暑い夏の日差しも和らぎ、気がつくと秋空が見え始めた9月。ある日のこと、1冊の紙芝居をじっと見ていた子どもたち。
それはお月見のお話でした。「お月見ってね、お団子食べるんだよ」「(紙芝居に出ていたススキをゆび指して)保育園に来る時、線路にあの葉っぱあったよ」と話してくれた子どもたち。
長い特別なお休みが終わった9月24日、グループに分かれてお月見クッキングをしました。
もちろんお水の軽量はぞう組の子どもたちのお仕事で、「300まで入れてね」と声をかけると、“まかせて”と自信たっぷり。そう、日々のお米とぎで培った力。安心してお願いできました。
慎重に、ゆっくり少しずつ水をボールの中へ。すると、白玉粉の粉が少しずつ形を変えていきます。不思議そうな顔をして混ぜる子どもたち。
しかし、なかなかお団子にならない粉にちょっぴりお疲れモード、「お団子できないよ」とサラサラの白玉粉を触っていた時、「あれ、なんかここモチモチしてきたよ」ともう一つのグループの子どもたち。よく見ると確かにお団子のようになってきています。ここからは、あっという間でした。
「お団子はビーズくらいの大きさ」と伝え、近くにビーズを置いて置くと、時より丸めたお団子と比べっこ。大きさ、丸さを見ながらみんなで300個以上のお団子を作りました。
出来たお団子は、給食室に運び、お昼寝後のお楽しみ。
真っ白になった手を洗い、お日さまと一緒に元気いっぱい遊びに行った子どもたちでした。
お楽しみの様子は報告②をお読みくださいね。
(オベリン保育園 棚田麻理)