2018年11月15日木曜日

育てて、作って、味わって。神様ありがとう。

収穫感謝礼拝とクッキング報告

自然の恵みと実りを神様に感謝して収穫感謝の礼拝とクッキングを行いました。礼拝ではぞう組が育てたお米、幼児のお友だちが育てたさつまいも、みんなで仕込んだ味噌のお披露目がありみんなで収穫や完成を喜び合う時間を持ちました。

礼拝の後は「野菜味噌煮込みうどん」「焼いも」「菜っ葉おにぎり」に使用する食材の下ごしらえをしました。

乳児クラスではしめじとまいたけを一本一本ほぐしたり、「お水が汚くなってきたね」「きれいになってきたってことだね」と里芋をゴシゴシ洗う子どもたち。

幼児クラスでは「みんなが食べやすい大きさってこのくらいかな?」とはさみで菜っ葉をチョキチョキ、ピーラーでごぼうのささがきや包丁で人参を切ったり、最後は掘りたてのさつまいもを「おいもさんお風呂に入ってるみたい」「きれいに流しましょうね」ときれいな紫色になるまで洗った後はホイルに包んで1日目の下ごしらえは終了です。

次の日は大きな鍋に昨日のお野菜をみんなで入れてコトコト煮こみます。鍋にあふれそうなお野菜に「沢山食べられるー」と楽しみにしている様子。お野菜が柔らかくなったらみんなで作った味噌を溶いていくと美味しそうな匂いが漂います。「いい匂い」「早く食べたいね」「美味しそう」と期待が膨らんでいました。待ちに待ったいただきます。どの子も「おいしー」の大合唱。

焼いもは「甘くてたまらなーい」と格別な味?の様でした。おやつのおにぎりに使うお米はぞう組さんの仕事。いつもは炊飯器で6合なのに今日は4キロ。大きな炊飯釜に「わあ、大きい」「そんなに研ぐの?」と驚きながらも研いでくれました。炊きあがった後に菜っ葉を混ぜたら乳児さんも幼児さんも1人でギュっギュっと握ります。「できた!」「いつもより美味しい」と自分で握ったおにぎりに嬉しそうな様子。
保育園のお友だち全員の力を合わせて作った昼ごはんとおやつは全てを食べつくし大満足した子どもたち。神様に感謝しながらお友だちと喜びあうことの出来た二日間でした。
また会食会には、おいもの畑を借りている農村伝道神学校から平良愛香牧師先生も参加くださり、一緒に楽しい神様からの秋の恵みを味わうことが出来ました。


オベリン保育園 荒川加奈子

馬に乗ったよ!

幼児クラス 保育実施報告 
保育園から歩いて15分ほどの所にある麻布大学で乗馬体験をさせていただきました。子どもたちは「馬に乗りに行くんだよね!」とずっとこの日を楽しみにしていました。
麻布大学に到着すると先生方学生の皆さんに温かく迎えていただきました。保育園にはない大きな教室で学生さんがつくった子どもたちがわかりやすい映像を通して乗馬をするときの約束や、馬の大きさや体重、見える色などクイズを通して馬について知りました。大学生のお兄さんお姉さんが子どもたちのサポートをしてくれ、ペアを組んだ大学生と乗馬に向かいました。
子どもたちが乗る馬は小さいポニーです。ヘルメットを被せてもらい、待機場所にいると目の前にゆっくりと馬がやってきました。「ここを持ってね」「ゆっくりと足をあげて」などと乗り方を教えてもらいながら馬にまたがりました。少し緊張していた子もいましたが、どの子も馬が歩き出すと表情が柔らかくなり、乗馬を楽しんでいました。お兄さんお姉さんたちに手綱を引いてもらいながら、前に進んだり右や左に曲がったりし、馬の体をなでてみたりもしました。小刻みに揺れる馬の動きに合わせて全身の力を使いながら
15分ほどの乗馬をしました。
下りるときには、馬の優しくたてがみをなで、ぎゅっと抱きつく子もいて「乗せてくれてありがとう」の気持ちを伝えていました。乗馬を終えた子どもたちは「楽しかった!」と笑顔になっていました。保育園に戻るとき、楽しい時間をつくってくれたポニーたちに「ありがとう、また来るね」と手を振る子どもたちでした。今回の乗馬経験を通して、たくさんのことを感じることができました。また、麻布大学の学生や先生、トレーナー方々とも触れ合い、地域の中で子どもたちの成長が育まれていく活動でした。乗馬体験は大学の後期の授業として取り入れられ、毎週1回計9回行われる予定です。
オベリン保育園 小泉のぞみ