保育園から歩いて15分ほどの所にある麻布大学で乗馬体験をさせていただきました。子どもたちは「馬に乗りに行くんだよね!」とずっとこの日を楽しみにしていました。
麻布大学に到着すると先生方学生の皆さんに温かく迎えていただきました。保育園にはない大きな教室で学生さんがつくった子どもたちがわかりやすい映像を通して乗馬をするときの約束や、馬の大きさや体重、見える色などクイズを通して馬について知りました。大学生のお兄さんお姉さんが子どもたちのサポートをしてくれ、ペアを組んだ大学生と乗馬に向かいました。
子どもたちが乗る馬は小さいポニーです。ヘルメットを被せてもらい、待機場所にいると目の前にゆっくりと馬がやってきました。「ここを持ってね」「ゆっくりと足をあげて」などと乗り方を教えてもらいながら馬にまたがりました。少し緊張していた子もいましたが、どの子も馬が歩き出すと表情が柔らかくなり、乗馬を楽しんでいました。お兄さんお姉さんたちに手綱を引いてもらいながら、前に進んだり右や左に曲がったりし、馬の体をなでてみたりもしました。小刻みに揺れる馬の動きに合わせて全身の力を使いながら
15分ほどの乗馬をしました。
下りるときには、馬の優しくたてがみをなで、ぎゅっと抱きつく子もいて「乗せてくれてありがとう」の気持ちを伝えていました。乗馬を終えた子どもたちは「楽しかった!」と笑顔になっていました。保育園に戻るとき、楽しい時間をつくってくれたポニーたちに「ありがとう、また来るね」と手を振る子どもたちでした。今回の乗馬経験を通して、たくさんのことを感じることができました。また、麻布大学の学生や先生、トレーナー方々とも触れ合い、地域の中で子どもたちの成長が育まれていく活動でした。乗馬体験は大学の後期の授業として取り入れられ、毎週1回計9回行われる予定です。
オベリン保育園 小泉のぞみ