2019年6月12日水曜日

初めての保育園

乳児クラス 活動報告

5月、初めての保育園にドキドキしていた子どもたちも少しずつ慣れ、友だちに笑いかけたり、好きなおもちゃで遊んだりと、園での生活を楽しむようになってきました。
寝返りや掴まり立ちなど、できることが増え、行動範囲も驚くほど広がりました。

ことり組が遊んでいると、お兄さんやお姉さんが側に来て、「かわいいね」と顔を覗き込みます。頭をなで、「どうぞ」とおもちゃを持ってきて渡してくれます。「あかちゃん」と呼んでいたお兄さんお姉さんたちは、「なまえなに?」と近くにいる保育者に聞き、段々と名前で呼ぶようになりました。
ことり組のお友だちは、そんなお兄さんお姉さんの顔をじっと見つめ、笑っています。
お兄さんお姉さんが持って来たおもちゃで夢中になって遊ぶ子どもたちでした。
お部屋では、ボールや梱包材のトンネルなどに夢中です。「なんだろう」という顔をしてハイハイで近づいたり、手を伸ばしたりしています。
保育者の真似をしてボールを投げたり、トンネルをくぐったりして遊び、「あー」と見つけたものを教えてくれます。
お部屋での遊びも大好きな子どもたちですが、外の心地よさも大好きです。テラスや散歩では温かい日差しや心地良い風を感じ、気持ち良さそうに、にこにこと笑っています。電車が通ると、なんだろうというようにじっと見つめています。
「あー」と言いながら保育者に笑いかけ、まるで、気持ちいいねと教えてくれているようでした。

散歩では、商店街を散歩したり、保育園の駐車場から外の様子を眺めたりしています。飛行機の音や電車の音に耳を澄ましたり、草花をじっと見つめたりしていました。キョロキョロとあたりを見渡し、夢中になっていました。
この二か月で様々な「はじめて」に出会った子どもたち。どんなことを感じたのでしょうか。
これからの一年間で出会う、たくさんの「はじめて」。その一つ一つの瞬間を大切にし、発見や思いに寄り添いながら素敵な経験をしていきたいと思います。

YMCAオベリン保育園 荒井 美穂