2016年6月23日木曜日

たのしく、簡単にできる離乳食。

子育て広場事業 離乳食講習会 実施報告

6月2日(木)に地域活動『楽しく簡単に作る離乳食』を行いました。
 保育園の栄養士が講師となり、一人ひとりの子どもの発達に合わせた離乳食の形態や進め方を学ぶ機会を持ちました。

 これから離乳食を始める子や現在進行形で離乳食を進めている子などが参加し、試食や実際に目の前で調理を行いながら進めていきました。
普段は育児に家事にと毎日やることがたくさんあるお母さん方に、いかに楽しく簡単に離乳食を作っていけるかをテーマにしました。
 「炊飯器で大人のお米を炊く時、一緒にお粥を作る方法」、「急須でお出汁ができる」などお手軽な離乳食の作り方を教えてもらい、興味津々のお母さんたち。また、お母さんたちの悩みも様々で「魚が飲み込めなくて……」、「食事の形態を上げるタイミングは?」など相談もありました。そういった悩みに、「保育園ではとろみをつけています」といった工夫の仕方や「歯が生えたり、咀嚼が出来るようになってきたりしたら」などを伝えることで、お母さんたちも頷く姿がありました。
離乳食は食べるために必要となる「噛む練習」をする大切な食事です。嚙む力を身につけることで、脳の発達を促して頭の働きがよくなったり、味覚の形成がされたりします。その為にも月齢や目安にばかりとらわれず、赤ちゃんの口の動かし方にそって、食材の大きさ、硬さ、形態を変えていく必要があります。
そして、何より食べることが楽しいと思える雰囲気が大切です。お子様が小さい大きい関係なく、家族揃って笑顔溢れる中で「食べることって楽しいな」と思えるような食卓を守っていきたいですね。
(オベリン保育園 和田隆)