2019年2月7日木曜日

待ちに待った富士山キャンプ!

2018年度 ぞうぐみ(5歳児クラス)冬キャンプ 1日目報告

楽しみにしていたぞうぐみの富士山冬キャンプがいよいよ始まりました。
朝の集合時には雨が降っていましたが、子どもたちの顔はお天気と正反対。晴れやかな笑顔で登園していました。参加できなかった1名のお友だちのことを思いつつ、雨でも楽しいことはたくさんあるとお祈りをして出かけました。
出発では、お友だちや職員、保護者の方に見送られ、大きなリュックを背負って「いってきます!」と何度も何度も手を振って保育園を出ました。
 1月に入り寒い日が続くと『氷』に興味を持ち始めた子どもたち。どうしたら氷が出来るのか試行錯誤していました。そこで、自然の中で何年もかけて出来た氷を見ようと、山梨県にある鳴沢氷穴に行きました。1年中氷におおわれている洞窟で、内部は平均3度(今日の温度は0度)ととても寒く、急な階段やしゃがまないと通れないところもありました。ちょっとドキドキしながら進んだその先には、太いつららが何本も連なっていたり長方形の形に刻まれた澄んだ氷が重なっていることに子どもたちは大興奮。大自然のすごさを身体で感じていました。洞窟から出ると受付のおじさんに感動を伝えたそうに、でもなんて伝えたらいいのか困ったような顔でしばらくおじさんをみつめたままになっていた子どもたちでした。
 鳴沢氷穴の後は、富士山YMCAで昼食をとり、遊びに行きました。木の実や変わった形の枝や石など様々な物を見つけたり、氷の絵の具作りや水中花ならぬ氷中花作りをしたりしました。どんな風に入れたらきれいに出来るか、どこに置いたら凍るか富士山YMCA にきても試行錯誤する子どもたちでした。
気づけばポツリポツリと降っていた雨も止み、徐々に晴れてきた空を見上げると、みんなを出迎えるように富士山が顔を出していました。富士山YMCA内のどこからでも見える富士山に「富士山はどこから見てもキレイだね」「富士山ついてきてるんじゃない?」「富士山あちこちあるけど。」と一人ひとりが感じたことを話していました。
夕食の後は星空観察へ行きました。日も沈みすっかり暗くなると、空には満天の星が降る注いでいました。あびすけリーダー教わりながら星空を仰ぎ、星の名前や星座について話を聞いたり、天体望遠鏡を覗いて星雲を見たりしました。
 冷えた体もお風呂に入りポカポカになり、一日の最後に振り返りをして、眠りにつきまた。明日は雪遊びとおやつ作りをして楽しい一日にしたいと思います。
オベリン保育園 和田 隆 
大嶋 智子