2019年5月24日金曜日

つるからさつまいもができるんだ!

幼児クラス 教育・保育活動報告

幼児クラスでさつまいもの苗を植えに行きました!今年はひつじぐみ(3歳児クラス)がさつまいもの苗を育てることに挑戦しましたが、なかなか芽が出てきません。「春が遅かったからかな?」「お水あげすぎたのかな?」と残念そうな子どもたち。ある日、さつま芋の絵本を読んでいると、みんなが蒔いた種ではなくて、“つる”にさつま芋ができていることに驚きました。「さつま芋は種からできるんじゃないの?」「“つる”ってなあに?」と不思議がる子どもたち。なかなか種から“つる”になるところが想像つきません。そこで、今年は保育者の代わりに、ひつじぐみの子どもたちが、地域のお花やさんにさつま芋の苗を受け取りに行きました。
ひつじぐみの思いがこもった大事な苗を持って、農村伝道神学校の畑に出発しました。異年齢のグループになり苗植えが始まります。
年上の子が年下の子に植え方を教えたり、難しそうなところに手を貸したり、異年齢で協力しながら苗を植えていきました。掘る穴の大きさや植える苗の置き方など、一人ひとりが工夫をしていました。「大きくなってね」「おいしいお芋になってね」と話しかけながら手を動かしている子もいました。畑の近くで見かけた鳥たちに「お芋食べないでね」と声をかけながら保育園に戻ってきました。
「焼き芋にしたい!」「ご飯に混ぜたい!」とこれからの生長を楽しみにしている子どもたち。秋の収穫まで時々バスに乗って草むしりや水やりと、さつま芋の生長を見に行く予定です。”つる”になっているさつま芋を見た子どもたちは、どんな大発見をするでしょうか!?
オベリン保育園 小泉のぞみ

2019年5月23日木曜日

雨空お絵描き

幼児(3歳児クラス) 教育・保育活動報告

「今日お散歩だったのに、雨降っちゃったね」「カミナリ来るとき見たよ、少し怖かった」そんな言葉が子どもたちから聞こえてきます。
「でもね、雨って素敵なんだよ?」と子どもを連れ、自由画帳とクレヨンを手に雨降る外へ飛び出しました。

「あめはどこから降ってる?」「何色?」そんな会話を楽しみながら、子どもは描き始めました。
「上から降ってくるね」「(画用紙は)白なのに白!先生!(のクレヨンで描けるよ)」と目の前で降っている雨を思いおもいに描きます。

「じゃあこれ被ってみようか!」とタライを保育者が子どもたちに渡すと
初めは「え、いいの?」という顔の子どもたちでしたが、たちまち笑顔に。
「音する!ポツポツ」「冷たいね、入れて。シーーだよ?」とはしゃいでみたり音を聞こうと静かにしてみたりしながら、雨の音や冷たさも感じていました。すると、タライから出て、再び自由画帳に向かいます。
ポツポツという雨音を表現する子や登園する時に見たカミナリを書き加える子、さっき通った階段に溜まった水溜りと降ってくる雨の輝きの違いに気がついた子もいました。

五感で雨を沢山楽しんだ子どもたちと部屋に戻ると、「濡れちゃったね」「乾くかな?」と心配し始めました。
洗濯ピンチを部屋に用意することになると、自分の帽子と靴下を真剣に干します。一安心のみんなどこか満足気な顔をしていました。
実際に感じたことを言葉や絵を通して、豊かに表現する子どもたちの姿に驚き、そしてとても感動しました。
次の雨の日がまた違った世界に写りますように。
                    オベリン保育園 川田ゆい

2019年度あそびのもりスタート!

2019年度もりのようちえん「あそびのもり」実施報告
2019年度のあそびのもりが始まりました。

今回初めて参加してくれた子も何人かいましたが、前から参加してくれている年上のお兄さんお姉さんがリードし、みんなで出発。
         
小山田緑地では、小学生が初めての子に、「広場に行ったら、がけ登りもできるし、カエルや色んな虫がいるよ」と、優しく教えてあげたり、期待が持てるように話したりしてくれていました。頼もしく感じるのと同時に、いつも来てくれているみんなが、活動を楽しみにしてくれているんだなぁと嬉しく思いました。
広場につくと、地域の友だちが虫探しをしているのを見て「何見つけたの?」「カナヘビとトンボ」「どこにいたの?」と質問攻めにしていました。
          
気づくと一緒に虫探しをし、「ヤゴがいたよ」「ドジョウもいた」「僕も見つけたい」とすっかり意気投合していました。
         
探索を楽しんでいた子たちは、ハルジオンやシロツメクサ、梅の実を見つけて「おみやげにするー」と、集めることに夢中になっていました。
         
おにぎりを食べるのも忘れるくらい、夢中になって遊んでいました。

来月も虫探しや探索を楽しみに来てくれることだと思います。
次回、どんな発見があるのか楽しみです。
オベリン保育園 鶴見菜穂

2019年5月14日火曜日

おかえりなさい。小学生!

ホームカミングデー 報告
新学期が始まって1か月が経ち、沢山の小学生たちがオベリン保育園に帰って来ました。
久しぶりに会うお友だちや先生に「久しぶり!」「学校どう?」と話し、いつもの見慣れた顔に安心した表情をしていました。
農村伝道神学校に行き、さつま芋の苗を植える畑づくりのお手伝いをしてもらいました。“後輩たちの為に頑張らなくっちゃ‼”と、たくさんの雑草を抜いたり、畑を耕したりし、全身泥んこになっても気にせずに一生懸命取り組んでいました。
さすが!小学生‼とあって、力強く取り組んでくれたお陰で、雑草だらけだった畑もきれいな畑に仕上がりました。
その後は、竹藪や森など農伝の大自然の中で探検を楽しみました。
たくさん動いた後は、お昼ごはん。
大きなおにぎりを「美味しい!」「保育園の味だ」と懐かしみながら食べました。
そして最後は、リレー大会!みんな本気の戦い!
ラストは保育者VS小学生!! 接戦の末、僅差で保育者の勝ち☆
このリベンジはまた来年、大きくなって帰ってきてね‼
楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいました。
次は7月のファミリーキャンプ‼‼また、富士山で会いましょう(^^♪


 オベリン保育園 矢崎 遥奈

卵の中には。

イースター礼拝 報告
春の日差しが心地よい季節になりました。保育園では今年もイースター礼拝が持たれ、讃美歌を歌ったり、イースターのお話に触れ、イエス様の復活を喜びました。
「イースターにはどうして卵を飾るの?」「硬い卵から生まれてくる命がイエス様の復活と似ているからだよ」というお話も聞きました。
そして神さまが守ってくださることに感謝し、お祈りしました。

礼拝後のお楽しみではエッグハントや制作を楽しみました。
ことり組は礼拝の様子を見たり、卵の形のボールに触れ、遊びました。
 
うさぎ組、りす組は卵を探しに行きました。廊下に貼ってある卵の画用紙を見つけ、「あった!」と嬉しそうな子どもたち。割れないようにと大切そうに持っていました。
そして見つけた卵の画用紙に絵の具やテープで模様を描いて楽しみ、イースターならではの遊びに触れました。
幼児では、卵の形をした、うさぎのパズル作りをしました。卵にはそれぞれ3種類のうさぎが描かれています。その一つを完成させるため、ひつじ組、きりん組、ぞう組で三人組を作り、パズルのピースを集めに保育園を探検しました。
大きい子が小さい子の足りないピースに気がついて一緒に探したり、ピースが足りているか組み立てて確認したりしていました。
異年齢で協力してピースを集めると園庭へ。マスキングテープやシール、クレヨンで思い思いの模様をつけてイースターの卵が完成しました。

大きいクラスの子や小さいクラスの子と関わりながら楽しんだイースターとなりました。
YMCAオベリン保育園 荒井 美穂

ひとつ大きくなったよ(*^^*)

2018年度 出発式報告
3月23日オベリン保育園では、出発式がありました。
ひとつ大きなクラスの席に、いつもの大好きなお友だちと一緒に座り、大きくなったことを神様に感謝する礼拝を守りました。
新しい先生から自分の名前を呼ばれると「はいっ‼」っと元気いっぱいのお返事。
新しいお友達を13名迎え、新しい年度がスタートしました。
たくさんのおうちの人や先生たちに見守られて、共に成長を喜び合う時間となりました。
その後は、卒園するぞうぐみの出発をみんなでお祝いしました。
おうちの人、先生、小さいお友達に見守られて、ぞうぐみらしく笑顔いっぱいの出発式になりました。
たくさん笑って、たくさん喧嘩して、たくさんの思い出ができた大好きな保育園。
見守る大人は出会った小さい頃を思い返し、喜びの涙が溢れました。
いよいよ新しい出発の春です。
オベリン保育園で過ごす大人も子どもも自信を持って素敵な出発がきれますように。
オベリン保育園 加藤純平

かき餅を食べました!

給食で食べているお米と同じ米農家の山ちゃんのもち米で作られたお餅で、かき餅を作りました。
お餅をコロコロに切って太陽の光に当てて干すこと1週間。途中で雨の日もあり廊下に干していましたが…。
干している餅を見て
「何してるの?」
「お餅をね、干しているの。油で揚げておせんべいを作るんだ」
「楽しみだね」
そんな会話をしながら楽しみにしていました。

ひと回り小さく軽くなった餅を油で揚げると、ジュワッ!しばらくするとポンッ!パンッ!と鍋の中でお餅が膨らんでいきます。それはまるでポップコーンが弾けるような勢いなのですが、線香花火のような控えめな弾け方でもあり、おやつにも日本らしさを感じた瞬間でした。
この様子を子ども達と一緒に見たらどんな反応をしたのかな?と考えたらワクワクしました。
仕上げに塩を軽く振って出来上がり。
子ども達と一緒に「美味しいね」とおやつに美味しく頂きました。
まさかお餅がせんべいに変身するなんて思ってもいなかった子ども達。
保育園の給食やクッキングで『まさかっ!』の経験や日本の食文化を子ども達とたくさん共有していきたいです。
                        オベリン保育園 荒川 加奈子