2018年4月27日金曜日

土の中ですくすくと

幼児クラス 活動報告
4月を迎え、ひとつずつ大きくなったオベリン保育園のみんな。
カブトムシが好きな子たちは、ケースの中の幼虫のことを忘れていませんでした。
「先生、カブトの幼虫はもう大人になったの?」
そんな疑問から、夏を迎える前に最後の土交換をすることになりました。
 まずは餌となる土の準備から。
「カサカサだと美味しくないのかな?」
と、幼虫のことを思いつつ土に水を含ませかき混ぜていきました。
 土がの準備ができたら、引越しが始まりました。
幼虫の身体が弱い事を知っているみんなは、
どうやってケースから出せばいいかを考え始めました。

 「土と一緒に出せば大丈夫だよ」と、意見がまとまり、久しぶりに幼虫とのご対面。
「うわー、また大きくなった!」
秋に見た時と比べ、またひと回り大きくなったカブトムシの幼虫。
幼虫が入っていたケースの土は、フンがたっぷり。
「これじゃあ食べれないし、大きくなれないよ」
と、納得する子どもたちでした。
 空いたケースには新しい土を詰めていきますが、
ここでも疑問が生まれました。
「どれぐらい入れたらいい?」
「柔らかいほうがいいのかな?」
そこで子どもたちへ、これから幼虫が蛹へなるための支度をすることを話しました。

蛹へなる前に沢山食事をすることや、蛹の部屋は硬くする必要があること。
話を聞いた子どもたちは、沢山の土を硬めに入れることにしました。
 新しいお家の準備が出来たら、そっとお引越し。
緊張の面持ちで一匹ずつケースへ入れていきました。
カブトムシの幼虫は、この時期になるとオスメスの見分けがつくようになります。
そのことを話すと子どもたちは興味津々。
「オスとメスってどういうこと?」
「オスは男ってことだよ!」
「ツノがあるのがオス?」
話し合いが盛り上がっていました。
オスだと思われる個体が多く、
夏に出会えることを楽しみにしながら土交換を終えました。
昨年の夏から継続してカブトムシを見守ってきた子どもたち。
身近な生き物を通じて生命の魅力や素晴らしさに触れていけたらと思います。
オベリン保育園 加藤純平

2018年4月13日金曜日

イースターうさぎと卵を探して!~うさぎが無くした卵はどこにある!?

イースター礼拝 実施報告
キリストの復活を祝うイースターが今年もやってきました。4月に進級を迎え、子どもたちはひとつ大きくなりました。その喜びの中でイースター礼拝がもたれ、讃美歌を歌い、絵本を通してイースターについて知りました。讃美歌『ことりたちは』にあるように、小さいものでも愛してくださる神様のたくさんの恵みの中で大きくなりますようにとお祈りをしました。

  礼拝の後はお楽しみの卵探しです。今年度は“卵を無くしてしまったイースターうさぎ”というお話をつくり、乳児クラスと幼児クラスでお話を楽しみながら卵探しをしました。
 乳児クラスは、子どもたちが好きな色の耳を選び、うさぎのお面をつくります。かぶったとたんぴょんぴょんとうさぎになりきった子どもたちが無くなったイースターの卵を探す旅にでました。おおかみやことりに扮した保育者に「たまごはどこですか?」と勇気を出して尋ねる子どもたち。おしえてもらった場所へ向かい、無事に卵を見つけることができました。がんばった証のイースターの卵を大事そうに抱きながら保育室に戻る姿がとても印象的でした。

 幼児クラスは、保育者が扮したイースターうさぎが割ってしまった卵のかけらを集めるお話です。かけらがどこにあるかヒントを頼りに保育園の中を探検します。うさぎの耳が貼ってあったり、お部屋の写真をヒントにしたり「ここの部屋知ってる!」「これ、あそこだ!」と友だちと相談したり、すれ違う保育者に「うさぎの耳知らない?」と尋ねてみたりと推理しながら卵のシールを集めていました。無事に集めた割れた卵は子どもたちと園庭に飾りました。風に揺れる卵を見て「やった~!」「うわ~!」と大歓声をあげていました。友だちと力を合わせて完成させた卵を見上げながら達成感を味わう子どもたちでした。
オベリン保育園 中島 千智

第6回出発式を行いました

YMCAオベリン保育園 第6回出発式報告


1部では、0歳児から4歳児までが参加し、それぞれが一つ大きなクラスになることを喜びあいました。12名の新入園児が加わります。新しい保育園生活、新しい友だちや先生に期待を持っているようでした。




新担任に名前を呼ばれると、おうちの方に抱っこをしてもらい、みんなに顔を見せてくれた乳児クラスの子どもたち。幼児クラスでは、元気よく返事をして頼もしい姿を見せてくれました。
2部の卒園式では、11名の子どもたちの出発をみんなでお祝いしました。将来の夢を大きな声で発表したり、お別れの言葉を贈ってくれました。4歳児(きりんぐみ)からも歌と言葉のプレゼント。真剣な表情で聞く5歳児(ぞうぐみ)の子どもたちでした。一緒に過ごしてきた時間をお互いに思い出し、色んなことを感じているようでした。




この一年も神様に見守られながら、生活することができました。4月からはそれぞれが新しい環境に歩みをすすめます。新しい場所でも、周りのみんなに愛されながら健やかに成長していくことを願っています
オベリン保育園 鶴見菜穂

焚き火をしました!

もりのようちえん活動あそびのもり活動報告
今年度最後の活動がありました。農村伝道神学校に行って焚き火をしました。焚き火班と、さつまいも班に分かれそれぞれ準備をしました。
 

火を点け、焚き火が落ち着いてきたら、みんなで火をかこみながらマシュマロを焼いて食べました。「あったかーい」「もう少し焼いてみようかな」「ちょっと焦げちゃった」と、嬉しそうに話しながらじっくり焼いていました。アルミホイルでくるんださつまいもはじっくり焼き、お昼のおにぎりのあとにみんなで食べました。「甘―い!」「もっと食べたい」と、満足げな子どもたちでした。




グラウンドで散策をしたり、鬼ごっこをしたり、友だちや保育リーダーと関わりながら遊びを楽しんでいました。
年間を通して、自然の中でおもいっきり遊んだり、好きな遊びをじっくりと楽しんだりすることができました。「あそびのもりだから、ドロドロにならなくっちゃね」と思う存分遊ぶ姿をみることができ嬉しかったです。来年度もみんなの参加をお待ちしています。
オベリン保育園 鶴見菜穂