【YMCA オベリン保育園】祖父母行事のご報告
今年の祖父母行事は、新型コロナウイルス感染予防の為、子どもたちからおじいちゃん、おばあちゃんにカードを送ることになりました。
“今はなかなか会えないけれど、子どもたちの成長した姿を感じてもらいたい”という願いから子どもたちの手形・足形スタンプでカードを作ることにしました。
乳児クラスでは「おじいちゃん、おばあちゃんいつもありがとう」という思いを込め、手形・足形のスタンプをしました。子どもたちにおじいちゃん、おばあちゃんの話を聞くと「いつも遊んでくれるの」「ご飯一緒に食べたよ」と思い出を話してくれました。りす組の子どもたちは保育者がおじいちゃん、おばあちゃんに伝えたいことを聞き、メッセージを書きました。
カードが完成するとオベリン保育園にあるポストに投函します。「ポストに入れると、郵便屋さんがみんなのカードをおじいちゃん、おばあちゃんに届けてくれるよ」と保育者に教えてもらい、投函しました。自分たちで作ったカードを大切そうに握りしめ、「お願いします」と言って入れている子どももいました。
幼児クラスでは、自分が作りたいカードのデザインをイメージし、その1枚におじいちゃん、おばあちゃんへの思いを詰め込んで作りました。
“元気にしてるかな?” “早く会いたいな!” “また一緒に遊びたい!” “おじいちゃんもおばあちゃんも大好き!” 一人ひとりが自分の思いを形にしていきます。
心を込めて作ったカードを見て「喜んでもらえるかな」「早く届いてほしいな」とワクワクした様子で話します。
「でもこのままじゃ届かないからポストに入れなくっちゃね!」と気が付きました。
そこで、園周辺のポストを調べ、自分の手で投函することにしました。
ポストをみつけると足早に近づきます。ドキドキワクワクの子どもたち。
“ちゃんと届きますように”そんな願いを持って投函しました。
数日後、祖父母のもとに無事届いたことを知るとようやく安心した様子で、嬉しそうに教えてくれました。
今回、例年とは違った形の祖父母行事となりましたが、遠く離れていたり、普段なかなか会うことのできない祖父母の方にもカードを届けることができ、より繋がりを感じられたように思います。
「可愛いカードが届いて嬉しかった」「なかなか会えないので大きくなったことを感じられて嬉しい」という声も聞くことができ、子どもたちだけでなく、私たちも心が温かくなりました。
また、9月16日(水)にはオンラインツールzoomを使用し、祖父母のみなさまにむけて頭や身体を使った体操を行いました。
横浜YMCA健康教育事業の職員がリーダーとなり、指先の体操を始め、頭を使いながら身体を動かしていきます。
少し難しい動きもあり「難しい~」とおしゃる祖父母の方もいましたが、身体を動かしたり、普段顔を合わせることの少ない祖父母同士での交流が持てたりしたことに、少しでもリフレッシュすることができていればと思いました。参加くださったみなさま、ありがとうございました。
このような状況にあるからこそ、人と人との繋がりを大切にしていきたいと強く思いました。今回の活動だけで終わるのではなく、この繋がりを増やし、広げていきたいと思います。
YMCAオベリン保育園 中島、矢崎