2019年6月25日火曜日

たくさんの思い出をリュックにつめて~ぞうぐみ夏キャンプ3日目~

5歳児富士山夏キャンプ3日目
 キャンプ3日目は少し早起きをして富士山を見に行きました。残念ながら雲の中に隠れていて富士山を見ることはできませんでしたが、「夏のキャンプでは見れなかったけど、冬のキャンプで来た時に見れるといいな」と次回キャンプまで待つことになりました。キャビンに帰り、今日もみんなでおにぎりの朝ごはんを食べました。朝ご飯をどこで食べるか相談すると「キャビンの中!」と全員一致で決まりました。
 朝食後はいよいよ帰る支度です。持って来た荷物を大きいリュックに詰めると「帰りの方が重い」と言う子どもたち。すると一人の子が「思い出も一緒に入ってるから重いのかな?」とつぶやくと、「そうだね、思い出も入ってるからね」とみんなで笑っていました。

 荷物の整理が終わるとテラスに出て制作をしました。制作のテーマは“キャンプで見た空と雲”です。絵の具で空や雲、山の色を作り筆で塗ったり、形を描いたりしていきました。「雲が紫になってた」「山に煙の雲があった」と見えた景色の色に近づけようと絵の具を少しずつ混ぜて色を作っていました。雲を毛糸や綿、薄紙などの素材を使って貼りました。「このくらいの毛糸を丸めたい」「雲はもう少し大きかった」と毛糸の長さや綿の量を工夫していました。「空の中にあった」「山の途中にあった」とどこに貼るかもじっくりと考えながら制作し、子どもたち一人ひとりが見た空が出来上がりました。
 お昼ごはんを食べてから、3日間一緒に過ごしたYMCAとつか保育園のお友だちと一緒に閉村式をしました。「同じ色の帽子だね」とかぶっていた帽子が同じだったところから仲良くなった子どもたち。とつか保育園のお友だちと別れるとき「また遊ぼうね」「忘れないよ」とハイタッチをしていました。一足早く出発したとつか保育園のバスが見えなくなるまで手を振っていました。
 最後に広場で思いっきり遊んでからバスに乗り、3日間の楽しかった思い出と一緒に保育園に戻ってきました。保育園に戻ると「おかえり!」とみんなが出迎えてくれ「ただいま!楽しかったよ!」と笑顔で応える子どもたちでした。
オベリン保育園 小泉のぞみ