2019年2月8日金曜日

“オベリン味噌”作り

保育園 食育活動報告
日本の食文化を子ども達に伝えたくて始めたみそ作りも今年で7回目。
先日、今年のみそを仕込み終わりました。
保育園のみそ作りは、材料の1つ【津久井在来大豆】を生産している市内の農家さんを幼児クラスのお友達が訪ねて豆のさやだし作業をさせてもらうところから始まります。
今年の大豆は昨年の猛暑の影響で小粒で不作だったそうですが、太陽の下に置かれた大豆はさやからパンパンと勢いよく弾けだし、生命の偉大さを子ども達と感じてきました。
 いよいよ仕込み前日。大豆をみんなで洗って一晩水に漬けます。
そして迎えた当日。乾燥大豆、一晩水に漬けた大豆、茹でた大豆を見比べた子ども達は「大きくなってる」とか「カラカラ音がしなくなった」とか、その変化に驚いていました。茹でたての大豆を味見した時は「甘い」とか「柔らかい」とか、様々な反応をしていました。
その後は豆を潰して、麹と塩を混ぜて、みそ玉を丸めて、樽に投げて・・・と、麹の匂いに不思議そうな表情をしたり、麹が米からできている事を発見したり(5歳児は保育園の田んぼでお米を育てていたので感激はひとしおだったようです)、お塩が手に触れて「痛い、痛い」と言いながらも「美味しい味噌を作るんだ!」と0歳児から5歳児のお友だち全員で力を合わせて一生懸命仕込みました。
仕込み終わったみそは、夏に天地返しを経て秋に完成です。それまでは保育園で一番風通しの良い玄関でしばらくお休みしていますzzz・・・・。
遊びにいらした際はぜひ見てみてくださいね。
                      オベリン保育園 荒川 加奈子