2015年9月8日火曜日

いろいろな世界の楽器に触れて平和を感じよう

幼児クラスの平和月間活動報告 ②

幼児クラスでは戦後70年の今年、世界のことに目を向け、自分たちと違った言葉や文化そして遊びなどに触れる機会をもっています。
そして今日は<桜美林 草の根国際理解教育支援プロジェクト>の方々にご協力をいただき、世界の楽器に触れる機会を持ちました。


ずっと楽しみにしていた子どもたちは朝から楽しみで仕方がない様子でした。
そして時間が来て、コミュニティールームに行くと部屋の中央には布に隠れた何かが。
目をつぶって[これはなんの楽器だろう]の問いかけに、目を隠し耳を澄まして音を聞く子どもたちは真剣そのもの。布をとり楽器を見た瞬間に「わーこんな楽器だったんだ」と目をキラキラさせて楽器を見つめていました。


初めて見た楽器もあれば、前に見たことある楽器もあり、いろんな楽器を触りながら楽器が奏でる綺麗な音に関心しきりの子どもたちでした。


また、触れていく中で「これはどこの国のもの?」と地図を見ながら日本以外の国に興味を持ったり、「この中に石が入ってる」と楽器を鳴らしながら発見したりと子どもたちなりに色々な気づきがあったようです。

楽しかった時間もあっという間で子どもたちはとても朗らかな顔をし「あー楽しかった!またやりたいな」と話していました。
世界の楽器に触れるとても貴重な体験を通して、子どもたちはいろんな国の違いの楽しさや美しさ、面白さを考え感じられる機会になったことと思います。


子どもたちが大きくなって、こうしたそれぞれの国が持つ異なりを尊重し、一緒に助け合って生きていくそんな平和な世界を創り出していく人になってほしいと心から願っています。

(オベリン保育園 棚田 麻理)