2015年3月9日月曜日

もぐもぐブログ ~ お手伝いデビューの巻 ~

5歳児ぞう組も卒園まであと1ヶ月を切りました。そのため、来年ぞう組になる4歳児きりん組はぞう組が担当した憧れのお手伝いをぞう組に教わりながらする事になりました。


 まずぞう組と一緒に「かつお節の削り方」や「米の研ぎ方」を教えてもらいます。「かつお節はこうやって持つんだよ」と優しい教えるぞう組のこどもたちの姿は先生そっくり。きりん組は、ずっとぞう組が削っているところを「いいな~。やりたいな~」と横から見ていたかつお節削りだったので、遂に削れるとあって、みんな嬉しそうにがんばって削り始めています。今からこの勢いでは息切れしないかと心配なくらい毎日張り切ってお手伝いしてくれています。




 でも最初はうまく削れずに少し削っては何回も引き出しを開け「あれ~?」と粉々のを見て不思議そうにしていたり、コツをつかんできた子は「シュシュ」といい音が聞こえて、小さいけれど形のあるのが削れてきました。
 米研ぎも「指をこうやってすり切り一杯が一合だよ」「お水をこの線まで入れるんだよ」と真剣に教わっていました。


 保育園ではお手伝いはぞう組のお仕事なので、今まで保育園のお手伝いが出来なかったきりん組のこどもたちは、お家に帰ってお母さんに「私もお米研ぎやりたい!」とお手伝いさせてもらっていたようです。 米が飛び散ったり、米も一緒に流してしまう事もほとんど無く先生も感心していました。お手伝いをするようになって少し自信がついてきたきりん組は、3歳児ひつじ組を助けてあげたり、一人でやらなきゃと頑張る姿が見えてきました。

 4月からはいよいよぞう組となるきりん組のこどもたち。保育園年長児となって、どんな風にみんなを引っ張っていってくれるのかな~?と今から楽しみです。
                                            (給食室 伊藤航也)