2015年2月26日木曜日

今年も子どもたちが待ちに待った3代目オベリン味噌を作りました。
 1月に大豆の畑に行って、大豆の豆だしのお手伝いをさせてもらったので、やる気満々の5歳児ぞう組と4歳児きりん組。


「味噌って何から出来ているの?」と質問すると「バスで行った大豆ー!」。「どうやって作るの?」と質問すると「つぶすー!」「丸めて投げるー!」とぞう組がきりん組に教えてくれていました。


今回は、大豆を洗う前・洗った後・一晩浸けた後・柔らかく煮た大豆の固さや色、大きさや味がどう変化するのかをよーく観察することになったので、それぞれの過程の大豆を少しずつ残しておき、見比べながら作ることにしました。
 
すると子どもたちから「竹のにおいがする」「畳のにおいがする」「長くなった」「色が変わった」「甘い味がする」「なんか懐かしい」等、味噌が出来上がるまでの過程や素材に興味がわいてきたぞう組ときりん組でした。

  みそ作りは、先輩のぞう組のリードがすばらしく、それぞれのグループで話し合いながらスイスイと進み、大豆をつぶす作業では力のないきりん組にぞう組のお兄さんお姉さんが手をかしてつぶす姿やボールが動かないように持ってあげる姿が見られました。

一番楽しかったのはみそ玉作りのようでどのグループも盛り上がっていました。
味噌樽に投げる時に作ったみそ玉を壊したくなくて優しく投げる子や樽から外れてしまい「もう一回!」と何回も投げたりとそれぞれに楽しみながら投げていました。


みその完成は、一年後。
ぞう組は3月で卒園しますが、「1月のおもちつきの日にお味噌食べにきてね。」「うん!」と卒園1年後に「お友だち」と「お味噌」の再会をみんなで約束しました。


 
(担当:伊藤航也)