【YMCAオベリン保育園】幼児クラスの活動の報告
8月、幼児礼拝のお話や讃美歌で「平和」という言葉が何回も出てきました。
そこで「じゃあ平和って何だろう」と考える事になり、幼児の担任それぞれが思う平和について子どもたちに話しました。
1人目の保育者の思う平和は「みんな色んなことをしたり、やりたいと思ったらそれにチャレンジできること」
2人目の保育者の思う平和は「みんなが笑顔で過ごすこと」そのためにはどうしたら良いかも話しました。
3人目の保育者とは一緒に聖書を読みました。「平和を実現する人」という言葉を聞き、平和を作る方法を考えました。話すうちに盛り上がり、お米の農家のやまちゃんや農吉さんなど自分だけでなく周りの人にも視野が広がり、遠く離れた人の平和も願うことになりました。
この時期に鶴を広島に届けている人がいることを知ると「やってみたい」と子どもたち。
文字が書けなくても、鶴が折れなくても出来るように鶴用の折り紙を染める事にしました。「この色がいいかな」「三角に折ってから染めようかな」と楽しみながら染める中には、贈る相手に喜んでもらおうとする姿もありました。
家族や保育園の友だち、地域の人やお世話になった人についての話が自然と子どもたちから出てくる事から、自分たちには色々な人が関わっている事を分かっているのかもしれないと感じました。自分のことだけでなく、周りの人や事についても自分事と捉え、互いに思い合えるような、『平和を作る人』になってほしいなと願っています。
オベリン保育園 荒井