2020年8月31日月曜日

看護師さんに聞いてみよう~熱中症対策~

 【YMCAオベリン保育園】オンライン子育てサロンのご報告

827日にオンライン子育てサロンを実施しました。今回のテーマは熱中症対策です。YMCAいずみ保育園看護師の鈴木さんにお話しをしていただきました。

子どもは特に熱中症になりやすいことや、こまめな水分補給が大切であることを聞きました。遊ぶ環境にも配慮したり、食事で水分をとることができるため、そういった意味でも朝ごはんは大事だそうです。


参加してくれた方にお話を伺うと、「イオン飲料を与えすぎていたかも」「なかなかお茶を飲んでくれないときも、水分補給の回数を増やしていけばいいと分かった」「ぜひ幼児クラスでも水分補給の大切さをお話してほしい」と、おっしゃっていました。

保育の中でも子どもたちが健康に過ごせるように、水分補給や遊ぶ環境に配慮したり「いつもと様子が違う…」など小さな変化にも気づいていられるようにしたいと思いました。

来月の子育てサロンは、924日です。身体のバロメーターである便についてお話をしていただきます。看護師に聞いてみたいことや質問などありましたら申し込み時にぜひお知らせくださいね。

YMCAオベリン保育園 鶴見


科学で遊ぼう!~工学院大学生とコラボ~

【YMCAオベリン保育園】サイエンス教室ご報告

   8月23日に工学院大学のScienceCreateProject(SCP)という団体のみなさんに協力していただき、オンラインにてサイエンス教室を実施しました。
 「色の消える水」と「クロマトグラフィー」というプログラムを行いました。「クロマトグラフィー」では、学生のみなさんに教えてもらいながら一緒に実験をしました。
 子どもたちは、サインペンの色を楽しそうに選び、和紙に模様を描いていました。水に濡らすと色が分かれていく様子を面白そうに見ていました。
 今回はオンラインでの実施となりましたが、このつながりを大切にし、次回は学生のみなさんと一緒に色々な実験をし、さらに興味をひろげていけたらと思います。

        

YMCAオベリン保育園 鶴見

平和を感じられますように

【YMCAオベリン保育園】平和への取り組みのご報告

 8月20日(木)に乳児礼拝を持ちました。


 今月の讃美歌は「平和、川のように」です。「へいわ~」と保育者と一緒に口ずさむ子どもたち。振りつけも嬉しそうに保育者の真似をしていました。


 保育者が絵本の一場面を見せながらお話をすると、身体を向け、じっと聞き入っていました。今月のテーマは「平和」です。「家族や友だちと仲良く過ごすことが平和だと思います。色んな人がいるけど、認め合いながら、楽しく過ごすことができるように、神様見守っていてください」とお祈りをしました。

 お話を全て理解できなくても、平和な気持ちになったり、お祈りを通して神様に触れる機会を継続して持つことで、大きくなったときに何か感じるところがあれば嬉しいと思っています。
 YMCAオベリン保育園 鶴見

2020年8月18日火曜日

「本当に、こんなに大きな木樽があるのかな?」

【YMCAオベリン保育園】大豆活動のご報告 

2020年7月31日

この日はとてもミラクルなことが起きました。

 最近植えた大豆が芽吹き喜び、何気なく大豆図鑑を子どもたちと見ていると、図鑑の中に大きな樽の中で味噌作りをしている写真がありました。(図鑑『大豆まるごと図鑑~すがたをかえる大豆~』監修:国分牧衛)


    「えーこれ本当にこんなに大きいのかなー」と疑う子どもたちは、更にその職人さんが着ていたハッピに「名前が書いてある!」と言い始めました。


    職人さんの背中には「石井味噌」と書いてあったので、保育者がネットで調べることになりました。

    すると、「本当にあった!」と大きな樽の写真に感動!

    そして、図鑑に載ってた写真と全く同じ写真がネット上にも出てきました。

子どもたちと「えーーー!」と目が点になりました。


 帰りの会では、パソコンを持ってきて石井味噌ツアー動画をみんなで見ました。すると、「園バスで行きたいなーこれどこ?」と行く気満々。


 が、しかし。石井味噌屋さんは遠い長野県にあったのです。


    子どもたちは、「長野県って富士山YMCAくらい遠いの?」と長野県は日本のどこにあるのか調べることになりました。


    味噌図鑑の一番裏のページに日本地図を発見し、保育者にみんなの場所と長野県の場所を教えてもらいました。「はあ。すんごい遠いいじゃん」「お泊りしなきゃだよこれじゃ」とあまりの遠さに少し残念がっていました。


    そこで、『園バスで行けそうな大きな味噌樽屋さんを調べてこよう』と保育者が持ちかけると、「お休みの日に、何調べてくるか忘れちゃうからメモしたい」と積極的な子どもたちでした。


    メモには‘‘相模原市にある大きな味噌樽を探してくる‘‘を友だちと協力しながらメモして持ち帰りました。

 休み明けの夕方、お迎え時に、「先生見てください!」とある保護者がお休みの日に見つけた大きな味噌樽を見せてくださいました。

 それはある味噌ラーメン屋さんの大きな看板でした。その看板は、図鑑で見た大きな味噌樽に似ていました。

 ぞう組の集まりで、その話が出ると「いいなー。本当に大きかった?」と会話が弾んでいました。

    保護者に協力いただきながら、相模原市内大きな味噌樽を探しましたが、残念ながらないことがわかりました。 


 大きな味噌樽への興味から、広がったこともあります。それは、日本地図を子どもたちと探した際に、見つけたもう一つの日本地図です。

   そこには色々な味噌が載っていました。「オベリン味噌はどれかな」とポツリ。今後の進展が楽しみです。

                          YMCAオベリン保育園 廣山

2020年8月6日木曜日

味噌樽から大豆の栽培へ

【YMCAオベリン保育園】大豆活動のご報告


箱の中身は?

オベリン保育園では、毎年味噌作りを行っています。
6月中旬に、昨年の卒園児保護者から卒園記念品として、木製の味噌樽をいただきました。そして、ぞう組の子どもたちとお披露目会をしました。
「箱の中身は何かな?」とワクワクしながら開けてみると…


「よいしょ!」「わー大きい!」「立派だね」


「木の匂いするよ」と気が付いた子どもたちは、樽のフタを順番に回して木の香りを
楽しみました。しばらくすると、「たしか、この樽絵本で見たことあるよ」と以前みんなで読んだ絵本『みそしるができるまで』を思い出しているようでした。

そこで絵本『みそしるができるまで』をみんなで読むことになりました。
読み進めていくと、春と夏のページが出てきました。
「今は夏でも春でもないよね」「梅雨って言うんだよ」「まだ梅雨なら‶大豆育てる”に間に合うかも!」
季節と大豆の育ちの関係に気が付き、『大豆の種まきの時期はぎりぎりだけど、大豆育てたい』という思いが高まっていきました。


枝豆観察

7月に入り、枝豆観察を行いました。

枝付き枝豆を見た子どもたちは「わ!これさ、おじさんの大豆取りに行った時は、茶色かったよね」「やっぱり、枯れると大豆になるんだね」と昨年、座間市にある大豆農家の豊国屋さんを訪問し、大豆の収穫をさせてもらった時のことを思い返していました。

実際に触ってみると、「なんか、毛が生えてる」「ふさふさ」「先生、中見てみていい?」

「あれ、なにかついてるよ、これは何かな」と図鑑を持って来て調べ始めました。
しばらく観察を楽しんでいると突然、「みんな!梅雨終わるよ、まだ大豆植えてないじゃん」と大豆の種をまくことをすっかり忘れていた子どもたち。
「今度こそやるぞ」とカレンダーを見て日程を決めていました。


やろうやろうと言い始めて、あっという間に1か月が経ってしまいましたが、なんとか子どもたちが主体となって、子どもたちのやりたかった大豆の栽培が始まりました。

大豆栽培



初めに、茂ったプランターの雑草を抜いて耕しました。子どもたちはプランターからミミズが飛び出ると「ミミズさんいい子だから、ここにいて土を元気にしておくれ」と話しかけていました。

4連休明け。プランターを覗いてみると、にょきにょき!

みんなが通る廊下に、大豆観察コーナーを設けました。日々大っきくなっていく大豆の成長を写真や子どもたちの会話を通して楽しみたいと思っています。

                                                   YMCAオベリン保育園 廣山