2016年9月3日土曜日

クラスを飛び越えて。~ひとり一人の成長に寄り添うために~

乳児クラスの保育 活動報告
オベリン保育園乳児クラスでは、発達に応じたグループでの活動を主に行っています。なぜ、クラスではなく発達に応じたグループ活動なのか・・・。それは乳児期というのは月齢によって発達が大きく異なるからです。そのため子どもたちが発達に応じたグループで過ごすことにより、同じ運動や遊びで関わりを持ちながら刺激し合ってほしいという考えでグループ活動を行っています。もちろん、発達によっては子ども達の変動があったり、保育活動の内容によってクラスで活動する事もあります。子ども達の発達を常に見ながら、一人ひとりにあった活動を心がけています。
今年度は4グループに分けて発達にあったグループ活動を進めています。
まずは、一番小さいグループのお友だち「ハイハイよちよちグループ」。
身体の発達は、腹ばい~歩き始めのお友だちです。また、自分でしたいという意欲が高まり友だちや大人の真似を何でもしてみようとしたり、自己主張も少しずつ強くなってきます。
ハイハイよちよちグループでは喃語や発語も増え、保育者と歌を歌ったり手遊びをしたりする事が大好きです。
次は「あんよグループ」。
こちらのグループは見ての通り、安定した歩行ができ、また、保育者や友だちと手を繋ぐことも喜んでいます。心の発達は、何でも自分の思いをストレートに押し通そうとする姿があります。また、友だちがしていることに興味を持ち、真似て遊ぶ姿もあります。
あんよグループは、探索や水遊びなど、身体を動かすことが本当に大好きです。大好きな体操は「動物体操」!!なりきって踊っています。
次は「とことこグループ」。
身体の発達は、足裏全体を使って走ることが出来たり、友だちと手を繋いで散歩をしたりすることができます。「やだ!」「自分で」という自我の芽生えも強くなり何でも自分でチャレンジしようとします。「お片づけしよう」「やだ(まだあそびたいなあ)」という感じです。
散歩に行くと「○○ちゃんと手を繋ぐ!」という主張も出てきています。
一番最後のグループは、乳児で一番大きいグループ「ダッシュグループ」です。
ダッシュグループの特徴としましては、全身を使って走ったり跳んだり登ったりします。また、指先も器用になり「ちぎる・丸める」ということが楽しくなり、粘土遊びが大好きなダッシュグループです。集団での生活が少しずつ身につき、簡単な約束も守れるようになってきています。最近ではお散歩での約束をみんなで確認し、お散歩を楽しめるようにもなってきています。
このように、グループ毎に子どもひとり一人の成長に寄り添い教育・保育活動を行っています。今後もグループ活動は続いていきますのでグループでの活動はブログにて報告させていただきます。
(オベリン保育園 岡﨑あゆみ)