2015年10月7日水曜日

お月様にうさぎ見えるかな? ②

幼児クラス お月見団子づくり報告
たっぷり遊び、いつもよりちょっとだけソワソワしていたお昼寝タイムが終わり、「早くランチルーム行こう」といつもより寝起きが良かった子どもたち。
ランチルームに行くと、午前中自分たちで作ったお団子が茹でられ、きな粉もちに変身。
そしてその隣には大きなお鍋があり、「やっぱり、お湯で茹でるんだ」と嬉しそうに見つめていました。実はお昼寝前に子どもたちに聞いてみたのです。「みんなが作ったお団子ってあのまま食べられるの?」と。すると、「焼くんだよ」「お湯で茹でた方が良いよ」と二つの意見が出ていたのです。ランチルームにあった鍋を見てすぐにわかったようでした。
給食の先生が実際にお団子を鍋の中へ。しばらくすると、鍋の中に変化が。「あーお団子が見えてきた!」と大興奮の子どもたちは、浮いてくるお団子に興味深々でした。
目の前で茹でた出来たてのお団子にきな粉をかけて「いただきまーす!」
「わーお団子がとろける」とニコニコの子どもたち。いつもよりたくさんおやつを食べました。

そうそう、実は玄関に飾ってあったススキはひつじ組の子どもたちが以前、公園に行く時に見つけてきたものだったのです。「お月見の葉っぱだ。保育園にお土産にしよう」と。
幼児さんが作ってくれたお月見団子にススキのお陰で今年も無事に秋を迎えることが出来ました。暑い夏を元気いっぱいに遊び身も心も大きくなった子どもたち、鈴虫の鳴き声とともに今日も元気に運動会ごっこを楽しんでいますよ。きっと、空からうさぎがみんなを見ていたと思います。
(オベリン保育園 棚田麻理)