【YMCAオベリン保育園】 味噌作り活動のご報告 その①
今年で9回目となるオベリン味噌作りは、卒園児の保護者の方から頂いた、木樽での初挑戦でした。今年の味噌作りは、乳幼児で、感染予防に注意し、できる形で、見て、聞いて、触って、嗅いで、味わって、五感を使って、子どもたちと感じながら、時間経過による変化や味噌になるまでを知ることができました。
*味噌溶き
乳児クラスでは、日頃から、目の前で味噌溶きを行っています。味噌を溶く前、溶く様子、溶いた後の匂いや色、様子などにも触れ、楽しむ子どもたち。りす組を中心に、「今日は何の味噌?」「オベリン味噌かな、石井味噌かな」「味噌の色、なんか違うね」と話し声が聞こえてくるようになりました。
*味噌の作り方、木樽、大豆、塩、麹に触れる
乳児、幼児で分かれて、味噌の作り方や木樽、大豆、塩、麹に触れてきました。
▲乳児では、イラストを見ながら作り方を聞いたり、大豆、塩、麹を手に取ったりすると、「なにこれ、なにこれ」の声があふれていました。保育者が、1つひとつ伝えると、保育者の言葉を繰り返していました。また、初めて見た木樽に「うどん入れるやつみたい」「きだる?」と不思議がいっぱいの子どもたちなのでした。
▲幼児では、大豆、塩、麹、味噌を観察コーナーに設置し、いつでも触れる環境にしていきました。ボトルを振ったときの音、実際に触れた感触、味噌を作る為には、“大豆”だけではなく、“塩”、そして“麹”というものが必要と環境の中から知ることができました。(続く)
YMCAオベリン保育園 牧