【YMCAオベリン保育園】大豆活動のご報告
箱の中身は?
オベリン保育園では、毎年味噌作りを行っています。
6月中旬に、昨年の卒園児保護者から卒園記念品として、木製の味噌樽をいただきました。そして、ぞう組の子どもたちとお披露目会をしました。
「箱の中身は何かな?」とワクワクしながら開けてみると…
「木の匂いするよ」と気が付いた子どもたちは、樽のフタを順番に回して木の香りを
楽しみました。しばらくすると、「たしか、この樽絵本で見たことあるよ」と以前みんなで読んだ絵本『みそしるができるまで』を思い出しているようでした。
そこで絵本『みそしるができるまで』をみんなで読むことになりました。
読み進めていくと、春と夏のページが出てきました。
「今は夏でも春でもないよね」「梅雨って言うんだよ」「まだ梅雨なら‶大豆育てる”に間に合うかも!」
季節と大豆の育ちの関係に気が付き、『大豆の種まきの時期はぎりぎりだけど、大豆育てたい』という思いが高まっていきました。
枝豆観察
7月に入り、枝豆観察を行いました。
枝付き枝豆を見た子どもたちは「わ!これさ、おじさんの大豆取りに行った時は、茶色かったよね」「やっぱり、枯れると大豆になるんだね」と昨年、座間市にある大豆農家の豊国屋さんを訪問し、大豆の収穫をさせてもらった時のことを思い返していました。
実際に触ってみると、「なんか、毛が生えてる」「ふさふさ」「先生、中見てみていい?」
「あれ、なにかついてるよ、これは何かな」と図鑑を持って来て調べ始めました。
しばらく観察を楽しんでいると突然、「みんな!梅雨終わるよ、まだ大豆植えてないじゃん」と大豆の種をまくことをすっかり忘れていた子どもたち。
「今度こそやるぞ」とカレンダーを見て日程を決めていました。
やろうやろうと言い始めて、あっという間に1か月が経ってしまいましたが、なんとか子どもたちが主体となって、子どもたちのやりたかった大豆の栽培が始まりました。
大豆栽培
初めに、茂ったプランターの雑草を抜いて耕しました。子どもたちはプランターからミミズが飛び出ると「ミミズさんいい子だから、ここにいて土を元気にしておくれ」と話しかけていました。