2018年2月16日金曜日

楽しかったね、ぞう組冬キャンプ!

 2017年度ぞう組富士山冬キャンプ報告
 
3日目の朝の支度は、まだ暗いうちから始まりました。
「太陽が出てくるのを見るんだ」と、眠い目を擦りながらもみんなは気合十分。
スキーウェアを着込んでキャンプ場の草原に出発しました。
 外は、とても冷え込んでいましたが、体操をしながら元気に日の出を待ちました。
子どもたちは「出てくる前の太陽は、どこにいるんだろう?」とお話しをしていると
だんだんお空が明るくなり、そしていよいよ大きな富士山の稜線から、眩しい太陽
が顔を出しました。
「太陽ってあったかいんだね」「ポカポカする」と、子どもたちは身体いっぱいに太陽の暖かさを
感じていました。
そして3日目、子どもたちで話合い、3日間かけて見てきた冬の富士山を立体的に作ることにしました。
目の前に広がる景色と3日間見てきた富士山を思い出し、色や形を考えていきました。
グループみんなの協力で、それぞれの富士山を作り上げた。
その後、昨日の続きの動物作りをしました。足りなかった部品を集めてくっつけ最後に顔を作ると、
どんどん魅力的な生き物たちになっていきました。
一人では上手くいかなかった作業も、友だちと力を合わせれば大丈夫。
 
みんなの作品が出来上がったら外へ飛び出し、ハンモックで記念撮影。意外と登るのが難しいハンモック。力を合わせて登りました。一人で登れたお友だちは、ハンモックチャンピオン!
3日間に渡ってキャンプを見守ってくれた富士山ともお別れです。閉村式を行い、バスに乗って保育園へ。バスの中ではぐっすり眠っていました。

そして2月14日、保育園のお友だちに向けてぞう組みんなでキャンプ報告会を行いました。
スライドに合わせてキャンプの様子を解説していき、その後はそれぞれ作った動物と、みんなで作った富士山を披露しました。質問にも一つ一つ答え、最後に応援してくれたお友だちにお礼の気持ちを伝えました。
ぞう組(5歳児)の子どもたちは、夏そして冬の富士山の自然を五感でめいいっぱい感じながら、富士山の神秘さ、面白さ、美しさを知ることが出来ました。楽しかったね!
オベリン保育園 加藤純平

2018年2月8日木曜日

遊び尽くすぞ、ぞう組冬キャンプ!

 2017年度ぞう組富士山冬キャンプ2日目 報告
澄んだ空と暖かな陽射しに恵まれ、二日目の朝を迎えたぞう組冬キャンプ。
キリっと冷えた空気で牛乳パックへ入れた水が全部凍っていて、改めて富士山の寒さを実感したぞう組のみんな。今日の目的地は水ヶ塚公園。もちろん、待ちに待っていた雪遊びです。朝ごはんをしっかり食べ、スキーウェアに身を包んで出発!
 水ヶ塚公園には雪がたっぷり。そりで遊ぶのをとても楽しみにしていたみんなは、真っ先にゲレンデへ。
降り積もった雪で斜面はうねっていて、上手くそりを操ることが出来ずに転んでしまう子も少なくありません。そんな時でも、上手に滑る方法を伝えあったり滑りやすい斜面を教え合ったりと、力を合わせる姿があちこちで見られます。さすが、ぞう組です。 繰り返し滑るうちにコツをつかみ始め、上手く滑れるようになっていました。「あっちを滑ったらどうだろう?」と更に難しそうな斜面に挑む挑戦者も。
そり遊びがひと段落したら、力を合わせてゆきだるま作りを始めたり、YMCAつるみ保育園のお友だちと仲良くなって一緒にかまくらで自分たちの家を作ったり、雪遊びを大いに楽しむぞう組のみんな。
 一人では大変な作業でも、友だちと力を合わせればなんのその。気が付けば身も心も温まっていました。


身体が冷えてしまった時は、温かいココアで一息。「あったまる~!」
 富士山YMCAに戻った後は、昨日買ったお餅を焼きました。昨日は柔らかかったお餅がカチカチで「本当に食べられるの?」と不安になっていましたが、じっくりと焼いていくうちにムクムクと膨らむお餅。そのまま味わったり大豆のおじさんに貰った納豆味噌を付けたりして、美味しくいただきました。
その後は、思い出として持ち帰るネイチャークラフトに集中しました。自分のイメージを膨らませ、ホットボンドを上手に使いこなして、立体的なものを作っていました。小枝や木の葉、板の端切れでどんな生き物が出来たのかな?
 夕食後は、YMCAつるみ保育園と合同でキャンドルファイヤーをしました。
歌って踊って楽しいひと時を共に過ごし、二日目のキャンプも無事に終了しました。
オベリン保育園 加藤純平

どの色が好き?いろんな色を貼ってみよう!

乳児クラス 実施報告 
オベリン保育園には大きな窓があります。0歳児クラスではいつもお外を見ているその窓にカラーセロファンを貼って遊びました。保育活動の中でさまざまな色を使って遊び、興味を持ってきている0歳児クラスの子どもたちが色に触れられる遊びです。
保育者が窓にセロハンを貼って遊び方を見せるととすぐに゛やりたい!”とやってきて興味深々の子どもたち。赤、青、黄、緑色のセロハンフィルムを用意し、子どもたちが手に取れるようにしました。遊びが始まるとすぐに置いてあるセロハンを持って窓に向かって行きます。さっそく両手で持って窓にくっつけてみる子どもたち。好きな色のセロハンを手のひらを使ってみたり、指でなぞってみたり思い思いに貼り付けていきます。ぺたっとくっつくのが楽しいのと、自分でできたことが嬉しいのとで、ぱちぱちと拍手をして喜ぶ姿
がたくさんありました。
 くり返し貼ることができるセロハンなので、貼ったセロハンを剥がしてまた新しい場所に貼っていくことも楽しく、あっちにペタ!こっちにペタ!と窓はどんどんカラフルになってい
きました。さらにセロハンを重ねると色が変わることに気がつき、どんどん重ねて貼りセロハンのかたまりができあがっている所もありました。セロハンをどこに貼るか、どうやって貼るかなど、子どもたちが考えたり工夫したりしながらどんどん遊びが発展していった時間でした。
 少し離れて窓を見ると遊びに夢中になっている子どもたちの背中が見え、しばらくその光景は続き、窓から離れない子どもたちでした。その後、セロハンから外の景色を覗き込み、いつも見ているのとは違う色の世界に驚いていました。
オベリン保育園 小泉のぞみ

美味しいみそにな~れ

幼児クラス 実施報告
 1月の終わりにみそ作りをしました。毎年みそ作りをオベリン保育園で行ってきました。今年度の年長クラスは昨年のみそ作りから大豆に興味を持ち、一年を通して大豆に触れてきました。その中で年中クラスも大豆やみそ作りに興味を段々と持っていきました。

みそ作りを始める前に大豆の観察をすると様々な気づきがありました。「枝豆より小さいね」「でも大きいのもあれば小さいのもあるよ」と話す子どもたち。大豆をやわらかくするために水の中へ入れると「割れてる大豆が浮いてきた」「あんまり変わらないね」と話しながら明日になったらどうなるか予想しました。
「やわらかくなるんじゃないかな」「丸くなると思う」と予想したり「水に入れたら枝豆みたいに黄緑になるんじゃないかな」と考えたりする子もいました。
 翌日になりクッキングの前に大豆がどうなったかみんなで観察すると「大きくなったね」「丸から少し細長くなったね」「ツルツルしてる」など様々な変化を発見していました。また茹でた大豆の観察では「いい匂いがして美味しそう」「こっちの方がやわらかいね」と話し合っていました。
 また3年前、2年前、1年前と今までに作ったみそも観察したり、味見をしたりしました。「色が違うね」「味もちょっと違うよね。昔の方が舌がちょっとピリってする」など話していました。
 大豆をつぶす工程では、乳児も幼児も関係なく関わりました。子どもたちは、袋に入れた大豆をにぎにぎとつぶしました。「ぐにゃってするね」「ここにもまだ丸い大豆が残ってるよ」と友だちと協力しながら大豆をつぶしていき、お兄さんたちにバトンタッチ!
 つぶした大豆に塩と麹を混ぜながらこぼさないように、心を込めて丁寧に「美味しくな~れ」と声を揃えながら混ぜていました。
 混ぜ終えたら、みそ玉作り! 「このぐらいかな?」「もっと大きい方がいいんじゃない?」と話しながら綺麗なみそ玉を作っていました。みそ玉作りが終わったら、たるの中へ入れる作業。 みその中に空気が入らないように勢いよく投げつけました。
 最後にみそを涼しく風当たりの良いところへ! 「重い~」「たくさんできたね!」と嬉しそうに話しながらみんなで協力して運びました。みそは、しばらく寝かせ、次回は夏に天地返しをする予定です。今年はみそは、どんな味のおみそになるか今から楽しみです。
オベリン保育園 和田 隆

つきたてのおもちは美味しいね!

おもちつき 実施報告
1月20日(土)におもちつきを行い、寒い中たくさんのご家庭に参加いただきました。年が明けておもちつきを心待ちにしていた子どもたち。もちつきが始まると「そーれ、よいしょー!!」と勢いよく杵を振り下ろしたり、お母さんと一緒についたりするのを楽しみました。 
 大きい杵でダイナミックにつく子ももいれば、小さい杵でトントンと優しくもちをつ
き、みんなで美味しいおもちを目指してたくさんつきました。
 味付けはきな粉、納豆、ごま味噌の全部で3種類! ごま味噌は保育園で子どもたちが手作りしたオベリン味噌を使っています! 昨年卒園した小学生たちも携わった味噌で、食べるのを楽しみにきていました。
 もちつきの横では、募金のためのフリーマーケットやゲームコーナーが行われ、卒園児や在園児が子どもたちは、おもちつき以外でも楽しい時間を過ごしました。
日本のお正月ならではのおもちつきを通して、子どもたちやその家族、そして卒園児と一緒に楽しいひと時を持てたことを感謝します。
オベリン保育園 和田 隆