2015年11月27日金曜日

おおきくな~れ、かぶのたね。

乳児クラスの保育活動報告
色々なものに興味津々の子どもたち。「これなに?」「あれなに?」「なんで?」と毎日たくさんの疑問が出てきます。とくに給食の時間になると、もう食事どころではありません。様々な食材が小さなお皿に詰まいるので、頻繁にでてくる「にんじん!」「たまねぎ!」などの食材が出てくると、全て子どもたちは小さな指で指差しながら教えてくれます。
しかし、あまり登場しない食材が出てくると「これはなんだ!?」とじっくり観察したあと、「なーにー?」と保育者に訪ねます。「〇〇だよ」と伝えると安心して口へ運び、美味しそうに食べています。

そんな子どもたちと先日、かぶの種を植えました。
『おおきなかぶ』の大型絵本を見たあとに保育者の手に乗っていたのは小さな小さなかぶの種。すこし難しい顔をして“これが、かぶなの?”“さっき見たものと違うなぁ”と不思議そうに見つめる子どもたち。
「みせてー!」と、触ったり匂ったりして感触を確かめました。その種を今度はひとつまみ持ち、パラパラっと土の穴の中へ。「できたー!」「もういっかい!」と大興奮!種の入った土の穴をじっと観察している子どももいました。
全部まき終わったら次は水やり!窓越しに「おおきくなぁれ!おおきくなぁれ!」とお願いしながら水やりを見守りました。今回は保育者が代表して水やりを行いましたが、子どもたちの「やりたい!」という意欲とリクエストにより、次回からは保育者と一緒に子どもたちが順番に水やりをしていきたいと思っています!

これから子どもたちと一緒にかぶの生長を見守っていきたいと思っています。かぶもみんなもどんどんおおきくな~れ!
(オベリン保育園 佐久間 景)


もこもこおしりのひつじさん、こんにちは!

幼児クラスの保育活動報告
幼児ぐみでは先日、服部牧場に行って来ました。
なぜ牧場に出かけたか?
それは、12月にあるクリスマス礼拝で、幼児ぐみはページェント(降誕劇)をします。その中に出てくる<ひつじはどんな鳴き声?><どんな感触?><どんな所にいるの?><イエス様が生まれた馬小屋ってどんな場所?><どんな匂い?><何が周りにいたの?>など子どもたちのたくさんの疑問を実際に子どもたち自身が見たり・聞いたり・触ったり・匂ったりしながら確かめる為に牧場に出かけました。

牧場に着くと、早速大きな馬や牛が子どもたちをお出迎え。
「おはよう!」と子どもたちが言うと、その声に合わせて動く動物達に大はしゃぎ!
牛舎の中を見学すると、間近に豚や鶏、牛や小ヤギを見ることができ、大興奮な子どもたち。
それと同時に、「イエス様はこんなところで生まれたんだ。寒かったかな?」「でもたくさん動物がいたから寂しくなかったかな?」と自分達なりに考えていました。
1番会いたかったひつじさんがいないなぁ…「ひつじさんはあっちかな~?」
牛舎の中を進んで行くと、ついにひつじさん発見!「ひつじさんいたよ」と子どもたち。「“めぇ~”って鳴いてる」「ひつじさんのおしりもこもこだ!」
ちょっぴりドキドキしながらひつじさんに触ってみると…「すご~い!!本当にもこもこしていて気持ちいい」「ひつじさん触っても怒らないし、優しいんだね」と感じたことを口々に話す子どもたちでした。
保育園に帰ってきてからも「めぇ~」と本物のひつじのように鳴き真似をして遊んだり、ページェントごっこを楽しんでいる子どもたちです。是非12月のページェントをお楽しみに!
(オベリン保育園 矢崎 遥奈)

自然物を使って料理ごっこ。

今年度6回目「あそびのもり」の実施報告
あそびのもり・あきの活動がありました。
今回も先回につづき、小山田緑地梅木窪分園へ。

前回よりも木が紅葉し、たくさんの落ち葉を踏んで感触を味わったり、どんぐりや紅葉した葉っぱを拾い集めることを楽しみながら歩いていきました。

広場では、どんぐりや、落ち葉、枝を紙皿にのせて料理ごっこ。「カレーだよ」「野菜炒めもあるよ」と、イメージを膨らませながら、枝を折ってのせたり、葉っぱをちぎってのせて作っていました。おうちごっこに発展し、お母さん役、お父さん役になって遊んだり、枝を箸に見立てて食べようとする姿がかわいかったです。


がけ登りも人気で、真っ黒になりながら何度も挑戦。登り終えると、上から滑って降りてきてはまた登ることを繰り返し楽しんでいました。前回登ることを躊躇していた子も、登り方が分かり、全身を使って力強く登っていました。

アサザ池の近くでは、夏にやったザリガニつりを思い出しながら、つりごっこ。生きたザリガニはいませんでしたが、枝を釣竿に見立てて遊ぶことを楽しんでいました。
秋が深まったことを、見たり、触れたりするなかで感じ、のびのびと遊ぶことができました。

次回の活動は1月9日です。冬の寒さに負けず、自然のなかで体をいっぱい動かして遊びたいと思います。
(オベリン保育園 鶴見 菜穂)

自然の恵みに感謝して。

収穫感謝礼拝・クッキング 実施報告
収穫感謝の礼拝とクッキングを2日間にかけて行いました。
1日目はクッキング(野菜炒めと豚汁)の準備です。野菜を洗ったり、皮をむいたり、葉物をちぎったり、切ったり、肉を買い物に行ったりと0歳児ことり組さんから5歳児のぞう組さんの保育園のお友だち全員で協力して準備をしました。「白菜重たいね」「ピーマンの種とりならまかせてよ!」「これは、さつまいも?里芋?」などみんなで触ったり、匂いを嗅いでみたりしながらとても上手に下準備をしてくれました。
2日目は礼拝とクッキングです。礼拝ではつい先日収穫したばかりのオベリン米と昨年仕込んだ味噌の完成お披露目を行い、神様が与えてくださった自然と実りに感謝しました。
そしていよいよクッキング!園庭で野菜炒めを作りました。大きなバーベキューコンロを目の前にして「わぁー!大きいねー!」と驚く乳児さん。「これ、私がちぎった!!」と自分たちが準備したたくさんの野菜をみんなで天板にのせていきました。



しばらくして“ジュー”と野菜の炒める音がしてくると「ジュージュー音が聞こえるよ!」そして煙が出てくると「みてみて!煙がもくもく出てきた!!」とおにぎりを握りながら野菜炒めの完成を楽しみに待っている幼児さん。

おにぎりのお米はお手伝いで米研ぎをしているぞう組さんが、いつもは5合ですが今日は4.5kgのお米を全員で協力して研いでくれました。豚汁も作ってくれました。


さらに、野菜炒めを作った残りの炭火の中に幼児さんが畑で育てたさつまいもを入れて“やきいも”にしておやつでいただきました。出来たてホカホカの焼きいもに「いつもより甘いよ!」「いつもとは違うに匂いがするね」といつものおやつで食べる焼き芋との違いを発見した子ども達でした。

収穫の喜びと実りに感謝した2日間でした。
(オベリン保育園 荒川 加奈子)

大きなお芋が出てきたよ!

幼児クラス畑活動 おいもほり実施報告
幼児ぐみでは、春にさつま芋の苗を植えて、秋の収穫に向けて一生懸命お世話をしてきました。
今まで暑い中でも力いっぱい雑草抜きをしたり、“大きくなるように”と心を込めて水やりをしてきました。今回はいよいよ待ちに待ったお芋掘り!!
「お芋大きくなっているかなぁ~」「(両手を大きく広げて)こ~んなに大きいお芋掘るぞ!!!」とやる気満々!!そして、収穫したお芋は焼き芋にして保育園のみんなで食べようと計画しています。「甘くって美味しいお芋になってるかな~?」と期待も膨らませていました。
畑に着くとみんなもぐらさんに大変身。両手で土を掘り、掘り、掘り…「あっ、お芋見えてきた!」

お隣のおともだちと力を合わせながら、うんとこしょ、どっこいしょ…お芋が折れてしまわないように丁寧に土を掘っていき…「お芋掘れた!」ニコニコ笑顔で大きな大きなお芋を見せてくれました。
畑のいろんな所から「お芋掘れた!!」と声が。大きい“デブいもちゃん”だけでなく、小さい小さい“赤ちゃんいもちゃん”や細長い“やせいもちゃん”も出てきて、その形や大きさに大喜び、大笑いの子どもたちでした。

収穫したさつま芋は収穫感謝祭のときに焼き芋にして食べます。
たくさんの恵みを与えてくれて、ここまでお芋を大きくしてくれた神様に感謝の気持ちも感じることのできるオベリン保育園の子どもたちでした。
(オベリン保育園 矢崎遥奈)

秋のしぜんで遊ぼう!

今年度5回目「あそびのもり」の実施報告
あそびのもり・あきの活動を行ないました。
今回は、久しぶりに小山田緑地梅木窪分園に行ってきました。
木のトンネルにはたくさんのどんぐり。どんぐりや枝を拾いながらゆっくり広場に向かいました。「この枝クラフトに使えそう!」と期待を持ってたくさん拾う子もいました。
広場に着くと、クラフト作りや、虫探し、がけのぼり、ネイチャービンゴなど、それぞれが好きなことを楽しんでいました。がけ登りでは真っ黒になりながら何度も挑戦する子もいました。夢中になって登りきった時には満面の笑みでした。
クラフト作りでは好きな色の麻ひもや毛糸、枝の組み方を選んで、あそびのもりのリーダーにやり方を教えてもらいながら取り組んでいました。組んだ枝に毛糸を丁寧に巻いていきます。できあがりに満足気な子どもたち。すてきなお土産になりました。
帰りのバスでふりかえりをし、名札にシール貼りをしました。どんどん増えていくシールを見て嬉しそうな子どもたちでした!次回も引き続き秋の自然物を使って遊びたいと思います。
(オベリン保育園 鶴見 菜穂)

いちごさん大きくなってね。

乳児クラスの保育活動 報告

先日、ことり組の子どもたちといちごの苗を植えました。
子どもたちにいちごの苗をみせると「あー!あー!あー!」と声を出して゛これはなぁに?"と興味津々にいちごの苗を見つめていました。初めてみたいちごの苗に大喜び!ニコニコ笑顔をみせてくれました。
保育者がテラスでいちごの苗植えをしているとハイハイやあんよでやってくる子どもたち。
゛なにしてるの~"と窓越しにのぞきこんで、゛ぼくも。わたしも~!と、"猛アピール!保育者と一緒にテラスにいき土をいれたシャベルをわたすと、゛ジャー"とプランターに土をいれたり、また、土をすくって上手にくるっと手首をかえし土をもどすことを楽しんでいました。

どうやっていちごが大きくなるのか楽しみに子どもたちと待ちたいと思います。
(オベリン保育園 梅田亜未)



絵本をひらいて、おかあさんとお話いっぱい。

保育ウィークのようす ④

最終日の保育ウィークは、図書コーナーの開放を行なったほか、ブロックで遊べるスペースやソフトブロックの滑り台とマットで体を動かせるスペースも用意しました。
図書コーナーでは、思い思いに絵本を開いて楽しむ子もいれば、お母さんに絵本を読んでもらう子、お気に入りの絵本を持ってお出かけしてお友だちやそのお母さんに「みてみて」と紹介する子もいました。
ソフトブロックの滑り台やマットのスペースでは、全身を使って遊ぶのを楽しんでいました。また、牛乳パックでつくった手作りの車に乗ってドライブを楽しむ子もいました。また、お母さん同士で談笑したり、相談をしたりと交流の場を持つこともできました。
最後は保育園の子どもたちにも大人気の『はらぺこあおむし』の大型絵本を、歌に合わせて楽しみました。今年の保育Weekでは、合わせて4回の活動を行い、計35組の親子に参加いただくことができました。ご参加いただきありがとうございました。
(オベリン保育園 和田 隆)

おかあさんの暖かさを全身で感じながら。

保育ウィークのようす ③
保育ウィーク3日目は『ロイヤルベビーマッサージ』を行ないました。
今回のベビーマッサージもロイヤルセラピスト協会の黒田恵子先生にお迎えし、ゆったりした雰囲気の中でベビーマッサージを教えていただきました。
マッサージを行う時は、まず始めに子どもに「マッサージするよ~」と伝え、子どもの了解を得てから行うことが大事だそうです。子どもの気分が乗らない時には無理をせず、マッサージをお休みすることも必要だとのことです。

子どもたちの了解を得たところで、体の各部位のマッサージを進め、どういった効果があるのかを教わりながら実践していきました。お母さんのマッサージや語りかける声に子どもたちも顔をほころばせていました。また、最初の自己紹介の時に出てきた悩みの、夜泣きやお腹が張ってうんちが出ないなどにも効果があるとされているマッサージも教わりました。
今回も終始和やかな雰囲気で親子の時間をゆったり過ごすことが出来ました。
(オベリン保育園 和田 隆)

ほいくえんのごはんって?おやつって?

保育ウィークのようす ②

保育園で普段から園児が食べている「お昼ごはん」と「おやつ」の試食会を行いました。

メニューは、子どもたちが食べにくい食材や苦手な野菜でも食べられるヒントになればということで以下のメニューを用意しました。
「高野豆腐のたまごとじ」
「小松菜とえのきの納豆和え」
薄味だけれどお出汁の旨味でおいしい「みそしる」
おやつには冷蔵庫の残り物を使って簡単に作れて栄養もある「ちくわぶのきな粉和え」、「じゃこトースト」を紹介しました。

質問や悩みなどの質疑応答をしながら参加者の皆さんと和やかな雰囲気でお昼のひと時を過ごしました。乳幼児期は成長するためには、
たくさんの栄養を必要とします。私たち大人は「たくさん食べて欲しい」と願いますが、食べる量は子ども10人いれば10人とも違い、また、必ずといってよいほど「食わず嫌い・好き嫌い」も出てきます。無理に食べさせるのではなく「楽しい食事の時間」を大切にしていただき、いつかは直るものなので見守ってあげてください。
(オベリン保育園 荒川 加奈子)