2022年3月28日月曜日

入園、進級、卒園と新たな一歩へ

  【YMCAオベリン保育園】出発式活動報告


2022年3月19日にオベリン保育園の出発式が行われ、第一部では入園式、第二部は進級式、 第三部は卒園式を行いました。

第一部の入園式では、対面で行いました。とっても素敵な衣装を着て、少し緊張した面持ちで、保育園に入ってきた子どもたち。




新しい担任の先生に名前を呼ばれると、おうちの方に抱っこしてもらい顔を見せてくれたり、笑顔で答えたり、手を上げたりしてくれました。

これから、オベリン保育園で友だちや保育者とたくさんのはじめてに出会い、成長していく姿を保護者の方と共に見守り、成長を喜んでいきたいと思います。


第二部の進級式では、オンライン(兄弟児のみ対面)で行いました。



画面越しにお友だちが見えるのがとっても嬉しいような姿がありました。
大きくなること、進級することに期待を持つ子どもたち。
保育の中でも出発式ごっこをしていたため、新担任から名前を呼ばれると、笑顔で画面越しに手を挙げ、キラキラし、頼もしい姿を見せてくれました。子ども、保護者、保育者に見守られ、進級や成長を共に喜び合う時間となりました。
オンラインにたくさんの方々が参加していただきありがとうございました。

新しくオベリン保育園に来る15名のお友だちを迎え、68名のお友だちで新しい年度がスタートします。

第3部の卒園式では、子どもたちが毎日過ごした保育園の部屋が式場となり行われ、14名の子どもたちの出発をお祝いしました。





花道は、0歳から4歳の子どもたちが、ぞう組のみんなにありがとうの気持ちを込めて制作しました。「バディしてくれてありがとう」「優しくしてくれてありがとう」「困ったとき助けてくれて、教えてくれてありがとう」とたくさんの“ありがとう”が溢れた花は、暖かく見守ってくれているようでした。



式が始まると、少し緊張した表情を浮かべながらも、堂々とぞう組の子どもたちが入場していきました。





保育証書授与の様子です。
名前を呼ばれると、元気な声で「はいっ!」と返事をし、保育証書を受け取り、自分の将来の夢を胸を張って伝えてる姿はとっても立派でした。



「お別れの言葉、歌」では、これまで共に過ごした仲間との思い出を改めて振り返りながら、感謝の気持ちを込めてた姿はまっすぐと伝わってきました。

保育園で、初めての仲間に出会い、いろんな初めてを経験したくさんのできたを体験し、時に喧嘩をし、葛藤し、仲直りし、失敗や成功を体験し、たくさんの思い出ができた、大好きな保育園。

最後は、お世話になった保護者の方一人ひとりにいろんな「ありがとう」の気持ちを伝え、素敵な笑顔とキラキラの涙がいっぱいになり、笑顔で出発することができました。


今回も会場以外にもZOOM配信を行い、たくさんの在園児のお友だち、保護者の皆様に見守られながら行われた式となりました。

4月からは、それぞれが新しい道、新しい生活が始まります。オベリン保育園で過ごした思い出と力と学びを胸に、これからもたくさんの人に愛され、見守られながら成長していくことを願っています。

オベリン保育園 牧

2022年3月5日土曜日

明日が楽しみになりますように。

 【YMCAオベリン保育園】ピンクシャツデー2021活動の報告

 今年度ピンクシャツデーの取り組みとして、毎月最終水曜日にピンクシャツデーにちなんだ絵本を読んでいきました。

 1月、ピンクシャツデーとはどんな日か子どもに伝えると「そんなことあったんだ」と真剣な顔で呟く子どもたちでした。すると「お友だちに嫌なことしちゃうトゲトゲな気持ちをふわふわな気持ちに変えたいね」「なんだかいい所言われるとニコニコしちゃう」という話になり、互いの素敵なところを3つのグループに分かれて伝え合うことになりました。


 2色のピンクのカードから渡したい色を選び、自分の左隣のお友だちの素敵な所や好きな所を書いて渡していきます。お友だちからカードをもらったことがとっても嬉しかったようで何回もカードを見つめ、読み返していました。

                  「見て~カードもらった!」 

 もらったカードは他の人も見れるように玄関に貼り、白いシャツをピンクに染めていく事になりました。

 そして2月、前日に人形劇でピンクシャツデーについて確認しました。


 人形に「明日みんなもピンクシャツを着て協力して」と言われ「いいよー!!」とやる気満々の様子です。「もし忘れちゃった人いたら折り紙で何か作って洋服に貼れるように渡そうね」なんて声も年長児から聞こえてきました。

 ピンクシャツデーのイラストに色塗りをしたり、友だち同士でイラストを見合う姿もありました。

 そして当日、沢山のお友だちが「にこにこでいられるように」とピンクのものを身に着けたり、ピンク色が入っている服を選んで着たりしてくれました。


           「みんな協力してくれてありがとう~」と人形が伝えます。


           玄関のシャツがピンクに染まってきた事をみんなで確認しました。

 また、この日にもいい所探しゲームをしていきました。音楽が鳴りやんだ時に、人形を持っていたお友だちの良いところを言っていきます。


 お友だちの良いところを聞くと沢山手があがります。「誰から聞こうかな」と自分で選んで聞いていました。自分の良いところを聞いて嬉しそうに笑う子どもたちです。



 「いつもお友だちと仲良しなところ」「お祈りの姿勢かっこいい」「にこにこなところ」と次々良いところが出てきます。全員が一人一つ、友だちから自分の良いところを聞きました。また、その日にお休みのお友だちの良いところも発表していきました。それぞれの良いところ(素敵な所、好きな所)に「たしかに!」と共感していました。

 今年はピンクシャツデーと募金コーナーがコラボレーションし、ピンクの小物や職員の手作りのキーホルダーも販売しました。



 そしてその側にあるポスターを見たりピンクの紙に素敵なことを皆さん書いてくれました。


 ピンクシャツデーは2月の最終水曜日だけではありません。毎月、毎日がピンクシャツデーなのです。

 人はそれぞれ何かを抱えています。「何か」がみんなにあるからこそ、いじめや偏見は他人事ではないのだと思います。


 
 幼児クラスは普段異年齢で過ごしているからか、違うクラスのお友だちの良いところも沢山答えていました。
 子どもたちはかつてカナダで起きた出来事をよく知っています。これから先、様々な人に出会う中でぶつかり悩んだり、良くない場面を目撃したりするかもしれません。でも、ピンクシャツデーの出来事を思い出し、それぞれの良いところを見つけ、周りにそれを伝えるなど雰囲気を変える存在になってほしいなと思うのです。

 みんなが明日を楽しみに出来る未来になることを願っています。


YMCA荒井



 

みんなでにこにこ

 【YMCAオベリン保育園】ピンクシャツデー2021活動の報告


2月16日、オベリン保育園の乳児クラスではピンクシャツデーってどんな日だろう?と、ピンクシャツデーができたきっかけのお話の紙芝居を見ました。そしてそれはみんなでにこにこで過ごす日だよというお話でした。



ピンクシャツデーに向け、みんなでピンクシャツの制作をしました。ピンクの絵の具を塗ったり、ピンクシャツにハートや星を貼ったりして、それぞれ思いを込めて制作を楽しみました。





当日は、みんなでピンクのシャツやズボンなどを身につけ、たくさんのピンクでいっぱいになりました。ピンクシャツデーってどんな日?と質問をすると、「ニコニコになる!」「友だちと一緒に遊ぶ!」などと、子どもたちなりの言葉で答える姿があり、それぞれの想いを持って当日を迎えているようでした。職員一人ひとりが考える「優しいってなにか」の話しをすると、子どもたちも職員一人ひとりの言葉をほほえみながら嬉しそうに聞いていました。


最後にみんなで記念撮影をしました。みんなが、そして世界の人々がこれからも笑顔で過ごせますように。


YMCAオベリン保育園
山口