2015年8月5日水曜日

ほんものを知るシリーズ 「みその天地返し」の巻き

ぞう組のみそづくり報告
2月に仕込んだ「オベリン味噌」が「天地返し(かき混ぜて上下を均一にする作業)」を迎える季節になりました。ぞう組(5歳児)の子どもたちと「どうなっているかな?」とワクワクしながら蓋を開けると「納豆の匂いがするなぁ」「醤油じゃない?」とくんくん匂いを嗅いでいました。


すると「何か黒いのがない?」「どこ?どこ?」とカビを見つけ、「なんでカビができたの?」「暑すぎたりすると出てきちゃうの」「じゃあさ、冷蔵庫に入れておけば良かったんじゃない?」と子どもたちの会話はどんどん広がっていました。


そしてみんなで混ぜ混ぜしたあとは恒例の味見タイム。手についた味噌をきゅうりにつけて食べました。「しょっぱーい」けど「おいしい」とニコニコ顔の子どもたち。ふわぁ~とした甘味としょっぱさがちょうどいい具合になっています。最後に塩を表面に振っていると「なんで塩をかけるの?」「カビさんが出来ないようにするため」「ふぅ~ん」、重石をのせると「何でのせるの」と今日は色々と質問攻めで物知りになったぞう組です。再び寝かせて11月の収穫感謝礼拝で完成お披露目会。今から楽しみで仕方ありません。



そして「他にもお部屋に置いて作るものがあったの覚えてる?」「梅ジュース」と6月に作ったばかりの梅ジュースも部屋において完成する日を毎日ワクワク心待ちにしている子どもたちでした。
(オベリン保育園 荒川加奈子)