少しずつ暑さも和らぎ、園庭で過ごす日も増えてきました。園庭の柿の実が大きく、ほんのりとオレンジ色に染まっていることに気付いた子どもたちは「どうしてオレンジになってるの?」「暑かったから?」と疑問を保育者に投げかけ、みんなで観察をしながら身近な自然に興味を示していました。
秋は食欲の秋ともいいますが、いつも食べている給食に出てくる食材への関心の持ち方が子どもたちならではで、おもしろく感じることが多くあります。ある日の給食で出たモロヘイヤのねばねばに気付いた子が「どうしてねばねばしてるの? 納豆が入ってるのかな?」と不思議そうに話していました。
その話を栄養士に話したところ、「またモロヘイヤが出る日にクッキングをしてみない?」と提案を受け、子どもたちと一緒にクッキングを行うことにしました。茹でる前は粘り気がなかったモロヘイヤが茹でるとねばねばになったことに驚く子どもたち。「ねばねばしてる~」「なんで~?」「おもしろ~い!」と興味津々で見つめていました。
そのまま給食にモロヘイヤの入ったすまし汁が出てくると「さっきのやつだ!」「ねばねばしてる!」といつもなら汁物に野菜が入っていると「これ苦手~」と顔をしかめる子もおいしそうにパクリ。「美味しい~」「もう食べちゃった! おかわりしたい!」と大人気でした。またその様子を見ていた周りの子たちも興味を持ち、モロヘイヤを口に運ぶ姿もありました。
子どもたちが日々感じる不思議なことや疑問を保育者がしっかりと受け止め、そこで終わりにせず栄養士に協力してもらい「おもしろいね」から「そしたらこんなことしてみようよ」と活動を広げることが出来ました。
そこから子どもたちの世界にはおもしろいことがたくさんあるんだ!と思えるきっかけになってくれたのではないかと感じます。これからも子どもたちが「おもしろいね」と感じる活動をたくさん見つけていきたいと思います。