2018年9月10日月曜日

猛暑の夏を楽しもう!太陽で遊ぼう!

幼児クラス 活動報告
 暑かった2018年の夏が終わろうとしています。今年の夏もプールや水でたくさん遊びました。プールや水遊び以外でも、絵の具を使った色水遊びや石鹸を泡立てて遊んだ泡遊びなどで、心地よく遊んで過ごしました。絵の具遊びでは、赤、青、黄の3色の色を使い、色の変化を楽しみました。混ぜる絵の具の量を加減しさまざまな色を作るだけではなく、絵の具の濃淡の違いがおもしろく、水を使って濃くしてみたり薄くしてみたりしながら色の違いを楽しんでいました。
泡遊びでは、できた泡を使ってケーキやジュースなどに見立てて遊びました。スポンジを揉み、空気をたくさん入れると泡立つことを発見して、たくさんの泡を作ることを楽しんでいる子もいました。
 そんな中、暑さを逆手にとり、暑さで遊んでみようということで保育園にあるソーラークッカーを出してみました。太陽に向けてソーラークッカーを置き、保育者と一緒に手を入れてみるとソーラークッカーの中心にそこだけとても熱い場所があることに気がつきました。
「熱い!」とびっくりする子どもたち。「なんで熱いんだろう?」とすぐに疑問を感じていました。すると5歳児クラスの子どもたちが「太陽があたってるからだよ」「太陽の光が集まっているんだよ」といろいろ考え始めていました。
どのくらい温かいのか、水を入れた容器と温度計を用意して試してみることになりました。子どもたちが太陽を確認しながらソーラークッカーの位置や角度を変えて、一番光が当たる場所に置きました。
熱が集まる場所に置いた水は最初冷たく温度も低かったのですが、少し待ってから手を入れてみると「さっきよりあったかい」と触った感触で温かさの違いを感じていました。
次に温度計を確認してみると「さっきより線が伸びてる」と温度の変化に気がつきました。温かいと線が伸びることを伝えると、「やっぱり、あったかくなってるんだね」と目で見ることからも温かさを確認することができました。太陽が建物の向こうに見えなくなっていったので、ソーラークッカーはおしましになりましたが、空を見上げ「太陽ってすごいんだね」と自然の力を感じた子どもたちでした。
オベリン保育園 小泉のぞみ