2020年5月29日金曜日

米ぬかってなあに?

【YMCAオベリン保育園】

りす組で米ぬかの感触遊びをしました。
りす組の子どもたちは、米ぬかの感触遊びは2回目です。

実際に触れる前に「これって何だったっけ?」と子どもたちに聞くと「あ~!米ぬかだ!!」と大きな声で答えてくれました。「この前もしたね。」と前回の感触遊びを覚えていたようです。

「匂いはどんなかな?」と子どもたちと袋に顔を近づけ匂いを嗅ぎました。「変な匂い!」「なんの匂いかな?」「お米の匂いみたい」と匂いをどんどん言葉で表してくれました。

いざ米ぬかをタライに広げると子どもたちはその周りにしゃがみ込み、とても真剣な顔で触れていました。乾いている米ぬかを「ふわふわだ」「さらさらだ」と握ったり、上から落としたりしていました。カップやスプーンを用意すると「ジュース作ったよ」「ご飯です」と見立て遊びを楽しみました。何が入っているか触れながら子どもたちと話すと「うーん…大豆かな?」と言った子どももいて、去年の味噌作りで触れた大豆を思い出しているようでした。





次は米ぬかが入ったタライに水を注ぎ混ぜます。タライに両手を入れ「わー!!」と言って混ぜていました。混ぜていた米ぬかが小さな塊になると「お米みたいだね」という声も聞こえてきました。固まってきた米ぬかを団子のように丸めて遊びました。「丸くなーれ」と声を掛けながら丸める子もいました。丸くなった米ぬかをぎゅっと握ってみると…なんと白い液体が出てきました。「これはなんだ!!!」と釘付けの子どもたち。「牛乳かな?」と白い液体の正体を考えていました。




手で触れたり、匂いを嗅いだり、じっくり見たり五感を使って米ぬかにたくさん触れました。一人ひとりが「これってなんだろう?」「〇〇かな?」と考え、発見や疑問を呟く子もいました。これからも感触遊びを楽しみながら、子どもたちの発見を大切に受け止めていきたいと思います。

YMCAオベリン保育園  中島