2015年10月27日火曜日

山ちゃんに聞いてみよう!の巻

0.009反の田んぼ活動 報告⑦

保育園のお米を作ってくれている、「山ちゃんのお米」こと山田さんが5歳児ぞう組に岐阜から会いに来てくれました。突然やってきた山田さんを見て「山ちゃん!田んぼのお米みて~」と初めて会った子もすぐに笑顔いっぱい。
山田さんより先に田んぼへ行き、きれいに一列に並んで座り観察しながら山田さんの到着を待つ子ども達。いつもこんなにお行儀良かったっけ?と山ちゃん先生が来ると違うものです。
ずっと子ども達は山田さんに質問したい事を考ていたので質問攻めに「どうして葉っぱを触るとチクチクするの?」「それは葉っぱが虫や鳥から稲を守っているからだよ」や「どうして野菜よりもお米が大きくなるのに時間がかかるの?」「それはね、お米も人間といっしょで大人になるのに時間がかかるからだよ」と答えてくれる山田さんの話を真剣に聞いている子供たち。

山田さんは田んぼの中にズンズン入り一つ一つ稲を真剣に見ていました。「ほら、手のひらいっぱいにお米が付いているよ。プロ顔負けだな~、よくここまでやったよ~」とお米の出来具合に太鼓判をいただきました。「もう稲刈りしていいよ。でもどうやって稲刈りするのか心配だったんだよ~」とわざわざ鎌を持ってきてくれました。山田さんが鎌を見せると危ないとわかるらしく真剣な顔になり、山田さんに稲の刈り方と鎌の使い方を聞いていました。「ギコギコしないで、おしてひっぱる」と準備OK!
束ね方は山田さんは「こうやってこうだよ」と簡単に巻いているのですが、なかなか上手く巻けません。何回か練習するうち「合格!農家のお嫁さんになれる」と言われるまでに上達しました。最後に干し方を教えていただき、「プロはお米を食べて水分量を見るんだよ」と一粒口の中に入れてかじる山田さんをみていた子ども達が真似してお米パクッ「甘い!」「おいしい!」とみんなで味見していました。
いよいよ明日稲刈りです!山田さんご指導ありがとうございました。
(オベリン保育園 伊藤 航也)