幼児クラス 実施報告
1月の終わりにみそ作りをしました。毎年みそ作りをオベリン保育園で行ってきました。今年度の年長クラスは昨年のみそ作りから大豆に興味を持ち、一年を通して大豆に触れてきました。その中で年中クラスも大豆やみそ作りに興味を段々と持っていきました。
「やわらかくなるんじゃないかな」「丸くなると思う」と予想したり「水に入れたら枝豆みたいに黄緑になるんじゃないかな」と考えたりする子もいました。
翌日になりクッキングの前に大豆がどうなったかみんなで観察すると「大きくなったね」「丸から少し細長くなったね」「ツルツルしてる」など様々な変化を発見していました。また茹でた大豆の観察では「いい匂いがして美味しそう」「こっちの方がやわらかいね」と話し合っていました。
また3年前、2年前、1年前と今までに作ったみそも観察したり、味見をしたりしました。「色が違うね」「味もちょっと違うよね。昔の方が舌がちょっとピリってする」など話していました。
大豆をつぶす工程では、乳児も幼児も関係なく関わりました。子どもたちは、袋に入れた大豆をにぎにぎとつぶしました。「ぐにゃってするね」「ここにもまだ丸い大豆が残ってるよ」と友だちと協力しながら大豆をつぶしていき、お兄さんたちにバトンタッチ!
つぶした大豆に塩と麹を混ぜながらこぼさないように、心を込めて丁寧に「美味しくな~れ」と声を揃えながら混ぜていました。
混ぜ終えたら、みそ玉作り! 「このぐらいかな?」「もっと大きい方がいいんじゃない?」と話しながら綺麗なみそ玉を作っていました。みそ玉作りが終わったら、たるの中へ入れる作業。 みその中に空気が入らないように勢いよく投げつけました。
最後にみそを涼しく風当たりの良いところへ! 「重い~」「たくさんできたね!」と嬉しそうに話しながらみんなで協力して運びました。みそは、しばらく寝かせ、次回は夏に天地返しをする予定です。今年はみそは、どんな味のおみそになるか今から楽しみです。
オベリン保育園 和田 隆