2020年8月18日火曜日

「本当に、こんなに大きな木樽があるのかな?」

【YMCAオベリン保育園】大豆活動のご報告 

2020年7月31日

この日はとてもミラクルなことが起きました。

 最近植えた大豆が芽吹き喜び、何気なく大豆図鑑を子どもたちと見ていると、図鑑の中に大きな樽の中で味噌作りをしている写真がありました。(図鑑『大豆まるごと図鑑~すがたをかえる大豆~』監修:国分牧衛)


    「えーこれ本当にこんなに大きいのかなー」と疑う子どもたちは、更にその職人さんが着ていたハッピに「名前が書いてある!」と言い始めました。


    職人さんの背中には「石井味噌」と書いてあったので、保育者がネットで調べることになりました。

    すると、「本当にあった!」と大きな樽の写真に感動!

    そして、図鑑に載ってた写真と全く同じ写真がネット上にも出てきました。

子どもたちと「えーーー!」と目が点になりました。


 帰りの会では、パソコンを持ってきて石井味噌ツアー動画をみんなで見ました。すると、「園バスで行きたいなーこれどこ?」と行く気満々。


 が、しかし。石井味噌屋さんは遠い長野県にあったのです。


    子どもたちは、「長野県って富士山YMCAくらい遠いの?」と長野県は日本のどこにあるのか調べることになりました。


    味噌図鑑の一番裏のページに日本地図を発見し、保育者にみんなの場所と長野県の場所を教えてもらいました。「はあ。すんごい遠いいじゃん」「お泊りしなきゃだよこれじゃ」とあまりの遠さに少し残念がっていました。


    そこで、『園バスで行けそうな大きな味噌樽屋さんを調べてこよう』と保育者が持ちかけると、「お休みの日に、何調べてくるか忘れちゃうからメモしたい」と積極的な子どもたちでした。


    メモには‘‘相模原市にある大きな味噌樽を探してくる‘‘を友だちと協力しながらメモして持ち帰りました。

 休み明けの夕方、お迎え時に、「先生見てください!」とある保護者がお休みの日に見つけた大きな味噌樽を見せてくださいました。

 それはある味噌ラーメン屋さんの大きな看板でした。その看板は、図鑑で見た大きな味噌樽に似ていました。

 ぞう組の集まりで、その話が出ると「いいなー。本当に大きかった?」と会話が弾んでいました。

    保護者に協力いただきながら、相模原市内大きな味噌樽を探しましたが、残念ながらないことがわかりました。 


 大きな味噌樽への興味から、広がったこともあります。それは、日本地図を子どもたちと探した際に、見つけたもう一つの日本地図です。

   そこには色々な味噌が載っていました。「オベリン味噌はどれかな」とポツリ。今後の進展が楽しみです。

                          YMCAオベリン保育園 廣山