2016年10月17日月曜日

身体も脳もいきいきと!~孫育て応援企画~

子育て広場事業 コグニサイズ 実施報告
10月13日(木)に祖父母を対象とした『コグニサイズ』を行いました。子育てには親御さんだけでなく、おじいちゃんとおばあちゃんのご協力も必要です。おじいちゃん、おばあちゃんがいつまでも健康で元気に孫育てが出来るために保育園としてどんなご協力が出来るのだろうと考え、今回の『コグニサイズ』を企画しました。

『コグニサイズ』…認知症予防を目的とした体操で、英語のcognition(認知)とexercise(体操)を組み合わせての名前になっています。

 講師には、YMCA学院講師の金山桂先生とYMCA健康福祉専門学校スタッフを招いて楽しく体操を行いました。
65歳以上で認知症になる割合が10人中4人といわれています。では認知症にならない6人になるためには、どうすれば良いかというお話しから始まりました。

人間の脳は試行錯誤すると喜ぶそうで、コグニサイズでは足や手を動かしながら、脳を使った課題を行うことで試行錯誤し認知機能の向上を図ることが目的となっています。
両足を閉じた状態から左右交互に数をかぞえながら開き、5の倍数で手拍子したり、慣れてきたところで数字の代わりに野菜を言ったりして楽しく体操を行いました。

 時には間違えたり言葉が出てこないこともありましたが、それは悪いことではなく、思い出そうとする、考えようとする機会を持つことが大事なのだと金山先生はおっしゃっていました。
途中からは2人1組で身体を動かしつつ、しりとりをしたり輪になってみんなで課題を行ったりしました。
 最初は「コグニサイズとはどんなものなんだろう?」と緊張気味で参加されていたおじいちゃん、おばあちゃんも段々とにこやかなり、楽しく又健康的な時間を一緒に過ごすことが出来ました。
今後は地域のおじいちゃん・おばあちゃんも交えて継続的に開催出来ればと思っています。今回参加出来なかった方、ぜひ次回はご参加ください。
(オベリン保育園 和田隆)