2017年12月4日月曜日

へいわってすてきだね

幼児クラス 実施報告
11月はYMCAの平和月間ということで、子どもたちと平和について考える機会を持ちました。
幼児ぐみでは、“へいわってすてきだね”という絵本をみんなで読みました。
この“へいわってすてきだね”という絵本は、沖縄県に住む、小学校1年生の男の子が書いた詩です。
それを知った子どもたちは「すごい!!僕たちと同じくらいの歳だ」「僕たちも平和について書いてみたい」と声があがりました。
“平和のハト”を知っている子どもたちから「ハトに文字とか絵とか書こうよ」「それで玄関にある木に飾ろう」と意見が出て、早速スタート。
「へいわってどんなこと?」と聞くと子どもたちになりに考え、「おともだちとけんかしない」「ごめんねっていう」などお友だちや相手を思いやる言葉がたくさん出てきました。
また、「ごはんをいっぱいたべられること」「おそとであそべること」などみんなにとっては当たり前のことも、本当は平和なことで、幸せなことなんだと改めて感じていました。
今年は、募金活動の際、桜美林大学国際寮の学生さんや卒園した小学生の子どもたちとも一緒に、平和について考えることができました。

平和の木は、みんなの平和への願いでいっぱいになりました。

平和がいつまでもずっとずっと続いていきますように。
そして、平和を作りだす子どもたちでいられますように。
オベリン保育園 矢崎 遥奈

森のごはん作り。

もりのようちえん「あそびのもり」 実施報告
あそびの森・秋がありました。みんなでアルミのお皿を持って、「森のごはん作り」をしました。色々な葉っぱやどんぐりなどの実を使い、友だちと工夫して料理作りをする子どもたち。
 「これを入れてみたらどうかな?」「ゴマみたいな実もトッピングしてみよう」とアイデアを出し合いながら完成させていました。

カレーライスやサラダ、ふじさんケーキなどそれぞれ工夫をこらした「森のごはん」が出来上がっていました。
 そして今回小山田緑地にいる魚の展示も見ることができ、興味津々の様子でした。「メダカかな?」「ちがうよ、ハヤだよ」と、魚についての知識を発揮する子どももいました。どじょうや、おたまじゃくし、蛍の幼虫にも触れることができ、小山田緑地にいる生き物の種類に改めて驚きました。
今後も小山田緑地にある自然環境を生かし、五感を使って遊ぶ体験をたくさんして過ごしていきたいと思います。1月と2月にあそびの森・冬が実施されます。ぜひお申し込みください。
オベリン保育園 鶴見 菜穂

秋の自然を見つけたよ!

もりのようちえん「あそびのもり」 実施報告
天気が少し心配でしたが、レインコートを持って出発!
小山田緑地には落ち葉やどんぐりがたくさん落ちていて、すっかり秋。ざくざく音がするのを感じながら落ち葉の上を歩いていきました。
アサザ池の近くに着くと鬼ごっこをしたり、流れる小川を見たり、がけ登りを楽しみました。がけ登りでは「これで5回目!」と友だちと数を競うようにして登っていました。友だちと声をかけあって挑戦する姿が増えてきました。経験を重ねる中で、自分なりに目標を持ち、遊びが広がっているのを感じました。
またしおりのネイチャービンゴを友だちと行い、「まるいの見つけたよ!」「三角があんまりないんだよね」と話しながら、自然の中での様々な形を見つけたり、感触を確かめたりしていました。
秋の自然を見つけ、どんぐりや大きな葉っぱを嬉しそうに見せてくれる子どもたち。したい遊びを友だちと楽しみ、のびのびと遊ぶことができ笑顔があふれていました。次回も季節の変化に気づきながら、楽しく活動していきたいと思います。
オベリン保育園 鶴見 菜穂

おかえり! 小学生になったみんな!

卒園児同窓会 実施報告 

11月18日土曜日に卒園児のお友だちを保育園に呼び、同窓会を行いました。久しぶりに集まったお友だちと一緒に、保育園の玩具で遊んだりクリスマスで飾るオーナメントを作ったりしました。子どもたちと何で遊びたいか決めると、在園児にも人気のビーズ遊びがしたいという声が上がり、早速遊ぶことに!
 お友だちと協力しながら雨どいやウレタンブロックを使って、大きなジャンプ台を作りました。上手くいかないときも「勢いが強いからここにカプラ置けばゆっくりになるんじゃない?」「確かにいいかも!」と相談しては試行錯誤を繰り返していました。
 そして、雨どいや丸めたトタン板を使って長~いコースを作ることにも熱中していました。こちらも工夫に工夫を重ね、長い時間を掛けながら入念に微調整を行い、最後の机にビーズが転がったときには「成功だぁ~!!」と声を上げて喜んでいました。
 その他にも、ビーズを色別に分けてボールに集めて遊ぶ女の子たち。オシャレなとても感じに並べていて、それぞれの遊びを楽しむ姿が見られました。
 また、制作コーナーでは紙粘土やビーズを使って可愛いオーナメント作りを楽しみました。「ここのビーズが可愛いでしょ!」「あ、それいいね! 私も真似しよ~!」「いいよ!」と楽しそうにやり取りが聞こえてきました。完成すると「お家のクリスマスツリーに飾っと!」と大事そうに乾かし、また次のオーナメント作りを楽しんでいました。
  お昼のお弁当タイムでは、それぞれ通う小学校での給食事情や好きなメニューで大盛り上がり。「カレーが好き!」「あ、私もカレー好き!」「あ、でもけんちん汁も好きかなぁ」「
オベリン保育園 鶴見 菜穂

秋の公園はたからものがいっぱい。

幼児クラス  活動報告

ひつじぐみときりんぐみで鹿沼公園へ遊びに行きました。
公園へ行く途中では「どんぐりたくさんあるかな?」「まつぼっくりもあるといいね!」と楽しそうに歩く子どもたち。
鹿沼公園に着くと、地面いっぱいのどんぐりに目を輝かせ、一つひとつ手に取り、大きさや色の違いを見比べながらお気に入りのどんぐりを夢中になって集めていました。
そして奥の松林まで足を伸ばせば、たくさんのまつぼっくりがあり、「まつぼっくりみつけた! あ、こっちにもある!」「どこどこ?」と探して集めるのを楽しんでいました。
両手に持ちきれないぐらい集めて満足そうにすると、「どれを持って帰ろうかな~」とその中からお気に入りのまつぼっくりを選んでいました。

岩場では、お友だちと少し高いところまで登るとポーズを決めたり、飛び降りられそうな高さからジャンプしたりして遊びました。
登るのに苦戦している子がいれば「こうやって手をここにして登るんだよ」と教える姿もありました。
 過ごしやすい気候の中、木の実を触れたり、たくさん体を動かしたりして秋の自然を楽しみました。
オベリン保育園 和田 隆

みんなともだち。募金クッキング。

幼児クラス 保育活動報告
幼児クラスで募金クッキングを行いました。
今回作ったものはかぼちゃを使った、「スイート・パンプキン」です。
 タイやミャンマーで同じ年のお友だちが、ご飯を食べれたり、病気にかかった時にお医者さんにみてもらえたり出来る様に募金を集めるクッキングをしました。「100円あれば3人のお友だちが給食を食べることが出来る」などクッキングを行う前に事前に子どもたちと何のために募金クッキングを行うのかを話し合ってから行いました。またみんなに美味しく食べてもらうためにニコニコで作るとも話していました。

 エプロン・マスク・三角巾をつけて準備万端。先生の説明を聞きながらクッキングを始めました。
まずはかぼちゃの中身をスプーンを使ってくりぬきますが、子どもたちの手より大きいかぼちゃに少し悪戦苦闘。手もかぼちゃだらけになりながら、グループのお友だちと協力し綺麗にくりぬいていました。
 次はくりぬいたかぼちゃをスプーンや木の棒を使ってつぶし、友達と「美味しくーれ」と声をかけ合いながら順番につぶしていきました。
 最初にくりぬいた時のかぼちゃと、つぶしていく中で粘り気が出てきたかぼちゃとの変化に子どもたちは気づいたようで、かぼちゃがぺたぺたしてきたと話していました。
つぶしたかぼちゃを今度は成型!ある程度大きさを決め、手で丸く丸めていきました。
丸めたかぼちゃを銀のカップに入れて袋につめたら完成です。ちなみにラッピング用の袋は乳児クラスがシールでデコレーションしてくれました。
おやつ後に完成したスイートパンプキンをぞう組の子どもたちが玄関前で順番に「いらっしゃいませー、スイートパンプキンいかがですか?」と笑顔で販売してくれました。
売り上げのすべては、YMCA国際・地域協力募金をとおして、タイやミャンマーのお友だちのために捧げました。
オベリン保育園 和田 隆

神様、たくさんの食べ物をありがとう。

収獲感謝祭 実施報告
日に日に秋も深まる11月に、二日に渡って収穫感謝祭を行いました。

”異年齢で関わりながら一緒に神様からの恵みに感謝する”
”本物を知る”
今年度はこの二つをテーマにして行われました。
一日目は礼拝。神様が育ててくださった沢山のお野菜を前に、神様にするとと共に、いつも沢山の方々に支えられて美味しく食事ができることに感謝をしつつ礼拝を守りました。礼拝の後、ぞう組が長い時間をかけて仕込んだ味噌と、幼児で育てたサツマイモのお披露目をしました。 

そして次の日のクッキングに備えて下ごしらえをしました。
全園児を縦割りにし、味噌汁・焼き芋・お米のグループでそれぞれ作業を進めます。
「どうやってやるの?」という乳児からの問い掛けに、「一緒にやろう」「こうやるんだよ」と教える幼児の子どもたち。
幼児の子どもが主体となりつつ、年下の友だちへ伝えたり一緒に行ったりする姿がたくさん見られました。
準備が終わるとぞう組は、保育園でいつもお世話になっている町の魚屋「魚儀さん」へ。
重さ4キロはある”本物”の大きな鰤(ぶり)を2匹買って来てくれました。
「血が付いてる」「海の匂いがするね」「口の中はどうなってるのかな」
図鑑では分からない、様々な発見を子どもたちはしていました。
みんなで頑張って園まで持ち帰り、夕方に魚儀さんのご協力で解体ショーが行われました。子どもたちは目の前で捌かれていく様子を真剣な眼差しで見つめていました。
頭部や骨、内臓など、魚売り場では見ることのない魚の姿に「すごい」「血が出てる」「匂いがする」と様々な反応を見せていました。あっという間に切り身になってしまった鰤。子どもたちは、スーパーマーケットで売っている切り身の魚がこうやって作られていることを知ることが出来ました。そして切り身になった鰤を見て「おいしそう」「早く食べたい」と明日が待ちきれない様子でした。

そして二日目。昨日準備した食材を使ってクッキングです。
それぞれ自分が準備した食材を、コンロや鍋に入れていきました。
美味しく出来上がったら、幼児がみんなのために握ったおにぎりと一緒に
「いただきます!」
神様へのお祈りも、いつも以上に気持ちが入ります。
メニューはおにぎり・鰤のホイル焼き・具沢山の味噌汁。
「おいしい」「これ私が準備したんだよ」「おかわりしたい」自分が携わった食材を食べる喜び、そしてお友だちや魚屋さんが準備してくれたご飯を食べられるありがたさを感じながら、みんないつも以上にご飯を食べていました。
 おやつは、鰤のホイル焼きの鉄板の下に忍ばせていた焼き芋を全園児が園庭に集まり、味わいました。みんなで作った焼き芋は大好評で、おかわり分の焼き芋も全部無くなる程でした。

二日間を通じて乳児から幼児までの異年齢で交わり楽しく収穫の喜びを感じることが出来ました。
オベリン保育園 加藤純平