2017年5月29日月曜日

大きいお芋になりますように!!

幼児クラス 保育活動報告
幼児ぐみでは、今年も農村伝道神学校の畑を借りて、さつま芋を育てていきます。
大きいクラスの子どもたちは、今までの経験もある為「大きいお芋になるようにがんばるぞ!!」「お芋ができたら、またみんなで焼き芋して食べたいな」と特に張り切っている様子。保育者と一緒に植え方を確認し、スタート!!
“さつま芋は土の中で大きくなるから、寝かせて植えなくっちゃ”
“土の中でよーく眠れるように大きいベッドを作って優しく土のお布団をかけてあげよう”
と心を込め、1つ1つ丁寧に植える姿がありました。
初めて苗植えをするひつじぐみも、土の感触を楽しみながら一生懸命取り組んでいました。
「見て~!!さつま芋植えられた!!」と嬉しそうなニッコリ笑顔。
そして、日々異年齢で過ごしていることで、自然とかかわりを持つ姿が見られました。
小さいお友だちがうまく植えられずに「これでいいの?」と不安そうな顔をしていると
すかさず大きいお友達が近くに行き、「一緒にやろう」と優しい声で手を差し伸べてくれます。
自然と甘える小さいクラスのお友だち。そして、頼もしい姿に憧れを持ったり、信頼をしたりしています。
大きいクラスのお友だちも、困っている人の力になることや頼られることへの喜びを感じ、更に意慾的に過ごしています。
最後に、さつま芋がしっかりと植わっているか“ぞうぐみチェック”!!
1つ1つ丁寧に、そして厳しくチェックしていくぞうぐみのおかげで、今年も150株
無事に植えることができました。
“大きくなってね”と願いを込めながら水やりもしました。
これから秋の収穫に向けて、定期的にお世話をし、生長を見守っていきたいと思っています。
(オベリン保育園 矢崎遥奈)

お散歩に行ってきました!

乳児クラス 保育活動報告
うさぎぐみで、鹿沼公園にお散歩に行ってきました。バギーに乗ったり、歩きたい子は保育者と一緒に手をつないで歩きます。
電車やバスを見つけては指差しをしたり、声を出して保育者に見つけたことを知らせ、楽しみながら公園に向かいました。
 公園に着くと、みんなで探索!斜面をよつばいで登っていくとタンポポや春の草花、小枝や小石など魅力的なものがいっぱい。
タンポポの綿毛を見つけ「ふーっ」と吹いたり、小さなお花を見つけたり、小枝や小石を拾い集めたりして、自然に触れながら遊びました。
 
 帰りは階段をよつばいで下ります。だっこして下りればすぐの距離も、子どもたちにとってはちょっとした挑戦。砂で洋服を真っ黒にしながら、手もしっかり使って下りていきます。「できたねー!」と一緒に喜ぶとどこか誇らしげな表情を浮かべる子どもたちでした。
これからもたくさんの自然に触れたり、身体をたくさん動かして遊んでいきたいと思います。
(オベリン保育園 鶴見菜穂)

2017年度あそびの森スタート!

もりのようちえん「あそびのもり」 実施報告
今年度もあそびの森がスタートしました。今日は、小山田緑地に雨散歩に行ってきました。かっぱを着てバスを降りると、「雨降ってるね!」と、わくわくした様子の子どもたち。普段できない雨の中の散歩に期待を持っているようでした。森に入っていくと、「森のトンネルだー!」と上を見上げたり、木が茂っているところとそうでないところの明るさの違いに気づいていました。また、生い茂っている草に雨がポタポタと降ると、草がぴょんぴょんと跳ねているようで、「雨が楽器をひいているみたいだね」と、イメージを膨らませていました。森の中で聞こえるのは雨の音や、鳥の声。子どもたちは、時々聞こえてくる蛙の鳴き声にも耳をすませていました。
小雨だったので、アサザ池まで歩き、少し遊ぶことに。「蛙いるかな」と池を見に行ったり、虫探しをしたり、崖に登る子も・・・。
どろどろになりながらも、登りきった子は誇らしげに「登れたよ」と教えてくれました。「あそびのもりなら、どろどろにならないとね!」と言いながら、雨の中でも元気に動き回る子どもたちでした。雨の日だからこその遊びや気づきのあった活動となりました。

次回の活動は624日です。次回も自然の中ならではのあそびを思い切り楽しんでいきたいと思います。
(オベリン保育園 鶴見菜穂)

2017年5月9日火曜日

ひとつ大きくなったひつじさん。

幼児クラス 保育活動報告 
4月から1名の新しい友だちが加わり、13名での3歳児ひつじ組がスタートしました。
 ひつじ組の子どもたちは、幼児クラスに向けて2歳児りす組の時から色々取り組んできたことで、大きな混乱や不安もなく過ごす事が出来ています。また、新入園児も保育者や在園児の子どもたちに色々教えてもらいながら生活の流れを覚え、友だちと楽しく遊ぶ姿が見られています。


 暖かくなったこともあり、だんご虫やありたちが活動をはじめ、園庭に出ると子どもたちは草むらや園庭の隅に行き虫探しをはじめ、一人の子が虫を見つけると他のお友だちにも知らせに行ったり、見せ合ったり、虫がいた場所を教えあい、みんなで頭をつき合わせながら楽しんでいます。

散歩では、遠くの公園に行くのを目標に今まで行きなれた近くの公園にたくさん出かけてみたり、ジャングルジムや大きな遊具のある公園の滑り台を自分の力で登ってみたりして友だちと楽しんでいます。

今はまだ、クラス単独で動くことが多いですが、上のクラスの子と一緒になることもあり、「いれて」と自分から声をかけてパズルや絵本を見たり、出来ないところや困っていることがあると優しく「やってあげようか」「これ忘れているよ」などと声をかけてもらい、手伝ってもらったり、教えてもらうことを喜んでいます。

幼児クラスになったという嬉しい気持ちが子どもたちからもたくさん見られ、「幼児さんになったから○○が出来るんだ」と意欲的に生活する姿が見られています。また、遠くの公園にいける!園バスに乗れる!などたくさん楽しいことが待っているということが、なによりの子どもたちの中では嬉しく毎日の励みとなっているようです。

これからも子どもたちと遊びの中から、いろいろな発見とたくさん喜びを感じていきたいと思います。
(オベリン保育園 北村侑磨)

ひとつ大きくなって

幼児クラス 保育活動報告
 新年度を迎えて、ひとつずつ大きくなった5歳児クラスのぞうぐみと4歳児クラスのきりんぐみ。
ぞうぐみの子どもたちはオベリン保育園の中で一番大きいことを自覚し、年下の子どもたちに優しく接したり、お手伝いをしたりしています。そんなぞうぐみを見て、きりんぐみも真似をする姿が多く見られています。
 そんなぞうぐみときりんぐみですが、時には対抗意識を見せ、クラス対抗で「石集めゲーム」をしてどちらが多く石を集められるか総重量を競って盛り上がる姿もありました。


 最初に保育者がはかりを見せると「何かな? 身長をはかるものかな?」「病院でぶら下がっているものじゃない?」と色々考える子どもたち。保育者のヒントを元に、重さを量るものだと分かると、そこからどんどん自分たちで意見を出し、ゲームの内容やルールを考え出していました。その中でチームについて話し合い、昨年度活動してた異年齢の縦割りグループでやろうよと言う意見も出れば、「新しく入ったお友だちもいるからまだその子たちはグループ分からないよね?」と言う意見も出て、最終的には「きりんぐみとぞうぐみに分かれてやろう! それなら新しく入ったお友だちもクラス分かるもんね!」と相手の立場を考えてあげる素敵な場面もありました。


 みんなで納得したところでそれぞれのクラスに分かれました。一つ上のぞうぐみに勝つために一致団結して気合を入れるきりんぐみとどこか余裕を見せるぞうぐみ。



 いざゲームが始まると、すごい勢いで石を拾って集める子どもたち。バケツいっぱいに石を集める子もいれば、ある程度集めると重さが気になって保育者の元までもってくる子もいました。
いよいよ結果発表! 14.0kg対14.7という接戦の末、ぞうぐみの勝ちでした。最後にお互いを認め合って終わることができました。


 
また、異年齢の縦割りグループに分かれてゲームをする機会もありイースターで飾りつけたたまごを使い、いざエッグレースの始まり。

 おたまに乗せたたまごを落とさないように慎重に走るこどもたち。走っている子どもを応援する同じグループの子どもたちにも応援に力が入ります。 きりんぐみもぞうぐみも一丸になって楽しんでいました。
(オベリン保育園 和田隆)