園庭にある柿の下に落ち葉や松ぼっくりが落ちているのを見つけた子どもたちは、そこで見立て遊びを始めました。次第に遊びが盛り上がってきたので、保育者が木のテーブルやベンチを用意したり、砂を水で濡らしてみると……
あっという間にアイスクリーム屋さんの完成です。
「いらっしゃいませ～、アイスクリームやさんですよ」と店員さんになった子が呼び込みをしていると、お客さんがやってきました。
「はい、チョコアイスをどうぞ」「ありがと！」
お店の裏側では、新作メニュー作りに余念がありません。
「いまイチゴとぶどうのアイスつくってるの」
松ぼっくりや落ち葉、乾いた白い砂をトッピングに見立て、オリジナルのアイスクリーム屋さんは大人気！ 客足は途絶えません♪
保育者がお店のレイアウトや濡らした砂だけ用意すると、子どもたち自身でアイスクリームを作る人、売る人、お客さん役と自然に役割が分担され遊びが展開していきました。普段のお買い物の様子から「〇〇えんです」「ありがとうございました」など接客のやり取りもしていて、日々大人のやり取りをよく見ている事を感じました。これからも子どもたちの遊びが広がるよう保育者も一緒に考えながら過ごしていきたいと思います。
YMCAオベリン保育園
和田