2021年1月29日金曜日

きれいに洗えるかな?~楽しく手洗いをしよう~

【YMCAオベリン保育園】 地域活動のご報告 

 非常事態宣言の自粛中、オンラインでの子育てサロンを行いました。始めに参加者の皆さんと声を合わせて「手をたたきましょう」を歌いました。

 参加者の親御さんも子どもさんも歌に合わせて手振りをして和やかな雰囲気で始まりました。

  わらべ唄のコーナーでは「もちっこやいて」を唄いました。おいもをやいてバターをつけたり、しいたけをやいてしょうゆをつけるなど、何をやく?何を付ける?など家庭でも子どもさんとやり取りしながら唄って遊べるわらべ唄です。参加者の皆さんにも、何かやいて欲しい食べ物はありませんかとリクエストをするなど、参加者とやり取りをして楽しく歌いました。

  今回は「手をきれいにあらおう」のテーマでお話しました。内容は、手を洗ったら「気持ちがいいね」、手が汚れたら「気持ち悪いね」など声掛けをして、「快」「不快」を知らせていることや、発達年齢に応じて楽しく手を洗う方法などを紹介しました。

 パペットのクマの「くーちゃん」も登場したので、子どもたちも手を振ったり画面に手を伸ばして触ろうとしていたのがとてもかわかったです。

          

 話しが終わった後、「どんぐりころころ」の歌に合わせて手洗いの手順に沿って手を洗う動きをやりました。参加者の皆さんも興味を持って一緒に手を動かしてくださっていました。

そのあとは、幼児クラスで行った手洗いチェックの様子の動画や写真を観ました。

 

今後、コロナ感染症による自粛がどのようになるのかわかりませんが、オンラインで参加者の皆様と顔を合わせながら歌ったり、手遊びをご紹介したり、育児の話しなど、様々なやりとりをしたりしながら、交流を深めていけるといいなと思います。 

次回2月25日はオンラインでブラッシング指導のお話です。歯科医に質問する時間もあります。ぜひお気軽にご参加ください。

「きれいに歯を磨けるかな?~ブラッシング指導~」

https://hoiku.yokohamaymca.org/oberin/wp-content/uploads/sites/15/2021/02/5f2adc3b2664ea7faf5e072bbca83367.pdf

YMCAオベリン保育園 池見・鶴見

2021年1月28日木曜日

触れて、感じて、楽しんで~伝承遊びとおもちつき

【YMCAオベリン保育園】 伝承遊びとおもちつきのご報告 

 121日に、伝承遊びとおもちつきをしました。

  伝承遊びでは、ことり、うさぎ、ぞう組とりす、ひつじ、きりん組の2つのグループに分かれて、福笑いや絵合わせ、かるた、羽子板、こま、けん玉で遊びました。

  福笑いでは、ぞう組のお兄さん、お姉さんに教えてもらったり、目を隠したりして挑戦。「変な顔」「ギャハハ」とたくさんの笑い声が聞こえてきました。

             「ここに置くんだよ」
            「次は目だよ、口だよ」

           「なんだこれ」「変な顔」「おもしろすぎ」

 絵合わせでは、合わせる絵を探し、絵がピッタリと揃うと、「あった」「出来た」と喜んでいました。




 かるたでは、子どもたち同士で役割を決め、楽しんでいました。


 

 羽子板では、なかなか羽が当たらず、悔しい子どもたち。羽が当たると「1回当たったよ」と嬉しそうに保育者に教えてくれました。

                  「いくよ」

              「1回あたった」「やったあ」

 こまでは、ぞう組のお兄さん、お姉さんに見守ってもらいながら、シールを貼って、こまを作りました。作ったこまの回し方を教えてもらい、回転すると、目と目を合わせて喜び合っていました。また、こまを赤の枠を出ないように回すなどの挑戦も楽しんでいました。

           「キャップのところを持って、まわすよ」
               「ここに貼るよ」

             「出ないように、出ないように」
                「いくよ、せーの」

 けん玉では、廃材で作ったけん玉を楽しみました。小さな皿や大きな皿に入るように、手だけではなく、膝など全身を使う子どもたちなのでした。

「いくよ、見ててね」
                「見て見て、入ったよ」

 おやつ前には、おもちつきをしました。

 まず、もち米の匂いを嗅ぐと、「お米の匂いがする」「なんか知っている匂いだ」「もち米がおもちになるんだよね」と、お友だち同士で話したり、先生に聞いたりする子どもたち。また、大きなきねやうすを見て、目を大きく開け、指差しをして驚いていました。


 おもちつきは、職員と一番大きいぞう組のみんなが重たいきねを持ち、保育園代表として行いました。

ぞう組のみんなは、歯を食いしばりながら、重たいきねを持ち、力強くついていました。




 ことり、うさぎ、りす、ひつじ、きりん組の子どもたちは、真剣な眼差しで見て、頷きや手拍子、つく真似をして応援していました。少しずつ、やわらかく、伸びるおもちに変化すると、「まだかな、もう食べられるんじゃない」「おもちになってきた」と待ち遠しい様子でした。




 おもちつきを見た後は、おやつです。メニューは、乳児はもち米団子、幼児はおもちを食べました。味は、きな粉とオベリン味噌で作ったごま味噌でした。

 乳児では、ことり、うさぎ、りす組のみんなで、一緒に手を合わせて、めぐみのかみさまを歌いました。おやつが運ばれてくると、もち米団子を手に持ち、口いっぱいに頬張り「おいしい」とおかわりもし、おやつは、あっという間になくなりました。


 ひつじ、きりん、ぞう組のみんなは、「おいひい」「見て見て」「こんなに伸びるよ」「こっちの味の方が好き」などたくさんお話ししてくれました。

                 「伸びるー」
                   「うまい」

 神様に見守られながら、異年齢での関わりの中で子どもたちと職員で、様々な伝承遊びに触れたり、目で見て、匂いを嗅ぎ、驚きと憧れ、ワクワクのもちつき体験をしたりして、楽しみました。また、1月の活動を通して様々な伝承遊びに触れ、遊ぶことが出来ました。





 今年は、去年のように地域の方々との交流が出来ませんでしたが、また、たくさんの人たちに見守られながら、交流が持てる日が来ることを楽しみに待ちたいと思います。

YMCAオベリン保育園 牧  

 

 

2021年1月21日木曜日

大豆1粒から何粒?

 

【YMCAオベリン保育園】 大豆活動のご報告


 1月のある日、12月に収穫した「みんなの大豆」を鞘から取り出しました。


「収穫したみんなの大豆どうする?」「おやつに食べたいけど、、」「味噌作りたくて育てた」と大豆栽培の始まりを子どもたちと思い返しました。


 3つのグループに分かれて、1グループ1枝を担当する事になりました。


初めに枝についたままの大豆を観察しました。


「毛が生えててる」「やっぱりカラカラだね」


 次に、一粒も落とさないよう注意しながら鞘を開きました。


鞘から出てきたのは、、、


「お!」
「わーーー小さい!」「かわいい」
「わ!ぺちゃんこイモムシ!」

…と、とても楽しそうに大豆を取り出していました。そして、すぐに「先生!食べられるのと食べられなさそうなの分けたい!」という提案がありました。

そこで、容器を増やして「食べられる大豆」と「食べられなさそうな大豆」を分けていきました。



しばらく経つと、「そっちのグループ食べられる大豆何粒あった?」と隣のグループが気になりはじめました。

「えっとねー、1.2.3....10個!」「こっちは、9個」「みんなで何粒だろ?」「49!」



 「実は、この間大豆のおじさんのところへ行った時もらった大豆とっておいたの」と保育者が、以前収穫させていただいたおじさんの大豆を子どもたちに見せました。


子ども「えーー!多いい!」

保育者「実はみんなが今グループで大豆を取ったのと同じ、1つの枝から取れた量なんだよ」

子ども「おじさんすごーー」「おじさんのは何粒?」


そんな子どもたちとのやりとりから、1枝から取れるおじさんの大豆も数えてみることになりました。



大きな画用紙とセロハンテープを用意しました。「縦何粒入るかな?20くらい?20ずつはっていこう」



グループごとに進め方は様々でした。グループの子と順番を決めたり、テープと大豆の準備ができた子からどんどん貼っていったり、テープ・大豆・数えるの役割分担をしたり工夫がよく見られました。

これまでグループで協力しながらまとめてきた事が力になっているのだと思いました。



「お!5列できた、てことは、、20と20は40で40と20は、、なんだ?」「もしかしたら100いっちゃうかも」とワクワクしながら並べていきました。



やっと貼り終え、おじさんの大豆すべての数を保育者と一緒に計算しました。

なんと930粒!!

「こんなにみんなで数えたの?!」と驚きと達成感を感じる子どもたちでした。


そして、改めて「おじさん、すごい」と呟いていました。


 オベリン保育園では、例年、収穫体験や味噌作りに取り組んできました。子どもたちの前にはいつも立派で沢山の大豆は当たり前にありました。そんな中、今年度の子どもはこれまで、虫に立ち向かい、支柱を立て、開花を心待ちにし、鞘がカラカラになるのを辛抱強く待ちました。

 

 様々な取り組みを通じて育てる大変さや成長の喜び、全てを友だちや保育者と楽しんできました。そして、改めて、大豆のおじさん(農家さん)の偉大さや一粒の尊さを経験から感じる事ができました。




 さて、3粒から生まれた49粒の「みんなの大豆」は無事に味噌に変身するのでしょうか。

楽しみですね。



             オベリン保育園 廣山





2021年1月4日月曜日

お友だちとお祝い楽しいな

 【YMCAオベリン保育園】 乳児クラス活動のご報告

 12月25日は、乳児合同でクリスマスお楽しみ会をしました。コーナーに分かれ、楽器遊びや、飾りの制作、ボール遊びをしたりしました。

 楽器遊びでは、好きな楽器を手に取り、クリスマスソングに合わせて音を鳴らして遊びました。鈴やタンバリンを手に持ち、楽しい雰囲気が広がっていました。

       

 飾りの制作のコーナーでは、絵を描いたり、「どこに貼ろうかな?」とイメージしながらシール貼りを楽しんでいました。できあがったものをランチ会場に飾ると、「作ったね」「私の飾りあった」と嬉しそうに友だちと教え合っていました。

       

 ボール遊びでは、斜面にボールを転がしたり、投げ合ったりして、身体を動かして遊びました。

        

        

最後には、職員からのお楽しみでページェントのペープサートを見ました。

        

たくさん遊んだあとは、クリスマス会食会。

メニューは、ケチャップライス、ローストチキン、かぼちゃサラダ、温野菜、コーンスープ、いちごです。


 給食が運ばれてくると「なになに?」「おいしそう!」とワクワクしながらのぞき込む子どもたち。この日はことり、うさぎ、りすぐみのみんなでできる限りのソーシャルディスタンスをとりながら、一緒に手を合わせてめぐみのかみさまを歌いました。


待ちに待った食事が運ばれるとケチャップライスの上にのっている星型のにんじんを見て「星だ!」と盛り付けを見てクリスマスのイメージを広げていました。



ローストチキンを手に持っておいしそうにほうばる姿や、「おかわりください!」と元気よく手を挙げておかわりをもらう姿もあり、お腹いっぱいになるまで食事を楽しんでいました。

中には「ほしのにんじんくださーい!」とケチャップライスの上に乗ったにんじんの星が気に入ったようで、にんじんだけをおかわりする子もいました。



食べたときのおいしさだけでなく、見た目にもクリスマスを感じながら友だちや保育者とおいしさを共有する姿がありました。

クリスマスの雰囲気を感じながら、みんなで思いっきり遊び、たくさん食べ、楽しく過ごすことができました。

この一年、神様に見守られながら、子どもたちと楽しい毎日を過ごしていくことができたことに感謝いたします。来年もいい年になりますように。

YMCAオベリン保育園 鶴見・山口