2017年5月9日火曜日

ひとつ大きくなって

幼児クラス 保育活動報告
 新年度を迎えて、ひとつずつ大きくなった5歳児クラスのぞうぐみと4歳児クラスのきりんぐみ。
ぞうぐみの子どもたちはオベリン保育園の中で一番大きいことを自覚し、年下の子どもたちに優しく接したり、お手伝いをしたりしています。そんなぞうぐみを見て、きりんぐみも真似をする姿が多く見られています。
 そんなぞうぐみときりんぐみですが、時には対抗意識を見せ、クラス対抗で「石集めゲーム」をしてどちらが多く石を集められるか総重量を競って盛り上がる姿もありました。


 最初に保育者がはかりを見せると「何かな? 身長をはかるものかな?」「病院でぶら下がっているものじゃない?」と色々考える子どもたち。保育者のヒントを元に、重さを量るものだと分かると、そこからどんどん自分たちで意見を出し、ゲームの内容やルールを考え出していました。その中でチームについて話し合い、昨年度活動してた異年齢の縦割りグループでやろうよと言う意見も出れば、「新しく入ったお友だちもいるからまだその子たちはグループ分からないよね?」と言う意見も出て、最終的には「きりんぐみとぞうぐみに分かれてやろう! それなら新しく入ったお友だちもクラス分かるもんね!」と相手の立場を考えてあげる素敵な場面もありました。


 みんなで納得したところでそれぞれのクラスに分かれました。一つ上のぞうぐみに勝つために一致団結して気合を入れるきりんぐみとどこか余裕を見せるぞうぐみ。



 いざゲームが始まると、すごい勢いで石を拾って集める子どもたち。バケツいっぱいに石を集める子もいれば、ある程度集めると重さが気になって保育者の元までもってくる子もいました。
いよいよ結果発表! 14.0kg対14.7という接戦の末、ぞうぐみの勝ちでした。最後にお互いを認め合って終わることができました。


 
また、異年齢の縦割りグループに分かれてゲームをする機会もありイースターで飾りつけたたまごを使い、いざエッグレースの始まり。

 おたまに乗せたたまごを落とさないように慎重に走るこどもたち。走っている子どもを応援する同じグループの子どもたちにも応援に力が入ります。 きりんぐみもぞうぐみも一丸になって楽しんでいました。
(オベリン保育園 和田隆)