2015年5月29日金曜日

もぐもぐブログ 本物を知ろう ~0.009反の田んぼ 代かきの巻~

田んぼ活動のご報告

今日は田んぼ作り最後の準備「代かき」を3歳児ひつじ組・4歳児きりん組・5歳児ぞう組の幼児全体で行いました。


「朝から土をふみふみするぞ!」とワクワク気分の子どもたち。
「今日は代かきと言って田んぼに水を入れて、足で土をふみふみすると土が混ざって丈夫な田んぼになるんだよ」と先生からお話を聞いて代かきをはじめました。

みんな並んで田んぼに片足を入れてみると、土の感触に「気持ちいいけど・・・へんな感じがする」とはじめは控えめな子どもたち。しかし、いざ田んぼの中に入ると「うわぁ~足がうまっていくー」「足が抜けないよ~」と田んぼの中を慎重に動き回っていた子どもたちも、だんだんダイナミックになっていき・・・。


「先生にもつけちゃお」「ひぇ~」ペタペタ、顔中泥だらけで「ドロボウみたいだね」と泥のつけ合いっこが始まり、気が付くと園庭の壁や遊具は泥んこ手形アートが完成していました。
みんな泥に足をとられながらも全身泥だらけになりながら代かき(遊び?)を楽しんでいました。


いっぽう周りから田んぼのようすを「いいなぁ~やりたいな~」とジィーっと見ていた1歳児うさぎ組と2歳児りす組の乳児の子たち。少しずつ近づいて来て、我慢出来ず田んぼのなかにドボン!

少しの時間でしたが幼児組も圧倒される程おもいっきり乳児クラスの子どもたちも遊んでいました。


来年はみんなでやろうね。最後にぞう組がトンボで土を平らにして田んぼの土の完成!
「お米を作るのって大変だね」と話している声が聞こえてきました。この経験からお米が出来るまでの過程や苦労、作ってくれる方への感謝の気持ちが自然と生まれてくれれば良いなと思っています。


いよいよ次回「田植え」を行います。乳児も参加してみんなで力を合わせて作った0.009反のオベリン田んぼです。秋に美味しいお米が収穫できるように頑張ろうね!

                                       (オベリン保育園 伊藤航也)

2015年5月25日月曜日

どんな手触り?五感を使って遊ぼう!

乳児の五感あそび ご報告
 
乳児クラスでは五感(見て、聞いて、触れて、匂いを感じて、味わって)を使った遊びを保育活動の中に取り入れていますが、今回はいろいろな素材に触れて遊びました。


 緩衝材やカラー段ボール、包装紙などさまざまな感触の違う素材を保育室に準備すると、さっそく興味を持ってやってくる子どもたち。緩衝材のカーペットの上に座るとすぐに手を伸ばして遊び始めていました。緩衝材の上を歩いたり、ハイハイしたり、うつ伏せになってみたりしながらその子なりの楽しみ方を見つけて感触を確かめていました。


カラー段ボールのでこぼこした感じや、包装紙のざらざらした感じを次々に手でつかみ、紙をぎゅっと丸めてみたり、上に下に揺らしてみたり“こうしたらどうかな?”“こうしたらたのしいかな?”と子どもたちが遊びを展開させていきました。


大きな紙の下に隠れる子がいたり、もっとさわりたい!と違う紙を探す子もいて、夢中で遊ぶ子どもたちでした。


                          (YMCAオベリン保育園:小泉のぞみ)





乳児クラスの虫探し

5月の乳児クラスの様子

天気の良い日が続いた5月の乳児クラスは、年齢別グループや月齢別グループで過ごす中で園庭やお散歩に行く機会が少しづつ増えてきました。


園庭に出ると、さっそく虫探し!をする2歳のお友だち。それに興味を持った1歳のお友だちは「なに~?」と後を追っかけ見に行きます。土を掘ってみたり、葉っぱの影を覗き込んだりしながら、お皿いっぱいのダンゴ虫を見つけたり、中にはミミズやカタツムリを見つけることもあります。見つけた物は、必ず保育者のところへ持ってきて嬉しそうに「みつけたよ」と知らせてくれます。また、お友だちにも自慢をするかのように見せ、その姿は小さな虫博士のようです。


さて、お昼ごはんが近づき、お部屋に戻らなきゃ!と言う時間になると、子どもたちは手に持っている虫たちをどうするのかな?・・・と思っていたら、すかさず、虫たちを上手に地面へ返し、「ばいばい」と手を振っていました。そうですよね。虫さんたちも大事な家族やおうちがあります。小さい乳児クラスのお友だちでもしっかり分かっているんですね。また、虫さんと明日も会えますようにと手を振っていたのかもしれませんね。


もうすぐ6月です!梅雨の時期に入り、お外で遊べる日も少なくなってくるとは思いますが、雨の日にやってくる虫もいます。雨の日散歩や、雨上がりの園庭を探索したいと思います。
                                  (YMCAオベリン保育園:岡崎あゆみ)

もぐもぐブログ ~ほんものを知ろう “0.009反の田んぼ 田起こし編”~

田んぼ活動のご報告

砂場に田んぼの土を入れて1週間ほど土を乾かしたら、いよいよ本格的に田植えの準備が始まります。まず土作り第1段「田起し」をしました。


稲の体が丈夫に育つように栄養(肥料)をパラパラ蒔いていると、早く田んぼに入りたくて「ぼく、やる気まんまんだよ」と鍬を持って待ちきれないようす。先生が「今日はみんなで栄養(肥料)と土をよ~く混ぜて、根がのびるように土をやわらかくするんだよ」と説明を聞いて、いっせいに田んぼの中に入っていく子ども達。
 「よいしょー」と自分より大きな鍬を体全体を使って持ち上げザクザクと耕し、始めはフラフラしていたのが2回3回とやるうちに「シャベルカーだぁ」と深くまで掘れるようになっていました


。最後にまだ少し残っているかたまりの土を手やシャベルで潰してもらっていたはずなのに、いつの間にやら泥んこ遊びに!「ホットケーキの粉みたいでフカフカだね」と手で触ったり足で踏んだりと土の感触を楽しんでいる子、さらに豪快な子は「冷たくて気持ちいいよー」と寝転んだりごろごろ転がったり大盛り上がり。先生が「もうお昼だよ」と言っても「まだ土がやわらかくなってない」といつまでも遊んでいました。今度は田んぼに水を入れて足でふみふみします。いっぱい泥んこになってね。



                               (YMCAオベリン保育園:伊藤航也)

2015年5月18日月曜日

自然あそびの一日。

オベリン保育園 幼児クラス自然あそびのご報告

台風もあっという間に去り、良い天気の中お弁当を持って小山田緑地に行って来ました。
お弁当が入ったリュックを大事に持ち、新緑美しい春の自然に子どもたちはいつも以上にワクワクしている様子でした


バスから降りると早速、鳥や蛙などの生き物、草花等が迎えてくれました。年上の子どもたちが年下のお友だちを気にかけ、励ましながら山道を進むと広場が見えてきました。 自分より背の高い草木の中に入り寝転んだり、おいかけっこをしたりと広い自然に心を弾ませ、思い切り走りまわっていました。また、草花や虫を見つけ、観察をしたり触れたりして楽しんでいました。草や花を摘み、飾りにしたり、料理を作ったりと大自然ならではの遊びをしていました。


たっぷり遊んだあとは楽しみにしていたお弁当。お弁当を開けると大喜び。愛情がたっぷりつまったお弁当をペロリと完食していました。「せんせい、みてみて~」とかわいいおにぎりやおかずを食べる子どもたちを見ていると保育者もワクワクしますね。保護者の皆様、朝早くからお弁当のご用意をありがとうございました。

帰りのバスでは、眠い目をこすりながらもしりとりをしたり、変顔対決をしたりして楽しく帰園しました。暑い中での園外保育でしたが、体調を崩す子や怪我をする子もいなく楽しく過ごせたことを嬉しく思います。来月の園バスも楽しみです。 


                                         (担当:棚田麻理)

園庭に田んぼが誕生しました。

オベリン保育園 田んぼ活動のご報告
 ブログでご紹介したように、4月に砂場がお引越ししたため、今まであった砂場には砂がなくなってしまいました。そこで職員みんなで砂の無くなった砂場をどのように活用すれば良いか話し合い、最終的に念願の田んぼを作ることにしました。
 
オベリン保育園は2年前から町田市にある農村伝道神学校の畑をお借りして、幼児の子どもたちが畑活動を行っていますが、どうにかお米作りも出来ないかと職員みんなでずっと考えていました。そして今回、園庭を見直すことによって、小さいですが田んぼを造ることが出来ました。


 給食のごはんでお世話になっている岐阜の[山ちゃんのお米]こと山田さんのご指導のもと、まず水が溜まるようにシートを敷きました。園庭で遊んでいた子ども達に手伝ってもらいながら、「田んぼでかかし作りたーい」「こわいかかしにしたいね」、「毎日お米研ぎをしているお米を今度はボクが作るぞ」とワクワク盛り上がっていました。
 
 問題は田んぼの土で2トントラック山盛り一杯の土が必要とのことで、なんとか藤沢の永田農園の永田さんからいただける事になり、昨日手づくり田んぼも完成しました!

 砂場と田んぼと慣れない力仕事でみんな筋肉痛になりながらも、とっても素敵な園庭になりました。田んぼで協力してくださった山田さん・永田さんありがとうございました。
 さて来週から本格的に田おこし・代かきが始まります。乞うご期待。


                                       (オベリン保育園 伊藤航也)

あそびのもりで春の自然をたのしみました。

オベリン保育園 子育て広場事業 「もりのようちえん あそびのもり」のご報告

今年度初めての「もりのようちえん あそびのもり」を行いました。


昨年度から引き続き活動に参加してくれている子もいて、にぎやかな雰囲気の中、小山田緑地に出発しました。バスの中では、あそびのもり保育リーダーと手遊びを楽しんだり、しおりを見てネイチャービンゴを楽しみにしていました。


広場に向かう道では、鳥の声に耳を澄ませてみたり、くもの巣や、花などを見つけて発見を喜んでいました。雨上がりのキラキラした葉っぱや木のトンネルをくぐると、広場に到着!しおりのネイチャービンゴを見ながら「ギザギザしたもの見つけた!」「いい匂いのするものないなぁー」と友だちと話しながら散策を楽しんでいました。てんとう虫や、幼虫を見つけて、観察ケースに入れて観察を楽しんだり、へびイチゴや、シロツメクサを摘んで花束にしたり、クローバーを押し花のカードにしたりと夢中になって遊びました。


 あそびのもり保育リーダーと広場を駆け回って鬼ごっこをしたり、自然のものを見つけて遊びに取り入れたりなど、それぞれの楽しみ方でのびのびと遊ぶことができました。また、小学校1年生の子が、年下の友だちのことを気にかける姿もあり、成長を感じ、嬉しく思いました。


今年度も、小山田緑地などに遊びに行って、四季の移り変わりを感じたり、自然の中で遊ぶ楽しさを味わえるように活動していきたいと思います。次回の活動は6月6日です。また元気いっぱいの子ども達に会えるのを楽しみにしています。
                                             (担当:鶴見菜穂)

地域子育て広場「ベビーマッサージ」を行いました。

オベリン保育園 ベビーマッサージ実施のご報告

2015年度、最初の地域活動はロイヤルベビーマッサージ教室を開きました。
 ロイヤルセラピスト協会からは、昨年度も好評を得た黒田恵子先生にお越しいただき、明るく和やかな雰囲気の中で教えていただきました。

 穏やかな空気の中でお子さんやお母さんたちの自己紹介をしてから、ロイヤルベビーマッサージを始めました。

 
手にオイルをつけ、温めてからマッサージをすることで、子どもの状態や体温を感じつつ、行うことができました。 お母さんのマッサージが気持ちよく、思わず子どもたちも顔がほころび、笑顔を見せる子もいれば、くすぐったくて身体をよじらせる子もいました。



  また、ハイハイしたり抱っこを求めたりと動き回る子には、その子の姿勢に合わせたマッサージの仕方を教えていただいたり、合間に水分補給や授乳の時間もとったりし、子どもたちの様子に合わせて無理なく進めていくことで、終始和やかな場を持つことができました。 身体もほぐれ、心地良くなったお子さんも最後は、スヤスヤと寝息を立てて気持ちよさそうに眠っていました。



                                             (担当:和田 隆)






新しい砂場と築山が完成!

オベリン保育園 園庭砂場お引越しのご報告

 4月に入って、保育園の園庭をもっと遊びやすくしようと職員全員で話し合い、砂場のお引越しを行いました。



まず場所を決めて四角く穴を掘っていくと大きな石がゴロゴロ出てきて悪戦苦闘、掘った土を使って子ども達が登れる大きな築山を作ったり、全員でタライやバケツでひたすら砂場の砂を運んでようやく砂場の完成! 



手前味噌ではありますが、力を合わせて手づくりの立派な砂場を作ることが出来ました。



                                     

                                       (オベリン保育園 伊藤航也)