2020年2月10日月曜日

楽しかったね!また来るね!(冬キャンプ3日目)

いよいよキャンプの最終日を迎えました。少し早起きをして、夜明けの空を見に行きました。「雲が明るくなってる」「太陽が出てくるね」「地球は回ってるんだよ」と言いながら明るくなっていく空を見上げていました。遊んでいると一面氷が張った水場を発見!「むにゅむにゅしてるホースがかちんこちん!」「葉っぱが動かないよ」「動いてる虫がいる!」などとしばらく続いた子どもたちの氷観察でした。

朝ご飯の後再び火起こしをしました。そのときトラブル発生!使おうとしていたマッチが濡れていたのです。試しに濡れているマッチを擦ってみましたが火がつきません。乾いているマッチを擦ると火がつき、一安心した子どもたちでした。
無事に火がにつくと、子どもたちは楽しみにしていたすすきの迷路に行きました。背丈よりも高いすすきの中を先へどんどん進むグループ、ゆっくり慎重に進むグループなど、どの道を行くか友だちと相談しながら迷路の中を探検していました。友だちがどこにいるのか心配になると「お〜いどこにいるの〜」と呼びかけ、「ここだよ」と聞き慣れた友だちの声が聞こえてくると、安心したようにその声の方に向かうのでした。

この日のお昼ご飯は、竹串にお米をつけて保育園で作ったお味噌をつけて食べました。焚き火の前にイスをもってきたり、置いてあった木に腰掛けたり子どもたちが気に入った場所を見つけていただきました。焚き火の上にはスープもあり、寒い中で食べる温かなご飯はとてもおいしく、あっという間にご飯もスープも空っぽになりました。


昼食後、閉村式を行い、一緒に過ごしたつるみ、東かながわ保育園のお友だちともお別れです。富士山YMCAのリーダーと目の前に見えていた富士山に見送られながら保育園に向けてバスは出発しました。保育園に到着するとたくさんのお友だちの「おかえりなさい」の声に迎えてもらいました。待っていてくれたお友だちに「ただいま!楽しかったよ!」と笑顔で応えながら保育園に帰ってきました。

子どもたちは3日間のキャンプで自然の中で思いきり遊び、身近にある自然の不思議さおもしろさに気付き、感心したり、驚いたり、考えたりしていました。そしていつも近くにいる友だちの頼もしさ、一緒にいることの安心感、遊ぶ楽しさをさらに強く感じていました。この3日間の思い出がいつまでも子どもたちと共にありますように。

YMCAオベリン保育園 小泉