2020年9月29日火曜日
おじいちゃん、おばあちゃん大好きだよ! また遊ぼうね。
2020年9月26日土曜日
夏と秋の間
2020年9月11日金曜日
平和ってなんだろう
【YMCAオベリン保育園】平和への取り組みのご報告 その5
2020年9月10日木曜日
平和を考え、行動にうつしてみる
【YMCAオベリン保育園】平和への取り組みのご報告 その4
「隣の子を見てみよう!自分の顔と同じかな?」
絵本「かみさまのゆめ」
『前回、平和のお話に出てきた国を覚えているかな?』と子どもたちに質問をすると「カンボジアだよね」「
『カンボジアの子とみんなは一緒かな?』「違うよ、顔が違うかな」「
『世界は、日本とカンボジアだけでできてる?』
「アメリカ!
『少し難しい質問するよ?今、自分と違う所をたくさん見つけられたけど、
「、、、」
そこで、先ほど読んだ絵本を振り返る事になりました。絵本のなかには「
普段の生活の中で、子どもたちと日々の出来事や様々な恵みに感謝し、災害や病で
‘‘思い祈る‘‘形には、様々な方法がある事についても子どもたちに話しました。日本には‘‘折り鶴‘‘という文化があることを子どもたちに話しながら、保育者が大きな折り紙を折り始めま
子どもたちは、保育者が鶴を折る姿を真剣に見ていました。
『折り紙ってどうやってみんなはおるの?』「
そんなやりとりをしながら、
「わー!できた!綺麗」「先生すごく真剣だった」「
『1人で出来なくてもみんなの心の中には‘‘神さまの心のかけら‘‘があ
すると、「やってみる!」と実際に折り鶴を折る事になりました。
保育者や友だちと一緒に1折1折心を込めて折っていきました。
子どもたちの思いのこもった鶴を玄関に羽ばたかせました。
子どもたちはこの先大きくなっていく中で、
今年度は、‘‘心のかけら‘‘の存在に気付き、平和を思い、‘‘
‘‘平和とは何か、何ができるか‘‘それは難しいように感じてしまいがちですが、本当に大切なものは案外すぐそばにあるかもしれません。
YMCAオベリン保育園 廣山
2020年9月7日月曜日
平和ってなぁに?
2020年9月2日水曜日
平和について~絵本『ともだち』を通して 自分には何ができるかな~
【YMCAオベリン保育園】 平和への取り組みのご報告 その2
8月、幼児クラスでは平和について日々の中で伝えたり、お祈りをしてきました。
本日は、三冊の絵本を通して考える機会を持つことにしました。
第一回目は『ともだち』という絵本を通して自分には何ができるか考えていきました。
初めにみんなで絵本を読んでいくと…
“ひとりでは もてない おもいものも ふたりでならもてる”
といった内容に「あるある」「たしかに」「(もっと重かったら)三人でも持てるよね…」と真剣な眼差しで見つめながら相槌を打つ子どもたち。
そんなたくさんのエピソードの中から、どんな気持ちかな?という項目の
“しかられた ともだちは どんなきもちかな”
“しっぱいを わらわれたら どんなきもちかな”
について、二つのグループに分かれて話す事になりました。
“しかられた ともだちは どんなきもちかな”のグループは「叱られるってなんだろう」という話しに。
「それって怒られるってことじゃない?」と子どもたち。そこから、絵の泣いている男の子の気持ちについて考えていきました。
難しそうにしつつ、「ごめんねって言ったのに相手も怒ったのかな」「強く言われちゃったのかな」と相手の気持ちに寄り添って話していました。
じゃあ、そんな友だちが目の前にいたら…?
そして声の掛け方を話し合っていきました。「なにかあったの?」「怖い声で言われちゃったの?」と様々な声の掛け方があがりました。
“しっぱいを わらわれたら どんなきもちかな”のグループは、絵の笑われている子どもの気持ちについて問うと「嫌な気持ち」「悲しい」「恥ずかしい気持ち」と子どもたち。
「じゃあそんな友だちがいたらどうする?」と問うと「助ける!」とすぐに声があがりました。そして自分たちにはどんなことができるのか、その方法を話し合います。
「大丈夫って言う」と声を掛ける方法。
もし声を掛ける勇気が出なかったら、「友だちと言う」と仲間を増やして行動する方法。
そして、笑ってしまった友だちについてどうするか問うと、少し迷う子どもたち。
少ししてから「笑わないんだよって言う?」「やさしいこえで言う」などの相手を気遣いつつ、間違ってるんじゃないかと伝えることを選んでいました。
話し合ううちに書き出していった紙は、みんなの考えた方法でいっぱいになっていました。それを見て嬉しそうに笑う子どもたち。
「笑われた子も(この方法をしたら)ニコニコな気持ち。声を掛けた子も(友だちが笑って)ニコニコで嬉しい気持ち。笑った子もごめんねしてもやもやじゃなくなった。」と“みんなニコニコ”なことを隣の子と顔を見合わせて喜んでいました。
そして、互いに話し合ったエピソードは五歳児のぞう組が中心となり発表しました。書き出したことを見ながら、自分とは違うグループに考えた事を伝えます。子どもたちは互いに発表を真剣に聞き合っていました。
伝え終わってどうだったかと聞くと、真剣な顔で頷く子や、「すごい。ちゃんと話してていいね」と言葉にして相手に伝える子もいました。
話し合いでは、なかなか思いを表現するのが難しかった子どももいましたが、その表情や仕草から友だちの意見を受け止め、「たしかにそうだな」と共感している様子が見て分かりました。
絵本や話し合いを通して身近なエピソードでの『自分たちにできること』『平和』を考えていった子どもたち。
それぞれが自分にできることを考えているその時点で、すでに「自分にできること」をしているのではないでしょうか。「自分じゃないからいいや」と他人事ではなく、自分事として考え、自分には何ができるのか、その一人ひとりの力が何かを変える大きな力となりますように。
そして、この絵本には続きがあり、身近なエピソードから段々と広がり、世界の会ったことの無い友だちの話しになっていきます。
“会ったことの無い友だちには何ができるのか。会ったことがなくても友だち”
”貧しい子とお金持ちの子どうすれば二人は友だちになれるだろう”
その事にも少し触れ、会ったことの無い友だちには何ができるのか、また今度話そうねという事に。
次の平和についての話しで、子どもたちは何を考え、伝え合うのでしょうか。保育者も一緒に平和について考えていこうと思います。