2016年3月29日火曜日

またひとつ大きくなって。元気に一歩、新たな一歩。

出発式 報告
YMCAオベリン保育園第4回出発式を3月19日(土)に行いました。
出発式の1部は、入園式と進級式。
2016年度は新入園児12名が加わり66名の子どもたちがひとつ大きくなりました。新しい保育園生活、初めて会うお友だちや先生にドキドキ・ワクワクする子どもだち。

新担任からひとりひとり名前を呼ばれ0ると、乳児クラスの子どもは、お父さんやお母さんに抱っこしてもらって、みんなにお顔を見せてくれました。また幼児クラスの子どもは、ひとつ大きくなったことを誇らしく思いながら、元気よく「はい!」と手を上げて返事をしてくれました。
2部の卒園式では、入園当時の姿を映したスクリーンを背景に、立派に歩いて入場する11人の子ども達。園長先生から保育証書を授与されると、一呼吸おいて『将来の夢や目標』について大きな声でみんなに伝えるその顔は、とても頼もしく感じられました。
きりん組(4歳児)の子ども達からは送る歌と言葉のプレゼントをもらいました。また、「4月からはぞう組としてオベリン保育園のことは任せてね!」と頼もしい言葉を送っていました。
 そしてぞう組(5歳児)からのお別れの言葉では、このYMCAオベリン保育園で過ごした毎日のことやキャンプ、田んぼ活動、運動会にクリスマスページェントなどたくさんの思い出が詰まった素敵なものでした。
最後の退場では、一輪花を感謝の気持ちと共に、お父さん・お母さんへ渡しました。

4月からはそれぞれが新しい環境へと歩みを進めます。新たな場所で頑張る子どもたちが神さまに見守られ、周りのみんなに愛されながら、元気よく健やかに育ち、たくさんの笑顔で溢れた楽しい日々が過ごせたらと思います。
(オベリン保育園 和田 隆)



ちいさいお豆が、おいしいあんこに。 パクリっ。

乳児クラスの保育活動報告
前回のおしるこクッキングに引き続き、ぼたもちクッキングを行いました。今回は、あずき洗いをことり組(0歳児)、うさぎ組(1歳児)も挑戦しました。それぞれ、あずきの色・形・大きさ・固さを目で見たり、手で触れたりしながらあずき洗いをする子どもたち。あずきを覗き込むように観察し、洗っている姿は小さな博士のようでした。
洗い終わったあとは、給食室へ届け、煮込む準備をしてもらいました。
お昼ご飯の時間になり、みんながご飯を味わう前に煮込むところをみんなで観察しました。前回同様、沸騰してあずきがブクブク踊っている姿に興味津々のようでした。ご飯を食べながら、一緒に煮込みました。

お昼ご飯が終わると、子どもたちはお昼寝の時間になります。「まだ食べれないの?」と早く食べたそうな子どもたち。「みんながお昼寝して起きたら出来上がっているかな?」と楽しみに待ちました。
お昼寝が終わると、子どもたちはあずきのことを思い出し、「見に行ってみよう」と進んでお食事のスペースへ。あずきは煮えていましたが、まだ、ぼた餅として食べるにはもう一つ作業がありました。
あずきを潰すことを教えてもらい、みんなでつぶす作業をしました。あずきを洗うとき固かったお豆が柔らかくなっていることに気づく子どもたち。また、あずきの豆が潰れていくことに興味津々。「よいしょよいしょ」と頑張って潰しました。後は魔法の粉(砂糖)を入れて完成です。


ラップにあんこを敷いて、その上にご飯(丸くしたもの)、またその上にあんこをのせ、みんなでおにぎりのように「ぎゅっぎゅ」と握りました。
今日一日で色んな体験をした子どもたち。出来ることを楽しみながらも自分たちで作ったぼたもちは格別に美味しかったようで、パクパク食べていました。

ご家庭でも、「まだ小さいから出来ないよ」と思わず、小さな料理人と思いながらも興味を持ったことは体験させてみてはどうでしょうか?きっと、新たな子どもたちの発見があるかもしれないですね!
(オベリン保育園 岡崎あゆみ)

たのしいこと、いっぱい。 おともだち、いっぱい。

乳児クラスの保育活動報告
もうすぐひとつおおきくなり次のクラスへ進級する子どもたち。心も体も大きくなったことを喜びながら過ごしています。
4月から2歳児クラスのりすぐみのお友だちは幼児クラスになり、いつも優しく遊んだりお世話したりしてくれたお兄さんお姉さんたちと遊ぶ時間が少なくなります。そこで先日、0歳児、1歳児、2歳児の乳児クラスのみんなでお部屋に大好きな遊びのコーナーをつくって遊びました。


  体を動かして遊べるマットコーナーや静かに遊べるお絵かきコーナー、ままごと、パズル、楽器コーナーなどなど子どもたちが遊びたいことやりたいことを選んで楽しみました。
お友だちと大歓声を上げて体を動かしたり、一緒に歌ったり“どこであそぼうかな?”と目をキラキラさせて「これであそぶ!」といろいろなコーナーに行って遊んでいました。
同じクラスのお友だちと一緒に遊ぶ姿もありましたが、小さい子に「おいで」と声をかけて遊びに誘ったり、おもちゃを貸してあげたり、大きい子の遊びを真似てできたことが嬉しくなったり異年齢のお友だちとのやりとりがたくさんありました。

小さい子に優しくしたり、大きい子に憧れたり、一緒に過ごすなかで異年齢のお友だちと触れ合う経験をたくさん積み重ねてきた1年間。自然にクラスの垣根なく関わりながら遊ぶ日々の子どもたちの姿がそこにありました。
(オベリン保育園 小泉のぞみ)

2016年3月14日月曜日

「本物をしろう!園に田んぼがやってきた」で優秀賞をいただきました。

0.009反の田んぼ活動 報告⑨

「お米を作ってみたい」子どもたちの一言ではじまった“田んぼ活動”
本ブログを通して、活動の様子をお伝えしてきました。

今回その“田んぼ活動”をレポートに纏め、食育コンテスト(主催:NPO法人キッズエクスプレス21実行委員会)に応募したところ、優秀賞をいただくことが出来ました。
そして先日授賞式に出席させていただき、改めて今回の“田んぼ活動”についての事例発表をさせていただきました。

今後は主催法人で発行されている「食育~みんなで作ろう 楽しく食べよう~(第10回食育コンテスト活動実践事例集(発行:NPO法人キッズエクスプレス21実行委員会)」に今回のレポートが掲載される他、「こどもの栄養(発行:公益財団法人 児童育成協会」にも掲載される予定です。感謝。
(オベリン保育園 中台厚)




2016年3月11日金曜日

ぼくたち、わたしたちも3・11をわすれない・・・

3・11をわすれない・・・ 街頭募金 実施報告

東日本大震災から5年が経ちました。
私たちは、子どもたちと未だ悲しみや苦しみの中にある方々のことを忘れないで応援していきたい。そして復興の歩みを共にさせていただきたいと思っています。
今日は地震が発生した時、まだ生まれていなかった3歳のひつじ組から1歳だった5歳のぞう組の子どもたちが中心に淵野辺駅で街頭募金を行いました。
子どもたちの[ひがしにほん ふっこうぼきんに ごきょうりょくおねがいします]の呼びかけに、多くの皆様が[がんばってね][ごくろうさま][ありがとう]とお声をかけていただき、募金のご協力をしてくださいました。本当にありがとうございました。

保育園に戻ってきた子どもたちは、多くの人が募金にご協力くださったこと、そして街頭募金をすることで震災の復興のために力になれたことを心から喜んでいました。
特に帰りの会では、そんなうれしい気持ちで満ちたことばがいっぱい溢れていました。

そして最後に、みんなで東日本復興のためにお祈りを捧げました。

※30分の街頭募金で、66,757円の募金が集まりました。
 YMCA東日本震災復興支援募金として、大切に使わせていただきます。
 なお、YMCA東日本震災復興支援募金及び活動の詳細は以下をご覧ください。   
 http://www.yokohamaymca.org/inter/disaster_jpn.html


 (オベリン保育園 中台厚)