2017年7月24日月曜日

今年もカブトムシの季節がやってきた

乳児・幼児クラス 保育活動報告(かぶと虫コーナー)
“子どもたちに本物のカブトムシを見て、触れてもらいたい”
こうした思いで昨年から始まったカブトムシ飼育の取り組み。
たちまち人気者となっていったカブトムシたち。
「大きいね」「かっこいい」「怖い」など、子どもたちは様々な感想を伝えてくれました。
最初は怖くて触れなかった子が、夏が終わる頃にはすっかり仲良くなっていたことも。
そして秋、飼育していたカブトムシは土の中に卵を残してくれました。
そして土の中でどんどん大きくなった幼虫は冬を越し、春の訪れとともに蛹へと変身していきました。
幼虫から蛹になると急にカブトムシらしくなり、「本当にカブトムシだ」とビックリ。
しかし上手く蛹になれずに死んでしまう幼虫もいます。
「かわいそうだね」「病気だったのかな?」子どもなりに色々な思いを巡らせていました。
そして6月中頃、いよいよ成虫が土の上に現れました。
こうして幼虫が成虫になった事へ驚いたのは、子どもだけではありませんでした。
子どもたちは早速エサのゼリーをあげたりケンカをさせてみたりと、興味津々な様子。
園庭での虫探しと発見が楽しい盛り、りす組の子どもたち。
「すっごい大きい!」「カブトムシこわ~い!」と、恐る恐る指で触れていました。
一番最初に掴めるようになるのは誰かな?
  
去年も沢山見て触った幼児クラスの子どもたちは余裕の表情。
エサを食べる様子や体の作りを観察するなど、興味の持ち方も変化してきました。
子どもたちの興味関心を引き出し、深めながら、
楽しくて奥深い生き物の世界を一緒に楽しんでいきたいと思っています。
(オベリン保育園 加藤 純平)