前回のおしるこクッキングに引き続き、ぼたもちクッキングを行いました。今回は、あずき洗いをことり組(0歳児)、うさぎ組(1歳児)も挑戦しました。それぞれ、あずきの色・形・大きさ・固さを目で見たり、手で触れたりしながらあずき洗いをする子どもたち。あずきを覗き込むように観察し、洗っている姿は小さな博士のようでした。
お昼ご飯の時間になり、みんながご飯を味わう前に煮込むところをみんなで観察しました。前回同様、沸騰してあずきがブクブク踊っている姿に興味津々のようでした。ご飯を食べながら、一緒に煮込みました。
お昼ご飯が終わると、子どもたちはお昼寝の時間になります。「まだ食べれないの?」と早く食べたそうな子どもたち。「みんながお昼寝して起きたら出来上がっているかな?」と楽しみに待ちました。
お昼寝が終わると、子どもたちはあずきのことを思い出し、「見に行ってみよう」と進んでお食事のスペースへ。あずきは煮えていましたが、まだ、ぼた餅として食べるにはもう一つ作業がありました。
あずきを潰すことを教えてもらい、みんなでつぶす作業をしました。あずきを洗うとき固かったお豆が柔らかくなっていることに気づく子どもたち。また、あずきの豆が潰れていくことに興味津々。「よいしょよいしょ」と頑張って潰しました。後は魔法の粉(砂糖)を入れて完成です。
ラップにあんこを敷いて、その上にご飯(丸くしたもの)、またその上にあんこをのせ、みんなでおにぎりのように「ぎゅっぎゅ」と握りました。
今日一日で色んな体験をした子どもたち。出来ることを楽しみながらも自分たちで作ったぼたもちは格別に美味しかったようで、パクパク食べていました。
ご家庭でも、「まだ小さいから出来ないよ」と思わず、小さな料理人と思いながらも興味を持ったことは体験させてみてはどうでしょうか?きっと、新たな子どもたちの発見があるかもしれないですね!
(オベリン保育園 岡崎あゆみ)