2015年7月11日土曜日

お米の苗すくすくと成長中の巻

0.009反の田んぼ活動 報告②


6月の田植えから1ヶ月経過した頃は、苗に元気がなくて「ちゃんと育つかな~大丈夫かな~」とみんな心配していました。月曜日の朝、田んぼを見に行くと「あれ?元気になってきた!」と少し葉っぱが増えて、色も緑色になってきました。田んぼを見ながら「お水をいっぱい飲んで元気になったんだね」と話していました。


田んぼの仕事で大切なのは水の管理です。雨が降ったら田んぼにたまった水を減らして、天気がいいと水を入れます。「水は5センチ!」「山ちゃん(給食のお米を作ってくださっている山田さんのこと)はひとりで毎日田んぼのお世話して大変だね」と子どもたちはいろんな思いをもちながら毎日田んぼのお世話を頑張っています。


水をすくっていると黒い虫が泳いでいるのを見つけて「あっ!コガネムシだ!」「こっちにもいた」と昆虫探しがはじまり、他にもトンボやバッタといろいろな生き物が田んぼの周りに集まってきています。


毎日苗を見ていると葉っぱがどんどん増えてきています。この様子のことを「分けつ」と言うそうです。今日はみんなで葉っぱを数えてみようと考えていたのですが「腕より長くなってきたよ」「腰の高さまで伸びたよ」「ぼくの身長より大きくなるかな」と長さに興味があるようなので、今回の観察テーマは「計る!」になりました!


さっそく苗の葉を計ってみると、田植えをした時の苗は15cmくらいだったのが1ヶ月で64㎝と記録更新!定規を立て葉っぱを合わせて「ろくじゅう、いち、にい、さん、しい」と真剣な顔で目もりを数える姿が見られました。


定規だけでなく時計やはかりの数字にも興味がある5歳児ぞう組。いろいろな経験から自然と数字と仲良しになっていくぞう組でした。

(オベリン保育園 伊藤航也)