲良しになっていくぞう組でした。

(オベリン保育園 伊藤航也)

2015年7月7日火曜日

“たのしいね” みんなおともだち。

相模原中央支援学校との保育交流 報告

ぞうぐみ(5歳児クラス)を中心に、相模原中央支援学校の視聴覚部門のお友だちと定期的に交流を持っています。先日、今年度初めての交流会を行いました。


昨年度運動会などで顔を合わせていたこともあり、「ひさしぶりだね~」と手を振る子どもたち。
室内では、ドキドキしながらの自己紹介。“たのしいね”の歌を手話付きで一緒に歌ったり、イス取りゲームをして楽しみました。


園庭遊びでは、広いグラウンドを一緒に走ったり、滑り台やお砂場をして遊びました。
初めはドキドキしていた子どもたちも一緒に遊ぶ中で徐々に距離が縮まり、帰る頃には「もっと遊びたいよ~!!また絶対に遊びに来たい!!」っと言っていました。


今日できたお友だちとタッチでバイバイをし、また遊ぶ約束をしました。
帰りの道では、今日習った手話“たのしいね”(両手を開き、上下に動かす動作)をしながら、「たのしかった!!手話でやるとこうだよね。」っと笑顔で話す子どもたちでした。
支援学校との交流を通し、様々なコミュニケーションのとり方や、いろいろなお友だちがいることなどを知ったり、感じたりしていって欲しいと思います。


 (オベリン保育園 矢崎遥奈)

ごはんを大切に食べるために

幼児クラスの食事マナー 報告
会うのをずっと楽しみにしていたカナコちゃんが遊びにきましたよ。なんだか最近食事中のお行儀が悪くて一緒に住むお婆ちゃんに注意されてしまうので、4歳児きりん組と5歳児ぞう組のお友達に食事マナーを教わりにきたんだって。


お腹ペコペコのカナコちゃんが早速ご飯を食べようとして座ると・・・「ダメー足が開いてる!閉じて!」「ごはんと汁の位置が逆ー」「お皿はこうやって持って!」「こぼさないで食べるんだよ」「ごはんがお口のまわりに付いたままだよ」「こぼした所は拭いてね」「イス出しっぱなしはダメだよ」とまるでお母さんみたいな子ども達。


その後の昼食ではカナコちゃんに教えたようにマナーを意識しながら「ごはんを食べる時はお皿を持つんだったね」と食べている子ども達でした。



(オベリン保育園 荒川加奈子)

雨の多い梅雨だから楽しいね。

乳児クラスの保育活動 報告

梅雨が本格的に到来し、じめじめとした天気が続いていますね。雨が降った日にはお部屋でタンポ遊びや指先を使った遊び(シール貼り・パズルetc)をしながら過ごしています。


タンポ遊びというものは、割り箸の先に小さく切ったスポンジをつけ、布で巻き、そこへ絵の具をつけポンポンとスタンプのように遊ぶものです。初めてタンポ遊びをする子も前に行ったことがある子も、保育者のお手本をじっと見て、一人一枚の画用紙にきれいな絵を描いていました。


保育者の「ポンポン」という声に子どもたちも「ポンポン」とタンポで描くことを楽しんでいました。水色・ピンク・紫と綺麗な色で描かれた絵は、保育者がアジサイへと変身させ出来上がり。

そして「アジサイってなあに?」ということで、散歩に出かけ本物のアジサイを見に行くことにしました。保育者が「アジサイだよ」と伝えると何個も咲いているアジサイを見て「あった」とさっそく教えてくれたり、葉っぱや花びらに触れ子どもたちはとても喜んでいました。


また、園庭では梅雨ならではの虫に出会うこともありました。梅雨と言えば、みなさんは何を思い浮かべますか?そう。カタツムリ。雨上がりの園庭にはたくさんのカタツムリが顔を出していて子どもたちは大興奮の様子。


手に乗せてみるとニョロニョロゆっくり動く姿を見て、そ~っと子どもたちも優しく手のひらを広げていました。6月は梅雨ならではの物を子どもたちと絵本や手遊びの中で楽しんできたということもあり、カタツムリに出会うとすぐに「いたー」と教えてくれます。


また雨の日はみんなで紙皿にシール貼りをして楽しみました。様々な色のドットシールを自由に貼りつけ、その紙皿は、カタツムリの殻へ大変身。


お部屋に飾りつけをした次の日、子どもたちは大喜び。カタツムリを見ては、歌を口ずさんだり、手遊びをしてみたり、絵本を取りだしカタツムリの絵を見せ、指で「一緒!」と教えてくれました。



子どもたちの遊びが作品となり、発見や喜びに変えられることが出来、また今まで興味のなかった子も興味を示して遊んでいる姿があり、とても嬉しい梅雨の季節となりました。


(オベリン保育園 岡崎あゆみ)

なが~い廊下はたのしいよ。

乳児クラスの探検あそび 報告
YMCAオベリン保育園といえば、この長い廊下が保育園の特色でもあり自慢のひとつでもあります。 この廊下、いろいろな活動で大活躍なのですが、乳児クラスは特にハイハイやあんよができるようになったばかりの子どもたちにとってはもってこいな廊下なのです。


この時期の子どもたちは自分が興味を持ったところへ行けるようになり、探索をするようになります。“こっちは何があるかな~?”“あっちはどうなってるかな~?”と興味や関心を持った場所へどんどんでかけていきます。そんな子どもたちにとってこの廊下の探検は大好きなことのひとつです。


「探検にいこう!」と廊下の扉を開けるとすぐに廊下へでかけて行き、あんよやハイハイでどんどん進んで行きます。まっすぐに玄関ホールに向かってまっしぐらの子、“まってまって~”とお友だちの後をついて行く子、あちこち見ながら少しずつ前に進む子などその子なりの探索をして楽しんでいます。

お座りのお友だちも廊下の大きい窓ガラスをのぞき込み、外の景色を見て何か発見すると「あっ!」と元気な声で知らせてくれます。手作りの手押し車を歩いて押してご機嫌になることもあります。

 前進あるのみの子どもたちですが、ときどき後ろを振り返り、先生はいるかな?友だちはいるかな?と確認する姿が見られます。安心できる存在がそこにあるかどうか、自分を見てくれているかどうかを確認しているようです。そんなとき保育者が“大丈夫、ちゃんと見てるよ、行っておいで”と安心できるように声をかけたり、目と目を合わせたりしながらそっと背中を押してあげると、子どもたちは再び前を向いて前進して行きます。

 廊下探検の後は、玄関ホールにある絵本コーナーで大好きな絵本を楽しむ子どもたちでした。


(オベリン保育園 小泉のぞみ)