今年度最後のあそびのもりがありました。
最後の活動は焚き火で焼き芋&焼きマシュマロです。農村伝道神学校に着くと、スタッフから焚き火のやり方や、注意点について話を聞きました。火は暖かいけれど、近づきすぎると危ないことや、軍手をつけることを約束しました。そのあとは、さつまいもを洗って、焼き芋の準備をするチームと、焚き火の手伝いをするチームに別れました。
焼き芋の準備では、芋を洗って、新聞紙とアルミで巻いていきました。焚き火の準備では、友だちと協力して、枝や枯葉を集めていきました。大きな木でもすぐに火が付くと思っている子には、「まずは赤ちゃんの火から始めるから、細い木を持っておいで」と知らせていきました。焚き火を初めてする子もいたので、いい経験になったようです。折った枝をテントのように組み立てて準備がととのったら、マッチで火を付けました。少しずつ大きくなる火に目が釘付けの子どもたち。「あったかいね」「においがするね」と変化に気付いていました。火が安定したら、準備したさつまいもを火のなかへ。「早く食べたいな」と待ち遠しそうでした。待っているあいだは、割り箸にマシュマロをさして、焼きマシュマロをしました。火から遠すぎて、なかなか焼き色がつかなかったり、火に近すぎて焦がしたりなど、こつをつかむのに時間がかかっているようでしたが、「トロトロだね」「まわりがカリッとしてるね」と美味しく食べることができました。
そして待ちに待った焼き芋の出来上がり。ほくほくの出来立てを、みんなで分け合って食べました。「あまーい!」「もっと食べたい!」と大喜びの子どもたちでした。
食べ終わったあとは、広場で散策をしたり、木登りをしたり、リーダーと鬼ごっこをしたり、身体を動かしてのびのびと遊ぶことができました。
年間を通して、自然に触れ、好きな遊びを楽しんできました。最初は何をして遊んでいいのか分からず戸惑う姿もありましたが、友だちやリーダーと自然のものを使った遊びや、身体をダイナミックに使って遊ぶことを楽しめるようになりました。毎回活動を楽しみにしてくれたり、リーダーの名前を覚えて関わることを喜んでいた姿が見られました。
来年度も引き続き活動があります。参加をきっかけに、自然への興味をより深めてもらえたらと思います。申し込みお待ちしています。
(オベリン保育園 鶴見菜穂)