色々なものに興味津々の子どもたち。「これなに?」「あれなに?」「なんで?」と毎日たくさんの疑問が出てきます。とくに給食の時間になると、もう食事どころではありません。様々な食材が小さなお皿に詰まいるので、頻繁にでてくる「にんじん!」「たまねぎ!」などの食材が出てくると、全て子どもたちは小さな指で指差しながら教えてくれます。
しかし、あまり登場しない食材が出てくると「これはなんだ!?」とじっくり観察したあと、「なーにー?」と保育者に訪ねます。「〇〇だよ」と伝えると安心して口へ運び、美味しそうに食べています。
そんな子どもたちと先日、かぶの種を植えました。
『おおきなかぶ』の大型絵本を見たあとに保育者の手に乗っていたのは小さな小さなかぶの種。すこし難しい顔をして“これが、かぶなの?”“さっき見たものと違うなぁ”と不思議そうに見つめる子どもたち。
「みせてー!」と、触ったり匂ったりして感触を確かめました。その種を今度はひとつまみ持ち、パラパラっと土の穴の中へ。「できたー!」「もういっかい!」と大興奮!種の入った土の穴をじっと観察している子どももいました。
全部まき終わったら次は水やり!窓越しに「おおきくなぁれ!おおきくなぁれ!」とお願いしながら水やりを見守りました。今回は保育者が代表して水やりを行いましたが、子どもたちの「やりたい!」という意欲とリクエストにより、次回からは保育者と一緒に子どもたちが順番に水やりをしていきたいと思っています!
これから子どもたちと一緒にかぶの生長を見守っていきたいと思っています。かぶもみんなもどんどんおおきくな~れ!
(オベリン保育園 佐久間 景)