乳児活動報告
暑かった夏も終わりに近づき涼しい日が増え、外で過ごしやすくなってきました。
9月のある日、うさぎ組は園庭横の芝生へ行くことに。
芝生までは友だちと手を繋いで歩きます。途中の道には猫じゃらしがいっぱい。「うわー」「すごい!」と子どもたちは猫じゃらしを触ったりひっぱったりして楽しそうな様子。「もっていきたい!」と自分でとった猫じゃらしを大事そうに抱える子もいました。
ボールを「ぽい」と投げたり、「ころころ」と転がしたり「大きい!!」とバランスボールの大きさに驚いたり、発見がいっぱい。ボールを2つ抱えるのに挑戦する姿もありました。友だちとボールを転がしあったり、大きなバランスボールに乗ってみたりと笑顔がいっぱいです。
保育者が竹を切ったもので坂を作ると、上からボールを転がす子どもたち。
何度も繰り返すうちに坂の下から上へ「よいしょ」と転がそうとする子が出てきました。
するとそれを見た友だちが、なんだなんだと真似し始めました。
下から転がして戻ってくるボールの動きが面白かったようで、何度も繰り返していました。
いつもとは違うボールやフラフープ遊びはとても楽しかったようです。
子どもたちはどんな驚きや発見があったのでしょうか。
春、保育者との関わりが主だった子どもたちが、夏を経て友だちと関わることを喜ぶ姿が多く見られるようになりました。今回、芝生へ手を繋いで歩きましたが、お部屋でも「ねえ、手を繋ごう」と友だち同士で手を繋ぎにこにこと嬉しそうにしています。
そんな子どもたちの成長を喜ばしいと感じると同時に、これからも様々な人と出会い関わり、素敵な経験をしていってほしいなと思います。
これからもみんなで様々な遊びを楽しんだり、共に発見を喜んだりしていきたいと思っています。
オベリン保育園 荒井美穂