乳児クラス 活動報告
今年の夏もオベリン保育園を賑わせていたカブトムシとクワガタムシ。秋が終わり、ケースの中ではカブトムシの幼虫がすくすくと成長しています。あっという間にケースの中の土を食べ尽くしてしまう幼虫のために、先日りす組(2歳児)が中心となってお引越し作業を行いました!
弟や妹が生まれたお友だちが多く、何かと“赤ちゃん”が大好きなりす組のみんな。でもカブトムシの赤ちゃんは初めてです。絵本でもまだ成虫しか見たことがありません。
「どんな形してるかなー?」と尋ねると、「小さい」「ツノがある」「わかんなーい」と答えは様々。
みんなで色々な想像をしながらドキドキのご対面…!
「うわ!大きい!」「すごーい!」と、みんなは大興奮。少し観察をすると、すぐに触りたくなってきてしまいます。「やわらかいの?」「かたいの?」「これは小さいよ」と、色んな疑問も出てきます。
“赤ちゃんだから優しく触ること”という説明をすると、しっかりと聞いて緊張感が漂い始めます。
さすが、普段から年下の友だちと関わっているりす組のみんなです。
一人ずつケースの前へ行き、保育者と一緒にお引越しが始まります。
恐る恐る両手に乗せて、新しいケースへ入れていきました。
ちょっと怖くて遠巻きに見ていた子どもたちも、
友だちの様子を見ているうちに「やってみる!」と挑戦し始めました。
「お顔はどこなの?」「目はどれ?」「足があった!」「もぐるの上手だね」
幼虫を観察する子どもたちの目は、とても輝いています。
「なんか出てきた!」と驚いた物は、幼虫のウンチ。
「えー、ウンチー!」「くさーい!」
思わぬ瞬間との出会いに驚きと笑いが止まりませんでした。
冬は園庭の虫たちに出会う機会が非常に少なくなります。
そんな中でもこうして身近な昆虫の成長に触れ、変化を見て、親しんでいけたらと思います。
オベリン保育園 加藤 純平