2020年2月17日月曜日

簡単につくる離乳食

離乳食講習会を行いました。
「薄味ってどのくらいかな。」「大人のご飯と分けるのは大変。」「出汁の取り方ってどうしたらいいの。」
離乳食を作るうえで大変なことや疑問に思うことを保育園で行っている調理法や家庭で取り入れられる方法を実践しながら、紹介しました。

味見をしながら、和気あいあいとした時間を過ごすことができました。
食べるとき、食べない時、子どもの気分によって左右されることもあるかもしれません。
そんな時は「今日食べなくても、明日。」「今週はたくさん食べてくれた。」など、一週間単位でみていくといいかもしれませんね。
短い離乳食の時期を難しく考えず、みんなで楽しい食事の時間になるといいなと思います。
YMCAオベリン保育園 栄養士  佐藤

焚き火楽しいな

今年度最後のあそびのもりは、農村伝道神学校に行って、特別に焚き火をしました。
まずは準備。焼き芋と焚き火の用意をする子どもたち。慣れた様子で子どもたちでチーム分けをし、作業を始めていました。
          
小さい木のかすや、杉、燃えやすい細い枝、太い木など、火がつきやすく、また火が大きくなっていくようにさまざまな大きさの木を準備してマッチで火をつけました。
焚き火が安定してきたところで、焼きマシュマロをしました。
          
小学生が、自分よりも小さい友だちに「しゃがむといいよ」「くるくるするといいよ」と、焼き方をアドバイスしていました。
初めてあそびのもりに参加する友だちも自然と小学生を頼りにしていました。
          
できあがった焼きマシュマロを嬉しそうに頬張る子どもたち。
          
鬼ごっこをしたり、木の家で遊んだりしたあとは、おにぎりタイム。
          
そのあとはお待ちかねの焼き芋を食べました。「あまーい」「おいしい!」と、大絶賛。自然の中で食べると格別な気がします。
          
盛りだくさんだった、今年度最後のあそびのもり。来年度もたくさんの子どもたちと、自然の中で色んな発見ができるのを楽しみにしています。
オベリン保育園 鶴見  

2020年2月13日木曜日

感じたことが知りたい気持ちに。

2019年度もりのようちえん「あそびのもり」実施報告 1月、あそびのもり冬が始まりました。久しぶりのあそびのもりにワクワクした顔の子どもたち。

虫かごや図鑑など持っていく物も話しながら決めました。「冬だから鳥もいないし、草も枯れてるよ。だから自然観察の図鑑だけ持っていこう」と鳥と植物の図鑑は置いていくことに。「なにしようかな」とワクワクしながら出発しました。


小山田緑地につくと崖登りが始まりました。
「無理!登れない!」と言いながらも諦めず崖を登っていく子どもたち。「そこ掴まれるよ」「頑張れ!」と声を掛け合いながら登り、登りきると「できたー!」と達成感にあふれた顔をしていました。「今度はこっちから」と位置を変えて登り、様々なコースでの崖登りに挑戦していました。
探索では池の水が暑くないのに少なくなっていることに疑問を持ったり、木から生えているきのこのようなものに夢中になったりしていました。きのこに触れると感触を伝え合い、子ども同士でやり取りしながら観察をしていました。そして粉々にしたものを見て、

「きなこみたい」と子どもならではの豊かな表現で自然を感じていました。
 そんな中、「あ!みて!」と何かを発見しました。見ると大きな白い鳥がこちらへ飛んできていました。
鳥は頭上を飛び、少し離れた場所にある屋根にとまりました。「なんのとりだろう!?」と興奮した様子で鳥を見つめると、自然観察の図鑑で調べ始めました。「遠くてよく見えない」「こっちきてーーーー!」鳥に声を掛ける子どももいました。
「くちばしは黄色くない、黒い。これが似ているな。でも池や川にいるって書いてある。近くに川無いよ」「川はないけど池はあるよね」など見た目の特徴や図鑑に書かれている情報をもとに鳥の種類を調べていました。
「コサギながする」でも遠くてよく見えないし、鳥の図鑑じゃないから詳しく載ってない)と確信が持てない様子。「帰って鳥の図鑑で調べたい!」「いいね!」との声でいつもより少しだけ早く帰ることになりました。
園に帰ると「写真見せて」「もっと大きく!」と印刷した写真を拡大し、鳥の図鑑と照らし合わせていました。
そして「きっとオオサギだ!」と子どもたちなりに結論を出していました。また、木の実や花など、他に気になった物も写真と図鑑を照らし合わせ調べていました。
「先生見て、きっとこれだと思うの」と嬉しそうに保育者に教えてくれる姿に“大人が教えるのではなく自分で調べて発見することの楽しさ、大切さ”を改めて実感しました。

次のあそびのもりは215日土曜日です。2月は3歳児も参加できます。今年度最後のあそびのもりとなるので、是非ご参加ください。2月も、子どもたちと様々な発見ができることを楽しみにしています。
オベリン保育園 荒井美穂

一緒に遊べて嬉しいな

乳幼児の保育報告
1月の子育てサロンは乳児クラスのみんなでそれぞれ好きな遊びを楽しみました。

積み木とカプラのコーナーでは、積み木を高く積むことに挑戦したり、「みて、おうち」「これは線路」と自分のイメージをする物を作ったりしていました。「できた」「もう一回」と嬉しそうな顔をしながら何度も挑戦していました。

新聞紙のコーナーでは大きい新聞紙や小さい新聞紙を組み合わせて様々な物を作っていました。
また、部屋の一角に集めた新聞紙のお風呂の中に入り、感触を全身で楽しんでいました。「見て見て楽しいよ」と保育者や友だちに声を掛け、一緒に遊ぼうよと誘っていました。
ダンシングサンドのコーナーでは砂を掴んで感触を楽しんでいました。最初はドキドキしていた子どももお友だちが楽しんでいる姿を見て勇気を出して触れていました。触れてみると楽しかったようで夢中になって遊んでいました。

また、容器を使って「いらっしゃいませ」とお店屋さんごっこが始まったり、型抜きをしてできた形をクッキーやプリンに見立てて並べたりしていました。「これは階段で、登れるの」と作ったものからストーリーが生まれている子どももいました。
また、繰り返し子育てサロンに来て下さるご家庭が増え、子どもたちも顔を覚えてきました。笑って手を振って挨拶をしていました。そして自分より小さい子をあやしたり、玩具を渡すなどして「一緒に遊ぼうよ」と遊びに誘ったりしていました。
今回もたくさんの地域のお友だちが遊びに来てくれました。子どもたちも一緒に遊ぶことができ、嬉しそうでした。
次回の子育てサロンは、2月27日(木)10時より「いただきます。みそをつくる子どもたち」の上映会を行います。ぜひご参加ください。また、会えることを心待ちにしています。
オベリン保育園 荒井美穂

雪の中の御餅つき

おもちつき 報告
1月18日にYMCAオベリン保育園で、毎年恒例のもちつきを行いました。多くの子どもたちや保護者の方々、また卒園児やオベリン保育園と交流のある相模原中央支援学校の子どもたちや、ボランティアの方など、総勢208名の方が参加してくださいました。
餅つきでは、乳児・幼児クラスともに「よいしょ!」の掛け声に合わせて、臼に入った餅をつくと、大人たちも負けじと力いっぱい餅をついて大盛り上がりでした。
少しずつ変わっていくもち米の姿に、子どもたちは「おもちになってきた!」「もう食べられる?」とワクワクしながら楽しみにする姿がありました。
味付けの中には、卒園児が在園中に作ったオベリン味噌やきな粉、納豆などがあり自分好みのお餅を美味しく食べる様子が見られました。
また他にも、募金のためのフリーマーケットやゲームコーナーを行い、餅つき以外にも
楽しい時間を過ごしました。
当日は一段と冷え込み、雪が降る中での開催となりましたが、参加してくださった皆様の温かい笑顔や元気な姿で寒さを吹き飛ばし、美味しいお餅を食べることができた楽しい1日となりました。
来年もまた、たくさんの方々とお餅を囲み楽しい時間が過ごせることを願っています。YMCAオベリン保育園 松田 廉

2020年2月10日月曜日

楽しかったね!また来るね!(冬キャンプ3日目)

いよいよキャンプの最終日を迎えました。少し早起きをして、夜明けの空を見に行きました。「雲が明るくなってる」「太陽が出てくるね」「地球は回ってるんだよ」と言いながら明るくなっていく空を見上げていました。遊んでいると一面氷が張った水場を発見!「むにゅむにゅしてるホースがかちんこちん!」「葉っぱが動かないよ」「動いてる虫がいる!」などとしばらく続いた子どもたちの氷観察でした。

朝ご飯の後再び火起こしをしました。そのときトラブル発生!使おうとしていたマッチが濡れていたのです。試しに濡れているマッチを擦ってみましたが火がつきません。乾いているマッチを擦ると火がつき、一安心した子どもたちでした。
無事に火がにつくと、子どもたちは楽しみにしていたすすきの迷路に行きました。背丈よりも高いすすきの中を先へどんどん進むグループ、ゆっくり慎重に進むグループなど、どの道を行くか友だちと相談しながら迷路の中を探検していました。友だちがどこにいるのか心配になると「お〜いどこにいるの〜」と呼びかけ、「ここだよ」と聞き慣れた友だちの声が聞こえてくると、安心したようにその声の方に向かうのでした。

この日のお昼ご飯は、竹串にお米をつけて保育園で作ったお味噌をつけて食べました。焚き火の前にイスをもってきたり、置いてあった木に腰掛けたり子どもたちが気に入った場所を見つけていただきました。焚き火の上にはスープもあり、寒い中で食べる温かなご飯はとてもおいしく、あっという間にご飯もスープも空っぽになりました。


昼食後、閉村式を行い、一緒に過ごしたつるみ、東かながわ保育園のお友だちともお別れです。富士山YMCAのリーダーと目の前に見えていた富士山に見送られながら保育園に向けてバスは出発しました。保育園に到着するとたくさんのお友だちの「おかえりなさい」の声に迎えてもらいました。待っていてくれたお友だちに「ただいま!楽しかったよ!」と笑顔で応えながら保育園に帰ってきました。

子どもたちは3日間のキャンプで自然の中で思いきり遊び、身近にある自然の不思議さおもしろさに気付き、感心したり、驚いたり、考えたりしていました。そしていつも近くにいる友だちの頼もしさ、一緒にいることの安心感、遊ぶ楽しさをさらに強く感じていました。この3日間の思い出がいつまでも子どもたちと共にありますように。

YMCAオベリン保育園 小泉

2020年2月6日木曜日

待ちに待った雪遊び!(冬キャンプ2日目)

ぞう組冬キャンプ2日目

冬キャンプ2日目。いつもより早く目覚めた子どもたちは「今日は水ヶ塚かな?」
「イエティって雪男って意味だけどどんな所?」と雪遊びをとても楽しみにして
いました。

朝ごはんの前に外へ出るとあまりの寒さに体が固まってしまう子どもたち。それでも
寒さに負けないと坂を駆け上ったり、霜柱を探したりしました。
そして雪遊びへ出発!スキーウェアにスノーブーツ、手袋、毛糸の帽子。普段とは
違う服装にワクワクしていました。無事、水ヶ塚に到着し「雪だ!!!」
「たくさんある!!!」とたくさんの雪に大興奮でした。通路を登り、ソリに乗り、
斜面を滑り下り、また登り…を何度も繰り返し「こうしたら早く滑れる。」
「足を着いたら止められるんだね。」と試行錯誤しながら滑っていました。
お昼の後は雪の中を探索しました。人の足跡に紛れ、動物の足跡を発見した子どもたち。
「熊かな?」「鹿じゃない?」と話し合いながら足跡を眺めていました。探索している
うちにかまくらや雪だるまを発見。「私たちも作ろう!」「もっと大きくしよう!」と
かまくら作りがスタートしました。
帰って来てからはYMCAつるみ保育園とYMCA東かながわ保育園の友だちに、昨日
作ったろうそくをプレゼントしました。「キャンドルファイヤーで使ってね。」
「一緒にキャンドルファイヤーしようね。」と渡しました。もらった友だちも嬉しそうに受け取ってくれて、キャンドルファイヤーが更に楽しみになっているようでした。
そしてついにキャンドルファイヤーが始まりました。自分たちの作ったろうそくと
ランタンを持ち、ホールへ入場しました。円になるように置き、少しずつ火が灯っていく
様子を子どもたちは真剣に見ていました。その後は、ランタンを囲み、ゲームや歌を
歌い友だちと笑い合いながら心も身体もポカポカと暖かくなる時間を過ごしました。
明日は冬キャンプ最終日です。富士山YMCAでの生活は残り僅かですが、子どもたちと
目一杯楽しんでいきたいと思います。
YMCAオベリン保育園 中島