2018年10月16日火曜日

YMCAオベリン保育園 運動会のご報告

うんどう会実施報告
109日(土)雨が心配された中、秋晴れの青空の下で第7回目の運動会が行われました。幼児クラスと日頃の活動で交流のある相模原中央支援学校のお友だちも参加してくれました。
 0.1.2.歳児の乳児クラスは保育園で楽しんでいる遊びを取り入れたもので、日頃の姿を見てもらいながら、保護者の方に参加してもらいました。0歳児は段ボールの車に乗って保護者の方と仲睦まじくゴールを目指していました。1歳児は段ボールの車に乗ったり、押したりした後に平均台を乗り越えられるようになった姿を見せていました。
2歳児は貝探しの後、「エビカニクス」を踊りました。
 3.4.5歳児の幼児クラスと養護学校のお友だちは、野菜(マット)引きやダンスをしました。
また、3歳児は二人一組で協力しながらボール運びやダンゴムシ(キャタピラー)、「なべなべ底抜け」をしました。4歳児は、クラスみんなで協力して行うパラバルーン。5歳児は、個人の成長としてマット、鉄棒、協力する力として大縄を披露しました。
 最後の4.5.歳児のリレーは、当日までの取り組みの中で、勝つためにはどうすればよいか子どもたちが相談し、友だちと力を合わせて自分のチームが一番にゴールできるように願いながら当日に臨みました。一生懸命走るお友だちを応援する3歳児クラスの子どもたち。会場全体の応援の中で4.5歳児はお友だちにバトンをつなぎました。保護者の皆様に応援されながら、子どもたち一人ひとりの成長に暖かい拍手が送られた素晴らしい運動会でした。
これからもオベリン保育園の子どもたちが色々なことに主体的に取り組み、意欲を持って成長していけるようになってくれればと思っています。
オベリン保育園 川原 邦之

2018年10月15日月曜日

乳児運動会ごっこ 

乳児クラス 活動報告

乳児で運動会ごっこをしました。
YMCA体操では、2歳児が元気よく楽しそうに踊る姿を見て、1歳児、0歳児も真似て手を振ったり、一緒に踊っているつもりになって楽しんでいました。
かけっこでは、名前を呼ばれると「はい!」と元気よく返事をし、笑顔でゴールに向かいます。「速かったでしょう」と言わんばかりに、満足そうな表情をうかべたり、「がんばれー!」と走っている子を応援したりしていました。
2歳児は、乳児の中で一番お兄さんお姉さんであることを意識し、かっこいいところを年下の友だちに見せたいと一生懸命な様子でした。
0・1歳児の競技では、みんなが普段遊んでいる車に乗ったり、引っ張ったりして遊びます。わくわくした様子で、車に乗り込み、保育者に引っぱってもらうことを楽しんだり、「自分で押したい!」と意欲的に車を運んだりしていました。
2歳児の競技では、元気よくエビカニクスを踊ります。音楽が鳴ると、見ている子どもたちも自然と身体を揺らしていました。
乳児合同で運動会ごっこをすることで、年上の友だちの姿を真似たり、年下の子を意識し、意欲につなげる様子が見られました。
今後も乳児の異年齢で身体を使った遊びを楽しんでいきたいと思います。
運動会当日も、普段の遊びの延長で保護者の方とも楽しい時間を持てたらと思います。
オベリン保育園 鶴見菜穂

2018年10月4日木曜日

涼しい風を感じて。


 乳児活動報告


暑かった夏も終わりに近づき涼しい日が増え、外で過ごしやすくなってきました。

9月のある日、うさぎ組は園庭横の芝生へ行くことに。


芝生までは友だちと手を繋いで歩きます。途中の道には猫じゃらしがいっぱい。「うわー」「すごい!」と子どもたちは猫じゃらしを触ったりひっぱったりして楽しそうな様子。「もっていきたい!」と自分でとった猫じゃらしを大事そうに抱える子もいました。
芝生ではボールやフラフープで遊ぶことになりました。普段あまり使わないボールやフラフープに大喜びの子どもたち。
ボールを「ぽい」と投げたり、「ころころ」と転がしたり「大きい!!」とバランスボールの大きさに驚いたり、発見がいっぱい。ボールを2つ抱えるのに挑戦する姿もありました。友だちとボールを転がしあったり、大きなバランスボールに乗ってみたりと笑顔がいっぱいです。
保育者が竹を切ったもので坂を作ると、上からボールを転がす子どもたち。
何度も繰り返すうちに坂の下から上へ「よいしょ」と転がそうとする子が出てきました。
するとそれを見た友だちが、なんだなんだと真似し始めました。
下から転がして戻ってくるボールの動きが面白かったようで、何度も繰り返していました。

いつもとは違うボールやフラフープ遊びはとても楽しかったようです。
子どもたちはどんな驚きや発見があったのでしょうか。
春、保育者との関わりが主だった子どもたちが、夏を経て友だちと関わることを喜ぶ姿が多く見られるようになりました。今回、芝生へ手を繋いで歩きましたが、お部屋でも「ねえ、手を繋ごう」と友だち同士で手を繋ぎにこにこと嬉しそうにしています。
そんな子どもたちの成長を喜ばしいと感じると同時に、これからも様々な人と出会い関わり、素敵な経験をしていってほしいなと思います。
 
これからもみんなで様々な遊びを楽しんだり、共に発見を喜んだりしていきたいと思っています。
 オベリン保育園 荒井美穂 

竹で器と箸を作ったよ。

幼児クラス  保育活動報告
保育園の園庭にある流しそうめんで使う竹を見ていた子どもたちが「ここを切ればそうめんを食べるやつができるんじゃない?」と話しをしていました。以前から切った竹に砂や水を入れて遊んでいた子どもたちは竹が器になることを知っていたのです。「作った器でそうめんを食べたい」ということになり、竹の器作りをしました。

  どのように作るのか子どもたちと考え、みんなで竹切りに挑戦することになりました。器になりそうな竹を選び、順番に保育者と一緒に切っていきます。力を込めてのこぎりを前後に動かし竹に切り込みを入れていきました。


 動かないように友だちが竹を押さえててくれたので、とても切りやすくなりました。切り終わると中をのぞき込んでみたり、底を見てみたり自分の器を観察していました。「竹の子の匂いがする」と匂いをかいで、春に掘った竹の子を思い出す子もいました。
 切った器は縁と底にやすりをかけました。真剣な表情でやすりをかけ、「まだだめだ」「これでいいかな」などと自分たちで触って確かめながら滑らかになるまで削っていました。
器を切ったときにできた竹の筒を持ってきて箸作りもしました。のみとかなづちを使って竹を細く切り出し、こちらもやすりをかけをしました。一人の子が片方の竹の先にやすりを巻きつけて、もう片方の竹を削ることを考え出し「それいいね」とみんなで真似ていました。
こちらも削っては触り削っては触り感触を確かめながら竹の香りがする中で手作りの箸を完成させていました。
こうしてできた世界に一つだけの器と箸を使って流しそうめんを楽しんだ子どもたちでした。
YMCAオベリン保育園 小泉のぞみ